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2026年 10月後半スタート CS/BS韓国ドラマ&映画

2026年10月後半(15日〜30日)にスタートする韓国、中国ドラマのBS・CS番組をリストアップしました。
新しいものから、懐かしい作品まで、個人的に気になっている作品をピックアップして紹介します。
あなたのお気に入りの作品と出会えますように。

◉10月後半スタートの放送作品

ドラマ

放送日時間作品名放送局
10/1520:00唐朝詭事録 外伝 -長安奇譚-WOWOW
10/1617:00宮廷女官チャングムの誓いBS日テレ
10/1620:00親愛なるXWOWOW
10/171:15高麗契丹戦争フジTWO
10/177:00悪鬼KNTV
10/187:00第4次恋愛革命~出会いはエラ:恋はアップデートーKNTV
10/192:45運の悪い日フジNEXT
10/197:35大王世宗KBS World
10/199:30青春ウォルダム 呪われた王宮アジドラ
10/1920:45危険な約束アジドラ
10/2011:30上流社会アジドラ
10/2011:45哲仁王后〜俺がクイーン!?メーテレNEXT
10/2015:35おっさんずX(危機) 崖っぷち男の大逆転KNTV
10/216:15FACE ME衛星劇場
10/218:30操作~隠された真実KNTV
10/219:58とにかく熱く掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子~BSフジ
10/2113:00先輩、その口紅塗らないでメーテレNEXT
10/2113:30ショーウィンドウ:女王の家アジドラ
10/2117:45スカイキャッスル日テレプラス
10/2122:00欲望の罠KBS World
10/2212:00智異山<チリサン>~君へのシグナル~LaLaTV
10/2215:15ヘチ 王座への道ホームドラマch
10/2323:00今日のウェブトゥーン衛星劇場
10/2510:00我が家~嘘のかけら~フジTWO
10/2516:15親切なソンジェさんホームドラマch
10/2520:00ダリとカムジャタン~真逆な二人~アジドラ
10/2520:00熱血司祭2KNTV
10/267:00私の完璧な結婚ホームドラマCh
10/2713:50コーヒープリンス1号店テレ朝Ch1
10/280:00于氏王后(うしおうこう)フジTWO
10/2815:35キム課長とソ理事~Bravo!Your Life~KNTV
10/2820:00完璧な家族ホームドラマCh
10/298:30スピリット・フィンガーズWOWOW
10/2914:00ライディング人生ホームドラマCh
10/301:10たったひとりの私の見方フジTWO
10/3013:40麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~テレ朝ch1
10/3016:55シンデレラゲーム~偽りの母娘~BS11
10/310:15ストーブリーグテレ朝ch1

映画 Ⓟ=PG12指定 Ⓡ=R15+指定、R18+指定

放送日時間作品名放送局
10/156:15プロット 殺人設計者(2024年)WOWOW
10/1520:00国家が破産する日(2018年)KNTV
10/1623:30ソウルメイト Ⓟ(2018年)KBS World
10/1623:30親切なクムジャさんⓇ(2005年)LaLaTV
10/171:45食われる家族(2020年)ザ・シネマ
10/172:55愛に奉仕せよⓇ(2022年)WOWOW+
10/1714:30金の亡者たち(2019年)KNTV
10/181:30悪の偶像(2019年)ザ・シネマ
10/1817:35無双の鉄拳(2018年)ザ・シネマ
10/2116:00守護教師(2018年)ザ・シネマ
10/242:10チェイサー Ⓡ(2018年)WOWOW
10/2516:20ワンドゥギ(2018年)KNTV
10/2623:30誰にでも秘密はある(2004年)LaLaTV
10/2723:30熱烈(2023年)LaLaTV
10/2920:00傷だらけの二人(2014年)KNTV
10/2923:30お料理帖~息子に遺す記憶のレシピ~(2017年)LaLaTV
10/3013:00国際市場で逢いましょう(2014年)フジTWO
10/3023:30猟奇的な彼女(2001年)LaLaTV
10/311:45銀幕の友(2025年)LaLaTV

◉10月後半のピックアップ作品(ドラマ&映画)

『宮廷女官チャングムの誓い』(2003年)

朝鮮王朝時代を舞台に、理不尽な運命に翻弄されながらも、母の遺志を継いで宮廷料理人から王宮初の女性御医へと上り詰めた実在の女性・チャングム(長今)の波乱万丈な生涯を描いた大河ドラマ。韓国では最高視聴率 57.8% という驚異的な数字を記録し、日本をはじめ世界中で爆発的な韓流ブームを巻き起こした。

