2026年 3月スタート CS/BS韓国ドラマ&映画(後半)

3月後半(15日〜31日)にスタートする韓国、中国ドラマBS・CS番組をリストアップしました。
新しいものから、名作まで、個人的に気になっている作品をピックアップして紹介します。
タイプ別にアイコンを付けて見ました。参考にしてみてください。
今回は、事実をモチーフにした作品や名作『ラブストーリー』など必見ですよ。
あなたのお気に入りの作品と出会えますように。

◉3月後半スタートの放送作品

ドラマ

放送日 時間 作品名 放送局
3/157:00🕵️完璧な家族KNTV
出演: キム・ビョンチョルユン・セアキム・ヨンデ
3/1511:00🌸🕵️ここに来て抱きしめてフジTWO
出演: チャン・ギヨンチン・ギジュ
3/165:00⚔️高麗契丹戦争衛星劇場
出演: キム・ドンジュンチェ・スジョン
3/1615:40🌸女神降臨日テレ+
出演: チャウヌムン・ガヨン
3/1620:00🤓私たちの人生レースKNTV
出演: イ・ヨニユンホ
3/170:00🕵️ミッシング2
~彼らがいた~
フジTWO
出演: コ・スホ・ジュノキム・ドンフィ
3/1815:35🕵️ハイクラス
~偽りの楽園~
KNTV
出演: チョ・ヨジョンキム・ジスハジュン
3/1816:45🌸恋のレベルアップKNTV
出演: ソンフンハン・ボルムチャ・ソヌ
3/1910:55⚔️🤓客主~商売の神~BSテレ東
出演: チャン・ヒョクハン・チェア
3/1915:30🕵️🌸W-君と僕の世界-LaLaTV
出演: ハン・ヒョジュイ・ジョンソク
3/1923:00✨😀犬の声衛星劇場
出演: イ・スンジェキム・ヨンゴンGレトリバー
3/200:00🕵️DUST
~十三年の追憶~(中国)
銀河ch
出演: チェン・ジェンビンチェン・シャオ
3/2012:00⚔️ファン・ジニBS朝日
出演: ハ・ジウォンキム・ヨンエ
3/2214:00⚔️于氏王后(うしおうこう)LaLaTV
出演:チ・チャンウクチョン・ユミキム・ムヨル
3/239:45🕵️マウス
~ある殺人者の系譜~
WOWOW
出演: イ・スンギイ・ヒジュンパク・ジュヒョン
3/2319:00🌸スパイ~愛を守るもの~KBS World
出演: ジェジュンペ・ジョンオクユ・オソン
3/2323:00🕵️家族計画衛星劇場
出演:ペ・ドゥナリュ・スンボム
3/2412:00⚔️🌸輝くか、狂うかLaLaTV
出演: オ・ヨンソチャン・ヒョク
3/2413:30⚔️🤓朝鮮弁護士カン・ハンス
~誓の法典
アジドラ
出演: ウ・ドファンイ・ギュソンキム・ジヨン
3/2523:00🤓パク・ハギョンの旅行記衛星劇場
出演: イ・ナヨンハン・イェリソ・ヒョヌ
3/2622:00🆕 紅い真珠KBS World
出演: パク・ジニナム・サンジチェ・ジェソン
3/260:15😀三姉妹が勇敢に
~恋するオトナたち
ホームドラマch
出演: イ・ハナイム・ジュファン
3/2610:00💔☀️ピンクのリップスティックBS11
出演: パク・ウネイ・ジュヒョン
3/2713:00🤓グッド・パートナー
~離婚のお悩み解決します~
WOWOW
出演: チャン・ナラナム・ジヒョンハン・ユリ
3/285:45🕵️シリウスホームドラマch
出演:パク・ヒョンシクソ・ジュニョンリュ・スンス 
3/2820:00🌸マイ・ユースフジTWO
出演: ソン・ジュンギチョン・ウヒ
3/299:30⌚🌸イニョン王妃の男アジドラ
出演: チ・ヒョヌチェ・ヒジン
3/3023:20🌸🕵️完璧な妻KBS World
出演: コ・ソヨンユン・サンヒョン
3/311:45🤓やさしくない女たちKBS World
出演: キム・ヘジャチェ・シライ・ハナソン・ジェリム
3/317:00🕵️秘密の森
~深い闇の向こうに~
ホームドラマch
出演: チョ・スンウペ・ドゥナイ・ジュニョク

✨=最新・話題作(2023〜26年作)
🆕 =日本初放送 
🕵️=サスペンス、推理、ミステリー、スリラー
💔=復讐劇 
🌸=ファンタジー、ロマンス、恋愛ドラマ
🤓=ヒューマンドラマ
⚔️=歴史劇
😀=コメディ(ブラック、ヒューマン)
☀️=イルイルドラマ 
⌚=タイムリープ

