2026年9月後半(15日〜30日)にスタートする韓国、中国ドラマのBS・CS番組をリストアップしました。
新しいものから、懐かしい作品まで、個人的に気になっている作品をピックアップして紹介します。
あなたのお気に入りの作品と出会えますように。
◉9月後半スタートの放送作品
ドラマ
🆕= 日本初放送
| 放送日 | 時間 | 作品名 | 放送局 |
|---|---|---|---|
| 9/15 | 3:30 | 昼と夜 | TBSch1 |
| 9/15 | 8:50 | 天上の約束 | KBS World |
| 9/15 | 11:30 | ガウス電子~僕らの恋愛マニュアル~ | KNTV |
| 9/15 | 12:00 | 私が死ぬ一週間前 | 衛星劇場 |
| 9/16 | 7:20 | 監査します | フジTWO |
| 9/16 | 23:20 | キマイラ | KBS World |
| 9/17 | 11:30 | 仮面の王イ・ソン | アジドラ |
| 9/18 | 12:00 | ユミの細胞たち3 | LaLaTV |
| 9/18 | 15:30 | 復讐代行人~模範タクシー~ | アジドラ |
| 9/18 | 23:00 | サロン・ド・ホームズ | 衛星劇場 |
| 9/20 | 6:00 | 復習の渦~因縁の父娘~ | 衛星劇場 |
| 9/20 | 14:00 | ヤクザの俺が高校生になった | LaLaTV |
| 9/21 | 15:30 | ミストレス~愛に惑う女たち~ | LaLaTV |
| 9/22 | 0:00 | 🆕 命を懸けし者たち(中国) | Ch銀河 |
| 9/22 | 0:15 | パク・ハギョンの旅行記 | ホームドラマch |
| 9/22 | 10:30 | 会社員たち | 衛星劇場 |
| 9/22 | 12:50 | 7人の脱出 | フジTWO |
| 9/22 | 14:55 | IRIS-アイリス- | テレ朝ch1 |
| 9/23 | 10:05 | 善意の競争 | フジTWO |
| 9/23 | 16:00 | 財閥家の末息子~Reborn Rich~ | 日テレ+ |
| 9/23 | 17:00 | 女王の家 | BS10 |
| 9/23 | 22:00 | 医師ヨハン | アジドラ |
| 9/23 | 23:00 | INTHESOOPフレンドケーション | TBSch1 |
| 9/24 | 9:30 | 悪魔判事 | アジドラ |
| 9/25 | 0:15 | こんなに親切な裏切り者 | ホームドラマch |
| 9/25 | 8:30 | 死の賛美 | WOWOW |
| 9/23 | 1:15 | カマキリ PG12指定 | WOWOW |
| 9/26 | 8:00 | 悪人伝記 | LaLaTV |
| 9/26 | 11:00 | プレーヤー2~彼らの戦争~ | アジドラ |
| 9/27 | 5:15 | 財閥✕刑事シーズン1 一挙放送 | Dlife |
| 9/27 | 22:00 | 風の国 | Ch銀河 |
| 9/28 | 14:00 | 私の期限は49日 | ホームドラマch |
| 9/28 | 15:35 | 軍検事ドーベルマン | KNTV |
| 9/28 | 22:00 | 溥儀の料理番~紫禁城 最後の日々 | 日テレ+ |
| 9/29 | 8:30 | シークレット・ブティック | KNTV |
| 9/29 | 17:45 | カーテンコール | 日テレ+ |
| 9/30 | 0:00 | グッド・ドクター | アジドラ |
| 9/30 | 14:55 | ストーブリーグ | テレ朝ch1 |