前半の大きな軸となる「水刺間(スラッカン/宮廷の厨房)」時代の色鮮やかな韓国の宮廷料理の数々や、当時の食文化、知恵が詰まった調理シーンは見ていてお腹が空くほど魅力的。

前半は宮廷料理人としてのサクセスストーリーや権力闘争が描かれるが、中盤以降は過酷な流刑生活を経て「医女(イニョ) 」となり、病に立ち向かう医療ドラマの側面へと大きくシフトする。この二度の展開によって、理不尽な陰謀や裏切りによって何度も絶望の淵に立たされながらも、探究心と学びへの情熱で道を切り開いていく彼女の姿は、最後まで飽きさせない感動のドラマ。

特に子役時代のチャングム(クォン・オヒョン演じる幼少期や、少女時代を演じたチョ・ジョンウン)とハン尚宮(ヤン・ミギョン)の出会いから、大人になってからの師弟愛へのつながりは、このドラマの最大の感動ポイントであり、見どころの一つ。

朝鮮王朝の実録に実在する「大長今(テチャングム)」という女性の記録(王の主治医となった女性医官)をベースにしているが、史実として残されている部分が少ないため、大部分の大胆なストーリーや人間関係は脚本家のキム・ヨンヒョンによってドラマチックに創作された。撮影当時は、過密なスケジュールと本格的な宮廷料理・医療の描写を再現するため、キャストやスタッフは大変な苦労をしたと言われ、特に主演のイ・ヨンエは、料理の包丁さばきや医学用語の勉強、長期間の撮影を乗り切り、国民的俳優としての不動の地位を築いた。

2003年 MBC演技大賞:大賞(イ・ヨンエ)、最優秀賞、特別賞など多数、第40回 百想芸術大賞(2004年):テレビ部門 演出賞(イ・ビョンフン)など受賞。

放送日:10月15日(木) 時間:17:00 放送局:BS日テレ
出演:イ・ヨンエ、チ・ジニ、ホン・リナ、ヤン・ミギョン、キョン・ミリ、他


『親愛なるX』(2025年)

Naverのウェブトゥーンを原作としたダーク・ロマンス・スリラー。

ソシオパス(社会病質者)である主人公ペク・アジン(キム・ユジョン)が、周囲の人間を容赦なく利用しながら芸能界の頂点へと登りつめ、やがて破滅に向かっていく心理サスペンス。不幸な家庭環境と厳しい虐待の中で育ったアジンは、生き残るために「心に感情の仮面を被り、他人の心理を巧みに操る術」を身につける。

彼女にとって他人は自分を助けるための単なる道具に過ぎず、彼女を心から愛する幼馴染のユン・ジュンソ(キム・ヨンデ)や、同じ傷を持つキム・ジェオ(キム・ドフン)の手を自らの「手足」として使い、自分を脅かす存在や障害となる人間を自らの手を汚さずに排除していく。アジンの策略によって、彼女に関わった周囲の人間たちが次々と運命を狂わされていく。

「人はどうやってモンスターになるのか」という深層心理や、毒のような愛の形が美しくも残酷な映像美で描かれるスリリングな展開が見どころ。

『雲が描いた月明り』や『マイ・デーモン』などで愛らしいヒロインを演じてきたキム・ユジョンが、清純な仮面の下で人を巧みに操る悪辣で切ないキャラクター(ソシオパス)を演じている。

演出は、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』や『太陽の末裔』『Sweet Home』などで知られるヒットメーカーのイ・ウンボク(パク・ソヒョン監督と共同演出)が手掛けており、重厚で緊張感あふれる演出が見どころ。
演出を手掛けたイ・ウンボク監督は、これまでのロマンス作とは一線を画す「狂気と愛のロマンススリラー」として企画。脚本は2018年KBS単発ドラマ脚本公募で最優秀賞を受賞した新鋭チェ・ジャウォンが手掛けている。

放送日:10月16日(金) 時間:20:00 放送局:WOWOW
出演:キム・ユジョン、キム・ヨンデ、キム・ドフン、イ・ヨルム、他


『高麗契丹戦争』(2023年)