映画 =PG12 =R指定

放送日時間作品名放送局
3/1512:30FLU 運命の36時間(2013年)WOWOW
出演: チャン・ヒョクスエマ・ドンソク
3/1519:00消防士 2001年、闘いの真実(2024年)WOWOW
出演: チュウォンクァク・ドウォン
3/175:00シングル イン ソウル(2023年)WOWOW
出演: イ・ドンウクイム・スジョン
3/193:25活きる[HDリマスター版](中国/1994年)ザ・シネマ
出演: グォ・ヨウコン・リーニウ・ベン
3/1920:00善悪の刃(2017年)KNTV
出演: カン・ハヌルチョン・ウキム・ヘスク
3/1921:40ラブストーリー(2003年)フジTWO
出演: ソン・イェジンチョ・スンウチョ・インソン
3/1923:00花様年華(中国/2000年)WOWOW
出演: トニー・レオンマギー・チャン
3/209:00ヒットマンリサージェンス(2024年)WOWOW
出演: クォン・サンウチョン・ジュノチェ・ジウ
3/225:00市民捜査官ドッキ(2024年)アジドラ
出演: ラ・ミランコンミョンヨム・ヘラン
3/2723:00甘い人生 4Kレストア版 15+(2005年)ザ・シネマ
出演: イ・ビョンホンキム・ヨンチョルシン・ミナ
3/2814:20密輸1970(2023年)KNTV
出演: キム・ヘスヨム・ジョンアチョ・インソン

◉3月後半のピックアップ作品(ドラマ&映画)

『完璧な家族』(2024年)

優秀な弁護士の父(キム・ビョンチョル)、優しい母(ユン・セア)、そして美しく聡明な娘ソニ(パク・ジュヒョン)。幸せな日常を送っていたある日、ソニが「友達を殺してしまった」と血まみれで帰宅する。両親は娘を守るために奔走するが、その過程で家族がひた隠しにしてきた秘密や、周囲の人間たちの歪んだ関係が次々と浮き彫りになっていく。

SKYキャッスル』で夫婦を演じたキム・ビョンチョルユン・セアが再び夫婦役に。前作とは全く異なる、「静かで、なおかつ狂気じみた」役柄を演じている。

守りたかったのは娘なのか、それとも『完璧な家族』という形そのものだったのか。一歩ずつ、慎重に足を踏み入れるごとに深まる疑念。二転三転する真実をゆっくり、じっくりと味わいたい方に。

最近、刺激の強い似たようなサスペンスが増えていることに危機感を抱いた韓国ドラマ界が、日本の名匠を招くことで、これまでの韓国ドラマにはなかった「新しい風(ジャンル)」を生み出そうという意図から、行定監督にオファーを出した。映画のような静謐で美しい映像美など、韓国ドラマらしいドロドロの展開を、日本の監督があえて「静かに、淡々と」撮るというギャップがこの作品の個性となっている。行定監督は、12話という長いドラマであっても、「12時間の映画」を撮るような感覚で挑んだと言われている。

放送日:3月15日(日) 時間:7:00 放送局:KNTV
出演:キム・ビョンチョルユン・セアパク・ジュヒョンチェ・イェビンキム・ヨンデキム・ミョンス、他


『W-君と僕の世界-』(2016年)

現実世界に生きる女医と、ウェブ漫画の中の主人公が次元を超えて出会う物語。

研修医のオ・ヨンジュ(ハン・ヒョジュ)は、大人気ウェブ漫画『W』の作者である父オ・ソンム(キム・ウィソン)が失踪したことをきっかけに、父の仕事部屋で画面の中に吸い込まれてしまう。彼女が辿り着いたのは、なんと漫画『W』の世界。そこで血を流して倒れていた物語の主人公カン・チョル(イ・ジョンソク)を助けたことから、二人の運命が動き出す。 現実と漫画の世界を頻繁に行き来するようになるヨンジュ。一方、チョルは自分の世界が「作られたもの」であることに気づき始め、自分を翻弄する運命(作者のペン先)に立ち向かおうとする。そして、ソンムは、自分の描いた主人公チョルが意思を持ち始めたことに恐怖し、彼を殺そうと画策する。

単なる恋愛ものではなく、サスペンス要素が強いのが特徴。「漫画のキャラクターが自意識を持つ」「現実世界の人間が漫画の展開に干渉する」といったルールが、回を追うごとに進化していく。画面が実写から突然、繊細な漫画のタッチへと切り替わる演出が非常にスタイリッシュ。現実と仮想世界の境界線が曖昧になっていく感覚を視覚的に楽しめる。

劇中、漫画『W』の中で顔が描かれていないまま暴走する犯人が登場するが、その正体や描写が当時の視聴者に大きな衝撃と恐怖を与え、サスペンスとしての質を一段引き上げたと評価された。