| 9/30 | 15:20 | 于氏王后(うしおうこう)一挙放送 | フジTWO |
| 9/30 | 23:00 | YOUR HONOR ~許されざる判事 | 衛星劇場 |
映画 Ⓟ=PG12指定 Ⓡ=R15+指定、R18+指定
| 放送日 | 時間 | 作品名 | 放送局 |
|---|---|---|---|
| 9/16 | 18:46 | KCIA南山の部長たち Ⓟ(2020年) | ムービー+ |
| 9/16 | 21:00 | ソウルの春 Ⓟ(2023年) | ムービー+ |
| 9/16 | 23:30 | 1987、ある闘いの真実(2017年) | ムービー+ |
| 9/17 | 13:05 | 工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 Ⓟ(2018年) | ザ・シネマ |
| 9/18 | 0:00 | グリーン・フィッシュ(1997年) | ザ・シネマ |
| 9/18 | 6:15 | 悪いやつら Ⓡ(2012年) | WOWOW |
| 9/18 | 11:30 | テロ、ライブ(2013年)Ⓟ | KBS World |
| 9/18 | 23:30 | メソッド(2017年) | LaLaTV |
| 9/19 | 14:30 | 最後まで行くⓅ(2014年) | KNTV |
| 9/19 | 22:30 | 勇敢な市民Ⓟ(2023年) | アジドラ |
| 9/20 | 4:00 | トガニ 幼き瞳の告発 Ⓡ(2011年) | Dlife |
| 9/20 | 6:20 | 王になった男 Ⓟ(2019年) | Dlife |
| 9/22 | 6:30 | アイリス-THE LAST-(2010年) | Dlife |
| 9/22 | 23:30 | ハナ 奇跡の46日間(2012年) | LaLaTV |
| 9/24 | 20:00 | 消防士2001年、闘いの真実(2024年) | KNTV |
| 9/25 | 1:25 | 悪の偶像 Ⓡ(2019年) | ザ・シネマ |
| 9/25 | 23:30 | ソウルメイト(2016年) | KBS World |
| 9/25 | 23:30 | ウンギョ 青い蜜 Ⓡ(2012年) | LaLaTV |
| 9/26 | 14:25 | シュリ デジタルリマスター版 Ⓟ(1999年) | ザ・シネマ |
| 9/26 | 14:30 | 潔白 Ⓟ(2011年) | KNTV |
| 9/27 | 5:00 | 僕にはとても大切な君 Ⓟ(2021年) | アジドラ |
| 9/28 | 1:45 | 悪女/AKUJOⓇ(2017年) | ザ・シネマ |
| 9/28 | 17:00 | 層間騒音(2024年) | WOWOW |
| 9/28 | 23:30 | 銀幕の友(2022年) | LaLaTV |
| 9/30 | 17:20 | シークレット・メロディ(2025年) | WOWOW |
◉9月後半のピックアップ作品(ドラマ&映画)
『天上の約束』(2016年)
幼い頃に母を事故で亡くし、苦難を乗り越えて明るく育ったイ・ナヨン(イ・ユリ)は、長年支え続けた恋人カン・テジュン(ソ・ジュニョン)との間に子ども(セビョル)をもうけ、幸せな家庭を夢見ていた。しかし、貧しい環境から抜け出したいテジュンは、大企業ペクドグループの孫娘チャン・セジン(パク・ハナ)に心変わりし、ナヨンを裏切って捨ててしまう。さらに、ナヨンはペクドグループの隠された陰謀に巻き込まれ、すべてを奪われた末に命の危機に瀕することに。彼女の死後、瓜二つの容姿を持つ正義感あふれる週刊誌記者ペク・ドヒ(イ・ユリ)が現れ、ナヨンとして、あるいはドヒとして、冷酷な者たちへ復讐の牙を剥いていく。