KBS創立50周年記念特別企画として制作された大河ドラマ。キル・スンスの小説『高麗契丹戦争:冬に降る甘雨』を原作に、当時東アジア最強を誇った契丹(遼)の侵略に対し、高麗をひとつにまとめて勝利へと導いた第8代国王・顕宗(ヒョンジョン)と、その政治的師であり名将のカン・ガムチャン(姜邯賛)ら英雄たちの26年間にわたる戦いを描いた史劇。

高麗第7代国王・穆宗の時代、宮廷は激しい権力闘争と腐敗に揺れていた。命を狙われて寺に身を隠していた王族の若者ワン・スン(後の顕宗)は、武臣カン・ジョ(イ・ウォンジョン)が起こしたクーデターによって、突然第8代国王として「政変を正す」という大義名分を掲げ、契丹の皇帝・聖宗が40万の大軍を率いて高麗へ侵攻を開始。政治の経験も基盤もない若き顕宗(キム・ドンジュン)は、国家存亡の危機という最大の試練に直面する。

首都・開京(ケギョン)が陥落の危機に陥る中、顕宗は忠臣カン・ガムチャン(チェ・スジョン)の助言を受け、南への避難を決意する。道中、反乱分子や数々の危険にさらされながらも、顕宗は「民の痛み」を身をもって知り、真の指導者へと成長していく。
一方、北方の要塞を守る将軍ヤン・ギュ(チ・スンヒョン)は、少数の兵で契丹軍の補給路を断ち、拉致された数万人の高麗の民を救出するため、命を懸けた奇襲攻撃を続けた。その壮絶な死闘により、契丹軍は撤退を余儀なくされる。

契丹の再侵攻に備えるため、顕宗は豪族たちの反対を押し切って地方制度を改革し、徴兵制や税制を整えて国力を蓄える。また、国家の精神的支柱として「高麗大蔵経」の彫造(彫刻)を開始する。
1018年、契丹が10万の精鋭で第3次侵攻を仕掛けてくる。顕宗は信頼する老将カン・ガムチャンを最高司令官に任命した。亀州(クィジュ)の荒野で、高麗軍と契丹軍による歴史的な大合戦が勃発する。天候や地形を利用したカン・ガムチャンの緻密な戦術と高麗兵の執念が実を結び、高麗軍は見事な大勝利を収める。

迫力あふれる合戦シーンに加え、「名もない民や兵士たちの犠牲」「不屈の意志で成長していく若き王の姿」を描いた『高麗契丹戦争』は、単なる過去の合戦劇ではない。「今の韓国が存在するための運命の分岐点」となった絶体絶命の危機を乗り越え、民族の誇りを守り抜いた物語である。

『太祖王建』や『大祚榮(テジョヨン)』など数々の本格大河ドラマを成功させてきた「史劇王」チェ・スジョンが、約10年ぶりにKBS本格大河ドラマに復帰したことで大きな注目を集め、アイドル出身(ZE:A)のキム・ドンジュンが、試練に耐え成長する顕宗の人間味あふれる姿を見事に演じ、俳優としての評価を得た。

2023年 KBS演技大賞:大賞:チェ・スジョン、最優秀男優賞:キム・ドンジュン、
長編ドラマ部門 優秀演技賞:チ・スンヒョン、助演男優賞:イ・ウォンジョン
ベストカップル賞:チェ・スジョン & キム・ドンジュン
脚本賞:イ・ジョンウ、人気賞:チ・スンヒョン

放送日:10月17日(土) 時間:1:15 放送局:フジテレビTWO
出演:キム・ドンジュン、チェ・スジョン、チ・スンヒョン、イ・ウォンジョン、他


『大王世宗』(2008年)

ハングル(訓民正音)の創製者であり、朝鮮王朝屈指の名君として知られる第4代国王・世宗の波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作。

物語の始まりは、父・太宗(キム・ヨンチョル)が王権を確立するため、反対派や親族を容赦なく粛清していた過酷な時代。三男の忠寧大君(幼少期:イ・ヒョヌ/成人後:キム・サンギョン)は、政治から離れて読書に没頭していたが、民の苦しみを目にする中で、力で支配する父の政治に疑問を抱くようになる。

自由奔放で素行に問題のあった長兄・譲寧大君が世子を廃されると、忠寧大君はその聡明さと資質を見込まれて王位に就く。しかし、即位後も実権は上王となった太宗が握り続け、世宗の妻・昭憲王后の実家が冤罪で粛清されるという悲劇に見舞われてしまう。世宗は深い絶望を味わいながらも耐え抜き、真の王として自立していく。