イ・ジョンソクハン・ヒョジュの「美男美女カップル」によるロマンチックなシーンは必見。特に「漫画の世界から出るためにキスをする」といった、設定を活かしたラブシーンは話題になった。また、漫画の世界に入り込んだ時のヨンジュのファッションも、華やかなワンピースや上品なコーディネートも注目された。

2016年 MBC演技大賞で7冠を達成。大賞にイ・ジョンソク、今年のドラマ賞(作品賞)、最優秀演技賞にハン・ヒョジュ、黄金演技賞にキム・ウィソン(悪役としての圧倒的な存在感が評価された)、ベストカップル賞など、同年のMBC演技大賞を席巻した。

放送日:3月19日(木) 時間:15:30 放送局:LaLaTV
出演:ハン・ヒョジュイ・ジョンソクキム・ウィソンイ・シオン、他


『犬の声』(2025年)

「シニア・アベンジャーズ」によるミステリーコメディ。

ある不祥事に巻き込まれ、国民的俳優から一転、バッシングの対象となってしまったイ・スンジェ(本人役)。彼は逃げるように故郷の巨済島(コジェド)へ向かう。

そこで出会ったのが、元警察犬のソフィ(声:ペ・ジョンナム)。驚くことに、スンジェにはソフィの「言葉(犬の声)」が人間の言葉として聞こえるようになる。 こうして、「頑固なベテラン俳優」と「言葉を話す元警察犬」という異色のバディが誕生。島で起こる様々な事件を、シニア仲間たちと共に解決していく物語。

韓国ドラマ界を支えてきたレジェンドたちが集結し、お互いに皮肉を言い合いながらも絆を深めていく姿は、笑いと感動を誘う。このドラマに集結したメンバーは、韓国で「国民の父」「国民の母」と呼ばれる、芸歴50〜60年超えの重鎮ばかり。

本来なら、1人の俳優が1つのドラマで「主人公の父親や母親」として作品を支えるレベルの俳優たちが、この作品では「5人組」として一度に集結している。その豪華さが、まるでヒーローが集結する『アベンジャーズ』のようだと称された。劇中のシニア5人組(キム・ヨンゴンイェ・スジョンイム・チェムソン・オクスク)は、設定上も「韓国を代表するベテラン俳優」として登場している(役名も本名のまま、あるいは近い設定)。

また、巨済島の犬という設定の元警察犬ソフィの「声」は、その土地の訛りが必要だっため、釜山出身で、韓国でも有名な「コテコテの慶尚道方言」の使い手である俳優ペ・ジョンナムが採用され、犬のキャラクターにも完璧にマッチした。ペ・ジョンナムは、実はバラエティ番組などでイ・スンジェを「先生」と仰ぎ、とても尊敬している後輩の一人でもある。

主演のイ・スンジェは本作での熱演により、90歳で2024年のKBS演技大賞を受賞したが、これは韓国のテレビ史に残る快挙になった。同授賞式では大賞のほか、ヨヌの優秀賞を含め、4部門を受賞した。

放送日:3月19日(木) 時間:23:00 放送局:衛星劇場
出演:イ・スンジェキム・ヨンゴンイェ・スジョンイム・チェムソン・オクスクヨヌ、他


『マウス~ある殺人者の系譜~』(2021年)

「胎児の遺伝子検査でサイコパスが100%判別できるとしたら、その子を産むべきか」という倫理的な問いを背景に描かれる、本格クライムサスペンス。

25年前、韓国全土を震撼させた「ヘッドハンター殺人事件」。残酷な手口で20人近くを殺害した医師ハン・ソジュン(アン・ジェウク)が逮捕されたが、同時期に、彼のサイコパス遺伝子を受け継ぐ子供と、もう一人のサイコパス遺伝子を持つ子供がこの世に生を受ける。 時が経ち、真面目で正義感あふれる新米巡査チョン・バルム(イ・スンギ)と、幼い頃にヘッドハンターに両親を殺された怒れる刑事コ・ムチ(イ・ヒジュン)が、再び現れた最凶の連続殺人鬼「プレデター」を追うことになる。捜査が進むにつれ、彼らの運命は予想だにしない方向へ狂い始める。

前半に散りばめられた何気ない描写や違和感が、中盤以降に怒涛の勢いで回収され、第1話から最終話まで、視聴者の予想を裏切る「大どんでん返し」が展開されるため、目が離せなくなる作品。

第1話が「19歳以上視聴可」に指定されるなど、地上波や通常のドラマ枠としては異例の過激さが話題となったが、そのクオリティの高さから視聴率は同時間帯1位を記録した。

複雑な構成のため、視聴者の理解を助けるための特別編『マウス:リスタート』や、犯人側の視点で描かれた『マウス:ザ・プレデター』も制作されるという異例の展開を見せた。

チョン・バルムを演じたイ・スンギアン・ジェウク演じるハン・ソジュンなど、パブリックイメージが「善」である俳優をあえて「最悪の悪」にキャスティング(二人とも初悪役)したことが、このドラマの「二面性」というテーマをより際立たせている。