「出生の秘密」「親世代からの悪縁」「事故」「記憶喪失」「裏切り」といった、韓流ドロドロ愛憎劇の要素がこれでもかと詰め込まれており、まさに王道マクチャンドラマならではのジェットコースターが展開される。
初回放送から同時間帯の視聴率1位を記録するなど、最高視聴率は22.3%を叩き出すなど連日大きな話題となったドラマ。主演のイ・ユリが「2016 KBS演技大賞」にて連続ドラマ部門の優秀演技賞を受賞している。
放送日:9月15日(火) 時間:8:50 放送局:KBS World
出演:イ・ユリ、ソ・ジュニョン、ソン・ジョンホ、パク・ハナ、他
『仮面の王 イ・ソン』(2017年)
18世紀の朝鮮王朝、国を裏で牛耳る秘密結社「辺首会(ピョンス会)」は、水資源と毒草の栽培と販売を独占し、民を苦しめながら王座すらも操っていた。王の息子として生まれた世子イ・ソン(ユ・スンホ)は、辺首会に命を狙われていたため、生まれた時から仮面をつけさせられる運命を背負っていた。自分の仮面の秘密を解くために王宮を抜け出したイ・ソンは、前王の忠臣であった父ハン・ギュホ(チョン・ノミン)の娘ハン・カウン(キム・ソヒョン)と、同じ名前を持つ貧しい青年イソン(キム・ミョンス)に出会う。その運命的な出会いをきっかけに、イ・ソンは自らの正体を隠し、彼の代わりに庶民のイソンを王の影武者として王宮に立たせ、辺首会の陰謀を暴こうと決意する。それは、二人の関係を大きく変えて行くことになる。
のユ・スンホとヒロインのキム・ソヒョンは、どちらも幼少期から活躍してきた「国民の弟・妹」的な存在であり、本作での息の合った美しいロマンス演技が「お似合いのカップル」として大きな称賛を集めた。
また、初めて時代劇に挑戦したアイドルグループ「INFINITE」のメンバーエル(キム・ミョンス)は、王の影武者として生きる苦悩とカウンへの叶わぬ恋慕を熱演し、演技派俳優としての評価を大きく高めた。
2017年MBC演技大賞の演技大賞でユ・スンホがミニシリーズ部門の男性最優秀演技賞を受賞したほか、キム・ミョンスが男性人気賞と最高のキャラクター賞(闘魂演技賞)の2冠、キム・ソヒョンが女性人気賞を受賞するなど、計4部門に輝いた。
放送日:9月17日(木) 時間:11:30 放送局:アジアドラマチックTV
出演:ユ・スンホ、キム・ソヒョン、キム・ミョンス、ホ・ジュノ、他
『命を懸けし者たち』(中国/2025年)
中国の作家・陸春吾(ルー・チュンウー)による小説『一生悬命』を原作とした、サスペンスドラマ。
強風が吹き抜ける海沿い。ニー・シャンドン(ホアン・シュエン)は、兄弟分であるツァオ・シャオジュン(リー・ゴンシー)から頼まれ、大きな木箱を山中の廃屋へと車で運びだす。しかし、指示された通りに箱を開けたところ、中から出てきたのは血まみれになったツァオ・シャオジュン自身の遺体だった。時を同じくして、ある集合住宅の排水管からも毛髪や耳の一部が発見され、警察はバラバラ殺人事件として捜査を開始。ベテラン刑事のモン・チャオ(ジャン・ジョーホワ)と新人刑事の童浩トン・ハオ(シュー・アオジュン)がコンビを組み、北方の海岸から南方の密林へと奔走しながら、事件の背後に隠された男女の10年以上にわたる複雑な感情と運命の糸を解き明かしていく。
「親友に頼まれて運んだ木箱の中に、その親友の死体が入っていた」という、衝撃的なシーンからサスペンスとしての高い求心力が最大の魅力。『風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~』のホアン・シュエンをはじめ、『ロング・シーズン 長く遠い殺人』のリー・ゴンシー、『繁城の殺人 ~大明に蠢く闇~』のバイ・ユーファンといった、演技力に定評のある人気実力派俳優が集結。登場人物たちの歪んだ関係性や、10余年の歳月の中で狂わされた人生の機微を生々しく表現して