世宗が目指したのは、身分に関わらず才能ある人材を登用する「対話と実力主義の政治」。その象徴が、天才科学者チャン・ヨンシル(イ・チョニ)との出会いだった。官奴出身のヨンシルの並外れた才能を見抜いた世宗は、臣下たちの猛反対を押し切って彼を登用し、明国へ留学させる。「明の暦ではなく、朝鮮の土地に合った時間を民に教え、農業を豊かにしたい」という世宗の情熱に応え、ヨンシルは国家の技術革新を支える最大のパートナーとなっていく。

本作には「政治サスペンス」「身分を超えた友情」「科学の発展」「文字の誕生」という多様なテーマが詰まっており、そこが大きな魅力となっている。世宗とチャン・ヨンシルの絆の深さなど、観ていて胸が熱くなるシーンも多数ある。

物語のクライマックスは、今も世界で称賛される文字・ハングルの創製である。世宗は自身の目の病(失明の危機)と闘いながら極秘裏に研究を進め、臣下たちとの命がけの論争を経て、1446年に訓民正音を頒布する。これを記念する「ハングルの日」(10月9日)は、韓国で祝日(公休日)として大切にされている。

なお、韓国の1万ウォン札の表面には世宗の肖像、裏面には渾天儀(天体観測器)と天文図が描かれている。

制作面では、太宗の妃・元敬王后を演じたチェ・ミョンギルが、名作『龍の涙』(1996年)に続いて同役に起用されたことが話題となった。総制作費は約200億ウォン、衣装代だけで約15億ウォンが投入されたと報じられ、CGを駆使した映像美と、スケール感あふれる宮廷描写も注目を集めた。

2008年 韓国グラミー賞にて優秀作品賞、主演のキム・サンギョンがドラマ部門最優秀演技者賞を受賞。2008年 KBS演技大賞にてイ・ユンジ、イ・ウォンジョンが優秀演技賞を受賞。2009年 韓国放送大賞にて大賞を受賞。

放送日:10月19日(月) 時間:7:35 放送局:KBS World
出演:キム・サンギョン、イ・ヒョヌ(子供時代)、ナム・ジヒョン(少女時代)、パク・サンミン、イ・チョニ、キム・ガプス、他


『おっさんずX(危機) 崖っぷち男の大逆転』(2022年)

エッセイ本『あばよ、おじさん』を原作にした、現実味あふれるリアル人生一発逆転コメディ。

名門ソウル大学を卒業し、大手企業で最年少次長に昇進した「人生の勝ち組」を自負していたユン・デウク / デシク(クォン・サンウ)。しかしある日、突然のリストラを宣告されたことで人生が一変する。一発逆転を狙った株式投資は暴落、不動産価格の暴騰、さらには身体の不調(加齢による脱毛や精力低下など)と、立て続けに危機が襲いかかる。彼はWeb作家を目指す妻ミジン(イム・セミ)やクセの強すぎる仲間たちに支えられながら、カーディテイリング(洗車・車磨き)のスタートアップ企業で再起を図ろうと悪戦苦闘していく。

『天国の階段』などの韓流トップスターであるクォン・サンウが、かっこよさを完全に脱ぎ捨てて「円形脱毛症」や「加齢による身体の悩み」に悶絶する姿を体当たりで熱演している。映画『探偵なふたり』でのソン・ドンイルとクォン・サンウの黄金コンビをはじめ、イ・イギョンやパク・チンジュといったコメディの第一人者たちが繰り広げるテンポの良い掛け合いが見どころ。

2022 APAN Star Awards:OTT(配信ドラマ)部門 男優演技賞でクォン・サンウが受賞。

放送日:10月20日(火) 時間:13:35 放送局:KNTV
出演:クォン・サンウ、イム・セミ、ソン・ドンイル、シン・ヒョンス、イ・イギョン、他


『とにかく熱く掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子~』(2018年)

清潔さよりも「生きていくこと」が優先で、身なりにかまわずガサツに生きる就活生の女性と、極度の潔癖症で清掃会社を経営する完璧主義のイケメンCEOが繰り広げる、胸キュン・ロマンティックコメディ。