2021年 Asia Artist Awardsで ドラマ部門の大賞(イ・スンギ)を受賞。国際エミー賞の非英語ドラマ部門にノミネートされるなど、世界的にも注目を集めた。

放送日:3月23日(月) 時間:9:45 放送局:WOWOW
出演:イ・スンギイ・ヒジュンパク・ジュヒョンクォン・ファウンアン・ジェウク、他


『家族計画』(2025年)

平穏な都市、クムス市。ここに、動物病院を営む「ペク家」が引っ越してくる。しかし彼らの正体は、生き残るために家族になりすました特殊能力者集団だった。彼らの目的は、自分たちを脅かす凶悪な犯罪者たちを、自らの能力を駆使して「独自の方法」で制裁すること。 母親のヨンス(ペ・ドゥナ)を中心に、なぜ彼らが家族として集められたのか、最後までその謎は解けるのだろうか。

他人の脳に侵入し記憶を操る「ブレインハッキング」の能力を持つ、感情表現が苦手で料理も下手だが、子供たちには温かい母であろうと努力するヨンス。普段は気弱で存在感を消しているが、実は凄まじい身体能力や怪力を隠し持ち、何よりも妻を深く愛している夫チョルヒ。体力は無いが、天才的なハッキング能力を持つ息子ジフン。トゲのある物言いをする身体能力に長けた娘のジウ。そのバラバラだった能力者たちを「家族」という枠組みにはめ込もうと画策する祖父のペク・ガンソン。彼らが家族として団結してゆく姿をブラック・コメディを含みながら楽しめるドラマになっている。

ラストのセリフと鏡のメッセージが、実は今までの過程が家族という形を完成するまでのプロローグにすぎず、団結した家族が「自分たちを操っていた黒幕は何か」という疑問が、シーズン2への布石となる。監督を務めるキム・ゴクキム・ソンは、現地インタビューで「シーズン1はあくまでも『家族が完成する過程』を描いたものであり、シーズン2からは『その家族が外部(あるいはシステム)にどう立ち向かうか』が描かれる」と明言してている。

シリアスな犯罪捜査やサスペンスの中に、ペ・ドゥナ演じるヨンスの「不器用すぎる母親ぶり」や、家族間のちぐはぐなやり取りといったコミカルな要素が織り交ぜられている。
ペ・ドゥナはインタビューで「感情が空っぽのようなヨンスが、笑顔の練習をするシーン」などの不器用さを表現することに特に注力したと語っている。

第23回ディレクターズ・カット・アワード(2025年)最優秀女優賞にペ・ドゥナ、アジアン・テレビジョン・アワード(2025年)最優秀監督賞(ドラマ部門)でキム・ゴクキム・ソンが受賞している。ヨーロッパ最大級のシリーズドラマ祭「2025 シリーズ・マニア(Series Mania)」のインターナショナル・パノラマ部門に韓国作品として唯一招待され、国際的にも高い評価を得た。

放送日:3月23日(月) 時間:23:00 放送局:衛星劇場
出演:ペ・ドゥナリュ・スンボムペク・ユンシクロモンイ・スヒョン、他


『パク・ハギョンの旅行記』(2023年)

ソウルの高校で国語(韓国語)を教えるパク・ハギョン(イ・ナヨン)は、代わり映えのしない日常や、時に息苦しさを感じる人間関係から逃れるため、「消えてしまいたい」と思った土曜日にだけ「1日旅」に出かける。 「歩いて、食べて、ぼーっとする」というルールを掲げ、済州島、釜山、束草(ソクチョ)、慶州(キョンジュ)などを訪問。そこで出会う人々との何気ない交流や、その土地の風景・グルメを通じて、彼女の心に小さな変化が生まれていく様子を描いていくヒーリングドラマ。

毎話異なるゲストが登場し、ハギョンと独特の間(ま)で会話を繰り広げ、韓国のローカルな風景とともに優しい情感が込められている。ハギョンが好きだった漫画家(キル・ヘヨン)との偶然の出会いは、多くのドラマで母親役を演じることが多いキル・ヘヨンが、知性とチャーミングさを兼ね備えた女性を演じていたのが印象的。

もともと旅が好きではないハギョンにとって「旅」が、単なる気晴らしだけでなく、亡き高校時代の親友との約束や思い出を辿り、自分自身の喪失感と向き合うプロセスでもあったことが描かれる最終話。修学旅行で行った慶州を再び訪れ、その風景を見て、ハギョンは親友「ジンソル(シム・ウンギョン)と共にいる感覚」を取り戻し、その二人のセリフのやり取りは、自分なりの彼女への弔いと、「彼女をずっと忘れたくない」という切実な愛情の裏返しが、切なくも温かい余韻を残す。