人間の生々しい欲望や逃れられない宿命を描いた陸春吾の原作小説『一生悬命』の世界観を忠実に、かつドラマならではの群像劇として再構築し、視聴者の間で緻密な心理描写が話題となった。
放送日:9月22日(火) 時間:0:00 放送局:チャンネル銀河
出演:ホアン・シュエン、リー・ゴンシー、ジャン・ジョーホワ、バイ・ユーファン、他
『会社員たち』(2025年)
韓国の動画配信サービス「Coupang Play」で配信された、シットコム仕立ての新感覚リアルオフィスバラエティ。
人気コメディ番組『SNL KOREA』のリブート版を手掛けた制作陣が再集結し、危機に瀕した中小マーケティング企業「DY企画」を舞台に、一癖も二癖もある従業員たちが繰り広げるリアルでシュールな職場生存記を描いている。毎話登場する豪華ゲストの悩みを、ウィットに富んだ会社員たちが解決(あるいは引っかき回す)していく。
広告会社「DY企画」の代表としてシン・ドンヨプ、クセの強い上司・部長役にキム・ミンギョ、強烈なキャラクターで職場をかき乱すバツイチ女性課長にイ・スジなど、シニア世代、中堅、そしてMZ世代(主に20代〜30代の若者層)の若手社員たちが入り交じるオフィスでの、絶妙にリアルで痛烈な風刺を利かせたコントやアドリブ劇が展開される。
俳優やアスリート、さらには国境を越えて日本のタレントまでがゲストとして来社する。ドラマや映画では見られないリラックスした、あるいはシュールな状況に放り込まれたゲスト陣が、韓国のディープな「会食文化」に適応したり、ミームチャレンジに挑戦したりする姿が大きな見どころ。
ゲストとしてヘリ(Girl’s Day)、コ・ス、チェ・ジウ、カン・ハヌル、日本からは秋山成勲に加え、俳優の松重豊が出演している。
日本のドラマ『孤独のグルメ』などを通じて韓国でも高い知名度を誇る松重豊がゲスト出演した際には、韓国の独特な会食の場で社員たちから突拍子もない質問を投げかけられたり、アイドルダンスのミームに挑戦したりする姿が放送され、日韓両国で大きな注目を集めた。
放送日:9月22日(火) 時間:10:30 放送局:衛星劇場
出演:シン・ドンヨプ、キム・ミンギョ、ゲスト:チェ・ジウ、カン・ハヌル、松重豊、他
『財閥家の末息子~Reborn Rich~』(2022年)
2022年に韓国のJTBCで放送された、ファンタジー要素を盛り込んだ大ヒット復讐・経済サスペンスドラマ。原作はサンギョンが書いた大ヒットウェブ小説。
スニャングループに人生を捧げながらも、裏金持ち逃げの濡れ衣を着せられて無残に殺害された忠実な秘書ユン・ヒョンウ(ソン・ジュンギ)。しかし、彼が意識を取り戻したとき、そこは1987年の韓国であり、自分は自分を殺したスニャン家の冷酷な総帥チン・チョルチャン会長(イ・ソンミン)の孫、チン・ドジュン(ソン・ジュンギ)の体に乗り移っていた。前世の記憶と未来の経済知識(大統領選、ITバブル、不動産開発など)をすべて持ったまま生まれ変わったヒョンウは、ドジュンの姿を利用して、スニャン一族を内部から崩壊させ、最終的にグループの頂点を乗っ取るための壮大な復讐ゲームを開始する。
1980年代から現代にかけての韓国経済の変遷が、ドラマの背景として描かれ、財閥の台頭や、アジア通貨危機といった出来事が、物語に深みを与えている。
スニャングループの会長チン・ヤンチョル役のイ・ソンミンは、年齢よりもさらに老けて見える特殊メイク、話し方・歩き方・目線の動かし方まで、リアルな高齢者の重厚感が見事に表現されている。怒鳴ることのない静かな威圧感は大賞を取るにふさわしい演技力で、共演したソン・ジュンギもインタビューで「イ・ソンミン先輩の隣にいるだけで自然と緊張感が生まれる。彼がシーンに入ると、空気が変わるんです。」と言っている。ドジュンの転生によって、韓国経済の歴史的な出来事を見れるのもこのドラマの重要なポイントで、日本人にも、懐かしく感じる場面もある。