ある日、超潔癖症のCEOチャン・ソンギョル(ユン・ギュンサン)が経営する清掃会社「クリーニング・フェアリー」に、究極のズボラ女子キ・オソル(キム・ユジョン)がアルバイトとして入社する。水と油のような正反対の2人が、激しい衝突を繰り返しながらも互いの心の傷を癒やし、次第に惹かれ合っていく。

触れるものすべてを徹底的に除菌し、除菌ウェットティッシュが手放せないソンギョルが、オソルと出会ったことでパニックを起こしたり、衛生観念のギャップに悶絶する姿が笑える。コメディタッチでありながら、オソルの過去のトラウマや、ソンギョルが潔癖症になった原因(家庭環境の傷)が描かれており、互いに「触れ合うことの温もり」を取り戻していく過程が心和むドラマ。

当初は2018年4月から放送予定だったが、主演のキム・ユジョンが甲状腺機能低下症の治療に専念するため一時撮影が中断・延期となった。同年秋に彼女が無事復帰し、相手役もアン・ヒョソプからユン・ギュンサンにバトンタッチされて改めて制作・放送がスタートした。アン・ヒョソプは、ドラマ『30だけど17です』の撮影スケジュールと重複したため降板になってしまったが、身長190cm超えのユン・ギュンサンと小柄なキム・ユジョンの身長差ギャップ萌えも、作品の大きな魅力となった。

2024年に急逝したソン・ジェリムが、オソルを優しく包み込む謎の屋根裏の男(チェ・ハイン医師)を演じている。

放送日:10月21日(水) 時間:9:58 放送局:BSフジ
出演:キム・ユジョン、ユン・ギュンサン、ユ・ソン、ソン・ジェリム、他


『智異山<チリサン>~君へのシグナル~』(2021年)

2018年、ベテランレンジャーのソ・イガン(チョン・ジヒョン)は、遭難者の救助に尽力している。ある日、新米レンジャーのカン・ヒョンジョ(チュ・ジフン)が配属されてくる。彼は元陸軍大尉という経歴を持ち、不思議な能力によって未来の遭難事件を“ビジョン”として見ることができた。

そして、2020年、イガンはある事故によって車椅子生活を余儀なくされている。一方、ヒョンジョも生死不明の状態にあり、彼の行方がどうなったのかも物語の大きな謎になってくる。韓国の名峰・智異山を舞台に、山を守るレンジャーたちが、過去の出来事を紐解きながら現在の事件の真相に迫る山岳ミステリードラマ。

tvN創立15周年特別企画ドラマとして破格の制作費(約320億ウォン)を投じて作られた超大作ドラマ。脚本は、大ヒットドラマ「キングダム」シリーズや「シグナル」などを手掛けたキム・ウニが担当し、演出は、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「ミスターサンシャイン」などを手掛けたイ・ウンボクが担当している。

また、BTSのJINがソロで参加したメインテーマ曲『Yours』が世界中で大ヒットし、ドラマの情緒を大いに盛り上げた。

放送日:10月22日(木) 時間:12:00 放送局:LaLa TV
出演:チョン・ジヒョン、ソン・ドンイル、チュ・ジフン、オ・ジョンセ、チョ・ハンチョル、他


『ヘチ 王座への道』(2019年)

1719年、過酷な身分制度と老論(ノロン)派・少論(ソロン)派による激しい派閥闘争に揺れる朝鮮王朝。母の身分が低く「賤出の王子」として蔑まれていた延礽君(ヨニングン)ことイ・グム(チョン・イル)は、政治の表舞台を避けて静かに暮らしていた。

しかし、正義感あふれる司憲府の茶母ヨジ(コ・アラ)、情熱的な受験生パク・ムンス(クォン・ユル)、そして街のならず者ダルムン(パク・フン)と出会ったことで運命が大きく動き出す。腐敗した権力層や密豊君(ミルプングン)らの陰謀に立ち向かいながら、イ・グムは正義を追求する司憲府(サホンブ)の象徴「ヘチ(善悪を見極める伝説の神獣)」のように、民のための正義の国を目指して王座への道(第21代国王・英祖への道)を突き進んでいく。

チョン・イルが兵役を終えた後の復帰作として演じた主演時代劇。アクションシーンの撮影中にヒロインのコ・アラが足首の靭帯を損傷する怪我を負ったが、負傷を乗り越えて見事に演じている。(日本語も上手)