韓国の配信プラットフォーム「Wavve」で公開後、視聴者から高い評価を得て「人生ドラマ(人生において大切なドラマ)」に挙げるファンもいる作品。

放送日:3月24日(火) 時間:23:00 放送局:衛星劇場
出演:イ・ナヨンソ・ヒョヌハン・イェリク・ギョファンキル・ヘヨンシム・ウンギョン、他


『秘密の森~深い闇の向こうに~』(2017年)

韓国のテレビ局tvNで2017年に放送され、「韓国サスペンスの最高峰」と称えられるほど高い評価を得た作品。

子供の頃に受けた脳手術の後遺症で、感情を失い、理性だけで判断する冷徹な検事ファン・シモク(チョ・スンウ)。彼は検察内部の腐敗を孤独に調査していたが、ある日、スポンサー企業の社長が殺害される現場に遭遇しする。

現場で出会った刑事ハン・ヨジン(ペ・ドゥナ)と共に事件を追うが、捜査が進むにつれ、それは単なる殺人事件ではなく、検察・警察・財閥が複雑に絡み合った巨大な闇の入り口であることが判明する。「設計された真実、全員が容疑者」というキャッチコピー通り、身内さえも信じられない極限の心理戦が繰り広げられていく。

このドラマは、演技派俳優チョ・スンウ以外にも、ユ・ジェミョンが演じたイ・チャンジュンやイ・ジュニョク演じたソ・ドンジェなど、視聴者が思わず惹きつけられてしまう「憎めない悪役」キャラクターの存在がある。単なる「悪い奴」ではなく、それぞれ異なるタイプの「人間的な葛藤」を抱えていたることが人気の秘密でもある。2020年には、その人気のためシーズン2が制作された。

(シーズン3を熱望する声は今も非常に根強く、スピンオフ『良いが悪い、ドンジェ』が、シーズン3への呼び水になると期待されている)

ユ・ジェミョンは本作で大ブレイク後、『梨泰院クラス』で老けメイクを施し、執念深く冷酷な財閥会長を演じている。また、イ・ジュニョクは、地方大学出身という学歴コンプレックスを抱え、保身のために小さな嘘や裏切りを繰り返す。その詰めが甘くて右往左往する姿が人気を集め、2024年にスピンオフ『良いが悪い、ドンジェ』が公開された。

イ・ジュニョクは、今回のピックアップでも紹介している映画『消防士 2001年、闘いの真実』でのソン・ギチョル役では、命懸けで他者を守る消防士役を演じてました)

新人脚本家イ・スヨンのデビュー作ながら、伏線の回収が完璧で、「捨てキャラ」が一人もいないと言われるほど構成が秀逸といわれているドラマ。

2018年の「第54回百想芸術大賞」で、テレビ部門の最高賞である大賞を受賞。脚本賞にイ・スヨン、男性最優秀演技賞にチョ・スンウが受賞している。また、米ニューヨーク・タイムズ紙の「2017年 国際テレビ番組トップ10」にも選出されるなど、世界的に高く評価された。

放送日:3月31日(火) 時間:7:00 放送局:ホームドラマチャンネル
出演:チョ・スンウペ・ドゥナユ・ジェミョンシン・ヘソン、他


『消防士 2001年、闘いの真実』(2024年)

2001年に韓国ソウルで実際に発生し、消防の歴史を大きく変えるきっかけとなった「弘済洞(ホンジェドン)火災惨事」を題材にした実録ヒューマンドラマ。

ソウル市の西部消防署に、期待と不安を胸に配属された新人消防士のチョルン(チュウォン)。初出勤の日から休む間もなく現場へ駆り出されるが、訓練とは全く違う火災現場の恐怖と熱風に圧倒され、先輩たちの足を引っ張ってしまう。

落胆するチョルンがったが、ベテラン班長のジンソプ(クァク・ドウォン)や隊長のインギ(ユ・ジェミョン)ら、厳しくも温かい仲間たちに支えられ、次第に消防士としての使命感に目覚めていく。しかし、当時の消防士を取り巻く環境は極めて劣悪だった。

そんな中、2001年3月4日の深夜、弘済洞のアパートで大規模な火災が発生。チョルンたち救助隊は現場へ急行するが、そこには「まだ中に人が取り残されている」という絶望的な状況が待っていた。炎が荒れ狂い、建物が崩落の危機に瀕する中、彼らは究極の選択を迫られる。

この映画は、2001年3月4日に実際に起きた悲劇に基づいている点。この事件では、放火によって発生した火災の中、「息子がまだ中にいる」という母親の叫びを聞き、6人の消防士が倒壊する建物に飲み込まれ殉職する。映画はこの凄絶な現場を、妥協のないリアリティで再現している。

現在でこそ英雄視される消防士だが、2001年当時の韓国では、彼らの待遇は低いものだった。防火服ではなく、熱を遮断しきれない「防水服」を着用したり、耐熱手袋が支給されず、一般の軍手で熱い鉄扉をこじ開ける描写がある。さらに当時の消防士が国家公務員ではなく、命を懸けているにもかかわらず保障が不十分だったことなど、これらの社会的背景が、ドラマに深いメッセージ性を与えている。