ドラマは、初回から右肩上がりに視聴率を伸ばし、最終回ではJTBC歴代ドラマ史上でもトップクラスとなる最高視聴率26.9%を記録。ケーブルテレビチャンネルとしては異例の社会現象級の大ヒットとなった。
「第59回百想芸術大賞」にて、圧倒的な怪演を見せたチン・チョルチャン役のイ・ソンミンがTV部門の男性最優秀演技賞を受賞。2022年 SBS演技大賞大賞をイ・ソンミン、最優秀演技賞にソン・ジュンギが受賞。「2023 放送通信委員会放送大賞」で最高賞にあたる最優秀賞を受賞。また「第51回国際エミー賞」のテレビ映画・ミニシリーズ部門にも最終ノミネートを果たした。
放送日:9月23日(水) 時間:16:00 放送局:日テレプラス
出演:ソン・ジュンギ、イ・ソンミン、シン・ヒョンビン、ユン・ジェムン、チョ・ハンチョル、他
『カマキリ』(2025年)<PG12>
フランスの人気ドラマ『La Mante(ラ・モント)』を原作とした、韓国の犯罪サスペンスドラマ。
20年前、5人の男性を残虐な手口で殺害し、「カマキリ」という異名で恐れられた女性連続殺人犯チョン・イシン(コ・ヒョンジョン)。彼女は長年刑務所に収監されていたが、ある日、彼女の犯行を手本にしたかのような「模倣犯」による連続殺人事件が発生する。事件を解決するため、警察官となったイシンの息子チャ・スヨル(チャン・ドンユン)は、長年母を激しく恨みながらも、犯人を捕らえるためにやむを得ず彼女と接触し、共に捜査へと乗り出す。
メイクと抑えた演技で、冷徹な狂気を漂わせる連続殺人犯イシンを演じたコ・ヒョンジョンの存在感が圧倒的。母でありながら最悪の殺人鬼でもある人物と、母を憎む警察官の息子という、母子の愛憎・心理戦が見どころ。
放送時には高い話題性を呼び、同年の「SBS演技大賞」のミニシリーズ(ジャンル/アクション部門)にて、主演のコ・ヒョンジョンが女性最優秀演技賞を受賞したほか、チャン・ドンユンが男性優秀演技賞、ハン・ドンヒが女性助演賞を受賞するなど、計4冠に輝く高い評価を受けた。
フランス原案の優れたサスペンス脚本と、コ・ヒョンジョンとチャン・ドンユンの実力派の共演が話題を呼び、韓国国内の放送とほぼ同時に「U-NEXT」などを通じて日本を含むアジア圏や世界各国へリアルタイム配信され、緊迫感のある心理描写やスピーディーな展開が、韓流スリラーファンから高い評価を集めた。
放送日:9月23日(水) 時間:1:15 放送局:WOWOW
出演:コ・ヒョンジョン、チャン・ドンユン、ハン・ドンヒ、チョ・ソンハ、イエル、他
『悪人伝記』(2023年)
生計を立てるため、刑務所に赴いては犯罪者たちに営業をかけて小さな仕事を得ていた弁護士のハン・ドンス(シン・ハギュン)。ある日、異母兄弟であるボムジェ(シン・ジェハ)の紹介で、暴力団組織「ユソン派」のナンバー2であるソ・ドヨン(キム・ヨングァン)と面会する。元野球選手の過去を持ち、狂気と冷酷さを併せ持つドヨンからの怪しげな依頼を引き受けてしまったことから、ドンスは逃れられない犯罪の渦へと巻き込まれていく。最初は恐怖に怯えながらも、心の奥に潜んでいた欲望や復讐心が刺激されたことで、ドンスは徐々に一線を越え、ドヨンをもしのぐようなダークな側面を覗かせながら、予測不能な心理戦と権力争いに身を投じていく。
最初は気弱で正義感や日常を守ろうとしていた普通の弁護士ドンスが、極限の状況やドヨンとの心理的な駆け引きを経て、目の色を変えていく過程が圧巻です。シン・ハギュンが魅せる「静かな狂気」と、善と悪の境界線が崩れていく恐怖がリアルに描かれている。