ドラマ『トンイ』を手掛けた名脚本家キム・イヨンが、『トンイ』のその後の物語として執筆したのが『ヘチ 王座への道』。『トンイ』の終盤に登場する、聡明で愛らしい幼少期のクム(クム法師/延礽君)こそが、成長したイ・グム。ちなみに『トンイ』の次に位置する時代(英祖の孫の世代)を描いたのが、同じく大ヒット作の『イ・サン』である。

2019年 SBS演技大賞:ベストキャラクター賞(男性部門)にてチョン・ムンソンが受賞。(密豊君役の鬼気迫る悪役演技が絶賛された)

放送日:10月22日(木) 時間:15:15 放送局:ホームドラマチャンネル
出演:チョン・イル、コ・アラ、クォン・ユル、パク・フン、チョン・ムンソン、他


『熱血司祭2』(2019年)

シーズン1のハイテンションな笑いと勧善懲悪の爽快感がそのまま引き継がれた、痛快エンターテインメント大作。

2019年、ソウル・クダム区で起きた一連の麻薬事件の背後に巨大な麻薬カルテルが存在することを知った熱血司祭キム・ヘイル(キム・ナムギル)。クダム聖堂の侍者(聖歌隊の少年)が麻薬の過剰摂取で倒れる事件が発生したことをきっかけに、ヘイルは事件の真相を追って釜山(プサン)へと向かう。

一方、クダム警察署のク・デヨン(キム・ソギュン)や検事のパク・ギョンソン(イ・ハニ)ら馴染みの仲間たちも釜山に大集結。さらに釜山警察の麻薬捜査班刑事ク・ジャヨン(キム・ヒョンソ)らが新たに加わり、釜山を牛耳る悪名高き麻薬組織と悪徳検事らの巨悪連合に立ち向かう。

シーズン1が最高視聴率22%超を記録した大ヒット作だったため、ファン待望のシーズン2として2024年11月にSBS金土ドラマ枠で放送された。前作同様、キム・ナムギルは、アクションシーンの大部分を吹き替えなしで自らこなしている。

2024年末のSBS演技大賞にて、前作に続き数多くの賞を受賞している。
大賞:キム・ナムギル、最優秀演技賞:イ・ハニ、優秀演技賞(シーズンドラマ部門):キム・ソンギュン、ソンジュン、優秀演技賞:キム・ヒョンソ、助演男優賞:ソ・ヒョンウ。

放送日:10月25日(日) 時間:20:00 放送局:KNTV
出演:キム・ナムギル、キム・ソギュン、イ・ハニ、キム・ヒョンソ、ソンジュン、他


『国家が破産する日』(2018年)

1997年、韓国は高度経済成長の影で莫大な外貨建て債務を抱え、国家デフォルト(破産)まで残りわずか「1週間」という絶望的な危機に瀕していた。

政府が混乱を恐れて事実を隠蔽する中、韓国銀行の通貨政策チーム長ハン・シヒョン(キム・ヘス)は、国民への危機公開と被害の最小化を求めて孤軍奮闘する。一方、市場の異変をいち早く察知した金融コンサルタントのユン・ジョンハク(ユ・アイン)は、国家の崩壊に賭ける一世一代のギャンブルに出る。そして何も知らない町工場の社長ガプス(ホ・ジュノ)には、連鎖倒産の波がすぐそこまで押し寄せていた。

タイムリミットが迫る中、事態の収拾のためにやってきたIMF(国際通貨基金)専務理事(ヴァンサン・カッセル)が過酷な条件を突きつける。

「破産を防ごうとする官僚(金融当局)」「破産をチャンスに変えようとする投機家」「何も知らされず過酷な犠牲を強いられる一般庶民」という3つの視点が並行して描かれ、多角的に時代の真相を描き出している。

この映画で描かれた1997年の出来事は、韓国社会において大量解雇・非正規雇用の急増・貧富の拡大といった深い爪痕を残し、映画の試写会では、当時を経験した多くの人々から深い共感と涙が寄せられた。

『ブラック・スワン』『オーシャンズ12』などで知られるフランスの名優ヴァンサン・カッセルが、韓国映画に初出演した。IMF専務理事役として凄みのある存在感を示し、韓国の映画ファンからも大きな話題となった。

放送日:10月15日(木) 時間:20:00 放送局:KNTV
出演:キム・ヘス、ユ・アイン、ホ・ジュノ、ヴァンサン・カッセル、他


『チェイサー』<R15+指定>(2008年)