また、映画では、救急車や消防車が現場にたどり着けない大きな要因として、住宅街の違法駐車問題が描かれ、一分一秒を争う現場で、マナー違反がどれほど残酷な結果を招くのか、現代にも通じる社会的な問いを投げかけてもいる。

私たちが当たり前に受けている「救助」というサービスが、かつてどのような犠牲と闘いの上に成り立っていたのかを再認識させる一作。

放送日:3月15日(日) 時間:19:00 放送局:WOWOW
出演:チュウォンユ・ジェミョンイ・ユヨンイ・ジュニョクオ・デファンチャン・ヨンナム、他


『活きる[HDリマスター版]』(中国/1994年)

1940年代から1960年代にかけて、激動の中国近代史(国共内戦、大躍進政策、文化大革命)を背景に、ある一家が時代の荒波に翻弄されながらも懸命に生き抜く姿を描いた大河ドラマ。

1940年代、資産家の息子、福貴(フークイ/グォ・ヨウ)は、博打に溺れて全財産を失い、家屋も賭博仲間の龍二(ロンアル)に奪われてしまう。身重の妻、家珍(チアチェン/コン・リー)は愛想を尽かして子供を連れ去るが、福貴が改心したことを知り、戻ってくる。福貴は生きるために影絵芝居の一座に加わるが、内戦に巻き込まれ、国民党軍に徴用されてしまう。

1950年代、九死に一生を得て帰還した福貴だったが、病で娘の鳳霞(フォンシア)は耳が聞こえなくなっていた。その後、一家は「大躍進」や「文化大革命」という国家規模の混乱に直面する。理不尽な事故や、政治的混乱による悲劇で愛する子供たちを次々と失いながらも、福貴と家珍は残された孫と共に、ただ「活きる」ことを選んでいく。

国家の大きな政治運動を正面から描くのではなく、あくまで市井の「小さな家族」がそれにどう巻き込まれ、どう生き延びたかを描いたドラマ。歴史の教科書的な出来事が、個人の人生を壊していく様子が残酷に描かれている。

余華(ユイ・ホア)による原作小説は、家族が次々と亡くなり主人公だけが老牛と残される絶望的な物語だが、映画版では家珍や孫が生き残り、家族が寄り添って生きていくという「希望」を残すラストに変更されている。

劇中で福貴が演じる伝統芸能「影絵」は、彼の唯一の特技であり、戦場では兵士を慰め、文革期には「古い文化」として焼却の危機に晒されるが、この影絵が、変化し続ける時代の象徴として、また物語を彩る重要なアクセントになっている。

文化大革命(文革)の際、当時10代後半だったチャン・イーモウ監督は「下放(かほう)」により、農村で3年間、その後の紡績工場で7年間、計10年間もの労働生活を送った。福貴が都会の資産家から一転して貧しい庶民となり、過酷な労働や時代の荒波に耐え忍ぶ姿には、監督自身の10年間に及ぶ不遇の時代の記憶が重なっていると言われている。

4Kスキャン等によるHDリマスター化により、チャン・イーモウ監督特有の鮮やかな「赤」や、影絵の繊細な色彩がより鮮明に蘇る。過酷な物語でありながら、映像としての美しさが改めて評価されている。労働者時代の監督は、自分の血を売ってカメラを買い、写真を撮り始めたという有名なエピソードがあるが、この「表現することへの執念」が、映画の中で福貴がどんな状況でも手放さなかった影絵芝居の道具と重なって見える。

チャン・イーモウ監督は、自分たちが失った「若さ」や「時間」に対する複雑な思いを、福貴というキャラクターを通して「それでもただ、生きていくしかない」という力強い肯定へと昇華させている。影絵は福貴にとっての生きる術であり、アイデンティティであるのと同様に、監督にとっての写真(後の映画)も、過酷な現実の中で「美」や「芸」がどれほど支えになるか、あるいはどれほど危ういものかを描いているのかもしれない。

1994年の第47回カンヌ国際映画祭で審査員グランプリを受賞。また、グォ・ヨウはアジア人俳優として初となる男優賞を受賞した。しかし、文化大革命などを批判的に描いた内容が当時の中国当局の検閲に触れ、中国国内では長らく上映禁止処分となった。

放送日:3月19日(木) 時間:3:25 放送局:ザ・シネマ
出演:グォ・ヨウコン・リーグォ・タオ、他


『善悪の刃』(2017年)

2000年に韓国の全羅北道益山(イクサン)市で実際に起きた「薬村(ヤクチョン)五叉路タクシー運転手殺人事件」を題材にした社会派サスペンス映画。

2000年、深夜の交差点でタクシー運転手が刺殺される事件が発生。第一発見者の少年ヒョヌ(カン・ハヌル)は、警察官(ハン・ジェヨン)の執拗な拷問により「自分が殺した」という虚偽の自白を強要され、10年の刑期を言い渡される。