怪演に定評のあるベテラン演技派シン・ハギュンと、これまでの爽やかなイメージを覆すダークで不気味な狂気を表現したキム・ヨングァンという、実力派2人のぶつかり合いが韓国国内外のドラマファンの間で高く評価され、特にキム・ヨングァンが醸し出す、何を考えているか分からない残虐さと色気が大きな話題となった。
放送日:9月26日(木) 時間:8:00 放送局:LaLaTV
出演:シン・ハギュン、キム・ヨングァン、シン・ジェハ、他
『私の期限は49日』(2011年)
結婚を間近に控え、幸せの絶頂にいたお嬢様のシン・ジヒョン(ナム・ギュリ)。しかし、不慮の交通事故に遭い、魂が肉体を離れた幽霊になってしまう。何としても生き帰りたいジヒョン、迎えに来たスケジューラー(死者ガイド/チョン・イル)から告げられた条件は、「49日以内に、血縁者を除いた自分を心から愛する3人の涙を得ること」だった。蘇生を果たすため、ジヒョンは人生に絶望して生きる女性ソン・イギョン(イ・ヨウォン)の体に憑依し、婚約者や友人たちの隠された裏切り、そして自分を密かに想い続けてくれていた高校の同級生ハン・カン(チョ・ヒョンジェ)の存在に気づいていく。
信じていた人々の裏切りや、人間関係の儚さと温かさ、後半に進むにつれて明かされる、登場人物たちの過去の縁や切ない真実が描かれている。
おっとりしたジヒョンの人格が冷めたイギョンの体を動かすときのコミカルなズレや、チョン・イル演じる、これまでの死神像を覆すお洒落でチャーミングな「スケジューラー」の存在も大きな魅力。チョン・イル演じるスケジューラーのテーマ曲や、悲しげなメロディが印象的なOST(Naviの「不滅の愛」やソ・ヒョンジンの「レモネード」など)がドラマの切なさを引き立て、当時音楽チャートでも大きな話題となった。
放送日:9月17日(木) 時間:11:30 放送局:アジアドラマチックTV
出演:イ・ヨウォン、ナム・ギュリ、チョン・イル、チョ・ヒョンジェ、ソ・ジヒェ、他
『グリーン・フィッシュ』 4Kレストア(1997年)
軍隊を満期除隊し、家族が待つ故郷へ帰る汽車に乗っていたマクトン(ハン・ソッキュ)。その車内で、風に飛ばされてきたひとりの女性の赤いスカーフが彼の顔を覆う。その女性ミエ(シム・ヘジン)と駅で言葉を交わさず別れたものの、のちにソウルのナイトクラブで彼女と再会する。ミエは新興ヤクザのボスであるペ・テゴン(ムン・ソングン)の愛人だった。 家族の生活を支えるため、そして行き場のない焦燥感から、マクトンはミエの紹介でテゴンの組織に出入りするようになる。持ち前の度胸と忠実さでテゴンに気に入られ、裏社会で頭角を現していくマクトンだったが、ボスであるテゴンを恐れながらも、彼の愛人であるミエに密かな恋心を抱くようになり、組織間の激しい抗争と逃れられない破滅の渦へと巻き込まれていく。
のちに『オアシス』や『バーニング 劇場版』などを手掛ける名匠イ・チャンドンが、1990年代当時の韓国における急速なニュータウン開発(郊外の変貌)と、それに伴う家族の崩壊、人間の無力感をリアルに描き出している。
単なるヤクザ映画ではなく、かつて温かかった家族の絆を取り戻したいと願う青年の純粋さと、暴力の世界の残酷さとのギャップが強烈。タイトルの「緑の魚」(マクトンのセリフ)が象徴する、誰もが心に抱く「手の届かない理想や故郷への郷愁」が重く心に響く作品。
新人監督のデビュー作でありながら、青龍映画賞や百想芸術大賞、韓国映画評論家協会賞などで作品賞をはじめとする主要部門を受賞し、韓国映画界に衝撃を与えた。また、のちに名優として知られるソン・ガンホなども端役で出演しており、細部まで見どころが多い作品。
放送日:9月18日(金) 時間:0:00 放送局:ザ・シネマ
出演:ハン・ソッキュ、シム・ヘジン、ムン・ソングン、ユン・ジェムン、他