『哭声/コクソン』などで知られるナ・ホンジン監督の長編デビュー作にして、韓国映画史に残るサスペンス映画の金字塔。

デリヘルを経営する元刑事のオム・ジュンホ(キム・ユンソク)は、手下の風俗嬢たちが次々と失踪し、売り飛ばされたのではないかと疑っていた。ある日、体調不良のミジン(ソ・ヨンヒ)を無理やり客のもとへ向かわせた際、過去に失踪した女性たちが最後に呼び出された電話番号の「下4桁」が、今回の客と同じであることに気づく。

胸騒ぎを覚えたジュンホはミジンを探して街を奔走し、事故をきっかけに不審な男チ・ヨンミン(ハ・ジョンウ)を拘束・身柄を確保する。警察の取り調べに対し、ヨンミンは「女たちは自分が殺した」と自供するが、凶器も死体も見つからず証拠不十分で警察は拘留期限の24時間に追われることになる。一方、ミジンがどこかでまだ生きていると確信したジュンホは、たった一人で暗闇のソウルを駆け抜けていく。

2000年代初頭に韓国で20人以上を殺害した実在のシリアルキラー「ユ・ヨンチョル事件」からインスピレーションを受けて制作され、凶器に金槌(ハンマー)が使われた点なども実際の事件と共通している。

警察の保身や怠慢、縦割り行政の無能さが描かれており、主人公が単身で孤軍奮闘せざるを得ない苛立ちと社会風刺が巧みに組み込まれている。

執念で追う粗暴な男を演じたキム・ユンソクと、狂気と冷血さを淡々と演じたハ・ジョンウの掛け合いは、2人をトップスターへと押し上げた。

新人監督(ナ・ホンジン)の長編デビュー作ながら、韓国内で500万人以上の動員を記録する大ヒット。第45回大鐘賞で作品賞・監督賞・主演男優賞など主要部門を網羅し、大鐘賞や青龍映画賞で賞を総なめにした。

公開直後、レオナルド・ディカプリオの制作会社がハリウッドでのリメイク権を獲得したことでも話題を呼んだ。

放送日:10月24日(土) 時間:2:10 放送局:WOWOW
出演:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ソ・ヨンヒ、キム・ユジョン、他


『猟奇的な彼女』(2001年)

原作者キム・ホシクが、PC通信(掲示板)に連載していた実体験をベースにした投稿小説が爆発的な人気を博し、ベストセラー本を経て映画化。2000年代初頭のアジア全域に大ブームを巻き起こし、韓国ロマンティック・コメディ映画の金字塔となった名作。

大学生のキョヌ(チャ・テヒョン)は、ある日の地下鉄で泥酔した「彼女」と出会う。車内で不調を起こした彼女が周囲の誤解から「キョヌの彼女」扱いされてしまったことで、放っておけなくなったキョヌは彼女をホテルまで送り届けることに。これをきっかけに2人の不器用で奇妙な関係がスタートする。

横暴で狂暴、何を言い出すか分からない「彼女」の身勝手なワガママに振り回されるキョヌ。しかし、凶暴な言動の裏に隠された彼女の切ないトラウマや心の傷を知るにつれ、キョヌは彼女を本気で守りたいと強く想うようになっていく。

劇中、モーテルの主人や脱出ゲームの支配人など、全く異なる役職で「同じ顔の男(キム・イルウ)」が何度も登場する。実は「五つ子の兄弟」という裏設定があり、作中のニュース記事などでもチラリと紹介されている遊び心溢れる小ネタがある。

ハリウッドで『My Sassy Girl』(2008年)としてリメイクされたほか、日本ドラマ(草彅剛主演)や中国、韓国の時代劇版ドラマなど、世界各国で多数リメイクされている。

当時若干20歳前後だったチョン・ジヒョンはこの作品で一躍「国民の初恋」として大ブレイクし、第39回大鐘賞・主演女優賞を最年少級で受賞した。

放送日:10月30日(金) 時間:23:30 放送局:LaLa TV
出演:チャ・テヒョン、チョン・ジヒョン、ヤン・グムソク、キム・イルウ、他


1.放送日時及び内容は編成の都合により、予告なく変更になる場合があります。
2.放送内容は2026年10月現在のものです。
3.放送終了後でも動画配信サービス(VOD/ビデオ・オン・デマンド)で視聴できる作品もあります。
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