10年後、刑期を終えて出所したヒョヌは、前科者というレッテルに加え、被害者遺族への多額の賠償金の支払いに苦しんでいた。一方、建設会社という巨大な企業権力を相手に大規模な集団訴訟で敗訴になり、多額の借金を背負った弁護士ジュニョン(チョン・ウ)は、大手法律事務所への就職を狙うための売名行為として、話題性のあるヒョヌの事件に目をつける。

最初は自分の利益のために近づいたジュニョンだったが、ヒョヌが抱える深い絶望と、隠蔽された警察の不祥事に触れるうち、次第に真実を求める本物の弁護士へと変わっていく。

映画の題材となった実際の事件(薬村五叉路事件)は、映画公開直前の2016年11月に、再審で正式に無罪判決が下された。また、映画の公開(2017年)により世論がさらに高まり、真犯人の逮捕・処罰(2018年、懲役15年確定)へと繋がる大きな力となった。

チョン・ウが演じた弁護士のモデルは、韓国で「再審専門弁護士」として有名なパク・ジュニョン氏。彼は実際にこの事件をはじめ、多くの冤罪事件を逆転無罪へと導いていて、韓国のバラエティ番組等でも広く知られる国民的ヒーローのような存在になった。

主演のチョン・ウカン・ハヌルは、映画『セシボン』やバラエティ番組『花より青春』アイスランド編でも共演して、仲が良いことでも知られている。

放送日:3月19日(木) 時間:20:00 放送局:KNTV
出演:チョン・ウカン・ハヌルキム・ヘスクイ・ドンフィハン・ジェヨン、他


『ラブストーリー』(2003年)

韓国恋愛映画の金字塔として今なお愛され続けている名作。

女子大生のジヘ(ソン・イェジン)は、ある日、家で見つけた母ジュヒ(ソン・イェジン/二役)の古い手紙と日記を読み始める。そこには、1960年代、母が経験した美しくも切ない初恋の記憶が綴られていた。

1968年、夏。親戚の家を訪れたジュヒは、そこで貧しい学生のジュナ(チョ・スンウ)と出会い、互いに一目惚れするも、ジュヒは国会議員の娘であり、親が決めた婚約者テス(イ・ギウ)がいました。しかも、そのテスはジュナの親友でもあった。親友への友情とジュヒへの愛の間で激しく揺れ動くジュナ。やがて時代の荒波(ベトナム戦争)が二人の運命を大きく引き裂いていく。

現代のジヘもまた、演劇部の先輩サンミン(チョ・インソン)に想いを寄せているが、親友も彼を好きだという複雑な状況にあった。母の日記を読み進めるうちに、ジヘは驚くべき運命のいたずらに気づくことになる。

過去と現代が交互に描かれていくが、単なる回想シーンではなく、現代のジヘが母の過去を追体験することで、バラバラだったパズルのピースが最後の一枚でピタリとはまるような、感動的な構成になっている。

本作で清楚な魅力を爆発させたソン・イェジンは、この作品をきっかけに「国民の初恋」という称号を得て、トップスターの地位を不動のものにした。

ジヘとサンミンが雨の中、上着を傘代わりにして走るシーンは、今でも韓国のバラエティ番組などでパロディされるほど有名。このシーンの撮影中、チョ・インソンの足が長すぎて(身長188cm)、ソン・イェジンと歩幅を合わせるのが大変だったという微笑ましいエピソードもある。

チョ・インソンにとって2003年の公開当時、すでにドラマで大きな注目を集めていたが、この映画で本格的なスクリーンデビューとなり、雨の中を走るシーンは、彼があまりにも爽やかで格好良かったため、「韓国恋愛映画の最も美しいシーン」のひとつとして数えられ、彼の代名詞となっている。

監督は『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン。当時、まだ映画界では新星だったチョ・スンウだったが、監督は彼の「どこか影があり、深みのある目元」を見て、ジュナ役に即決したと言われている。

そのチョ・スンウの圧倒的な表現力、特に物語後半、ある過酷な運命を背負ってジュヒと再会するシーンで見せる「隠された真実」と「切ない微笑み」は、韓国映画史に残る名シーンとして語り継がれている。チョ・スンウの若き日の熱演、ぜひじっくりと堪能してほしい作品。

放送日:3月19日(木) 時間:21:40 放送局:フジテレビTWO
出演:ソン・イェジンチョ・スンウイ・ギウチョ・インソン、他


『市民捜査官ドッキ』(2024年)