『勇敢な市民』<PG-12>(2011年)
ソ・シミン(シン・ヘソン)は、念願の「正規雇用の教師」の座を狙い、校内のトラブルには一切関わらないよう息を潜めて生きる非正規雇用の高校教師。しかし彼女の本当の姿は、かつてボクシングのオリンピック候補として将来を嘱望され、数々の格闘技をマスターした圧倒的な実力を持つ元ファイターだった。 ある日、彼女が赴任した学校は、権力を持つ親を背景にやりたい放題の生徒ハン・スガン(イ・ジュニョン)による暴力と恐怖に支配されていた。スガンの理不尽な暴力が、無力な生徒やその家族にまで及び、限界を超えた怒りを抱いたシミンは、自身の正体(教師の身分)を隠すために「猫のマスク」を装着する。不条理な暴力で校内を牛耳るスガン一味を成敗するため、彼女の反撃が始まる。
韓国の深刻な社会問題である「スクールカースト」や「権力者のいじめ」をテーマにしつつも、鬱屈した空気を吹き飛ばすようなエンタメ性とコミカルな演出が組み合わさっており、最後まで一気に楽しめる勧善懲悪のストーリー。
ドラマ『哲仁王后〜俺がクイーン!?〜』などで知られるシン・ヘソンが、本作で初の本格的なアクション演技に挑戦。長身を活かしたキレのあるハイキックや、痛快な打撃アクションをスタントなしの熱量でこなし、悪党を次々とぶっ飛ばしていく姿が爽快。シン・ヘソンは、撮影の数ヶ月前からアクションスクールに通い詰め、基礎体力作りからキックボクシングの特訓まで重ねて撮影に挑んでいる。
また、冷酷非道で救いようのない悪役を演じたイ・ジュニョン(元U-KISS)の狂気に満ちた演技が、「本当に憎たらしいほど上手い」と話題を呼んだ。
放送日:9月19日(土) 時間:22:30 放送局:アジアドラマチックTV
出演:シン・ヘソン、イ・ジュニョン、パク・ジョンウ、パク・ヒョックォン、他
『トガニ 幼き瞳の告発』(2011年)
2000年代初頭に韓国の聴覚障害者学校で実際に起きた児童虐待・性的暴行事件を基にした、コン・ジヨンの同名ベストセラー小説を原作とする社会派サスペンス映画。
美術教師のカン・インホ(コン・ユ)は、仕事を得るため霧深い田舎町・ジンジュにある聴覚障害者学校「仁愛(インエ)学園」に赴任する。しかし、赴任直後から学校全体に漂う異様な不穏さに気づく。生徒たちはどこか怯えており、校内では子どもたちの悲鳴や暴力が隠されていた。ある日、インホは温厚に見える校長や教師たちが、無抵抗な障害を持つ子どもたちに対して日常的に暴行や性的虐待を行っているという、残酷な真実を知る。憤慨したインホは、人権センターで働くソ・ユジン(チョン・ユミ)と共に、子どもたちを守り、隠蔽され続けてきた罪を裁くため、巨大な権力と学校の闇に立ち向かう。
軍服役中に兵役の慰問としてこの原作小説を読んだコン・ユが、その内容に大きな衝撃を受け、「この事実を世の中に広く伝えなければならない」と除隊後に自ら映画化に向けて動き出したという背景がある。
映画公開後、あまりの衝撃と怒りから韓国社会全体で世論が沸騰し、国民的議論に発展する。その結果、政治や警察をも動かし、障害者や未成年者に対する性暴力犯罪の処罰を大幅に強化する法律(通称:トガニ法)が国会で可決・改正されるという、韓国映画史上類を見ないほどの社会的変化を引き起こした。
放送日:9月20日(日) 時間:4:00 放送局:Dlife
出演:コン・ユ、チョン・ユミ、チャン・グァン(1人2役)、キム・ヒョンス、他
1.放送日時及び内容は編成の都合により、予告なく変更になる場合があります。
2.放送内容は2026年9月現在のものです。
3.放送終了後でも動画配信サービス(VOD/ビデオ・オン・デマンド)で視聴できる作品もあります。
配信状況は時期により変わるため、公式サービスをご確認ください。