2016年に韓国で実際に起きた「振り込め詐欺被害者が犯人逮捕に貢献した事件」をベースにした映画。

クリーニング店を経営するシングルマザーのドッキ(ラ・ミラン)は、火災で店を失い途方に暮れていたところ、銀行員を名乗る男(からの電話で格安融資を持ちかけられる。しかし、それは巧妙な「ボイスフィッシング(振り込め詐欺)」だった。全財産を騙し取られたドッキは絶望するが、数日後、自分を騙した犯人の一人であるジェミン(コン・ミョン)から、予期せぬ電話がかかってくる。

ジェミンは「組織に監禁され、無理やり詐欺をさせられている。助けてほしい」とドッキにSOSを送ってきたのだった。警察が動かない中、ドッキは職場の同僚たちと共に、ジェミンを救い出し、詐欺グループのボスを捕まえるため、わずかな手がかりを頼りに中国・青島(チンタオ)へと飛んでいく。

生活力にあふれた一般の女性たちが、知恵と度胸で犯罪組織に立ち向かう姿が見どころ。シリアスな犯罪を扱いながらも、彼女たちの掛け合いにはユーモアがあり、ヨム・ヘランの中国語通訳役も面白い。
詐欺グループのメンバーを演じたコン・ミョンは、兵役入隊前に撮影を終えており、除隊後初の劇場公開作となった。また、監督の主役の「彼女以外のキャスティングは考えられなかった」と語っている。

モデルとなった実在の女性、キム・ソンジャさんは、実際に詐欺組織の重要情報を警察に提供し、犯人逮捕に大きく貢献したが、当初警察からは正当な報奨金が支払われず、後にメディアで取り上げられたことでようやく認められたという苦い実話も背景にある。示談金の受け取りを拒否したのも、お金を受け取って犯人の罪を軽くするよりも、相応の罰を受けてほしいという厳重な処罰を優先してほしかったためでもある。

この映画の公開やメディアでの告発がきっかけとなり、2024年に韓国の国家機関(国民権益委員会)から5000万ウォン(約550万円)の報奨金が正式に支払われることになった。

放送日:3月22日(日) 時間:5:00 放送局:アジアドラマチックTV
出演:ラ・ミランコン・ミョンヨム・ヘランパク・ビョンウンイ・ムセン、他


『甘い人生[4Kレストア版]』R15+(2005年)

ソウルの高級ホテルで総マネージャーを務めるソヌ(イ・ビョンホン)は、裏社会のボスであるカン社長(キム・ヨンチョル)から「完璧な右腕」として絶対的な信頼を置かれている。

ある日、カン社長は中国への出張中、若い愛人ヒス(シン・ミナ)に別の男の影がないか監視するようソヌに命じる。「もし裏切りがあれば殺せ」という冷酷な命令とともに。 ソヌは彼女を監視し、やがて不倫の現場を押さえたものの、チェリストであるヒスの無垢な魅力に、自分でも気づかぬうちに心を揺さぶられていたソヌは、独断でその事実を隠蔽し、二人を逃がしてしまう。

この「たった一度の、ほんのわずかな迷い」がボスの怒りを買い、ソヌはこれまでの地位を失うばかりか、凄惨な報復を受けることになる。かつての仲間や敵対組織に追い詰められながら、ソヌはたった一人で絶望的な戦いに身を投じていく。

本作は「韓国ノワールの金字塔」と称され、暴力の激しさだけでなく、抑制された感情、哀愁、そして圧倒的な「映像美」が特徴。4K版では、夜の街のネオンや雨の質感、ソヌが着こなすスーツの光沢などが鮮明に蘇り、キム・ジウン監督がこだわった「美学」をより深く味わえる。(4K版はキム・ジウン監督自らが監修し、35mmネガフィルムからデジタル修復されたもので、映像の美しさがより際立つ仕様になっている)

甘い人生』が公開された2005年前後は、「韓流ブーム」の真っ只中で、イ・ビョンホンは、「韓流四天王」の一人として、日本での活動が華やかな時期でもあった。

イ・ビョンホンは後に「自分の俳優人生において、ターニングポイントになった最も大切な作品の一つ」と語っており、この作品の成功が、後のハリウッド進出への足がかりとなった。敵役のパク社長を演じたファン・ジョンミンは、その圧倒的な存在感と不気味な演技で大きなインパクトを残し、多くの賞を受賞した。

裏社会の「掃除屋」として最後に登場するソヌの「甘い人生(夢の)終わり」を告げる死神のような謎めいた男をエリックがセリフ無しで演じている。キム・ジウン監督が「ソヌの最期に、全く感情の見えない、冷たくて美しい死神のような人物を登場させたい」と考え、当時絶大な人気を誇っていたエリックをキャスティングしたと言われている。

冒頭とラストに挿入される「夢」にまつわる師匠と弟子の問答(中国の禅宗の聖典「風に揺れる旗」の逸話から引用/キム・ジウン監督は、「旗」を「しだれ柳」に置き換えて表現している)が、この残酷な物語に詩的で哲学的な深みを与えている。

放送日:3月27日(金) 時間:23:00 放送局:ザ・シネマ
出演:イ・ビョンホンキム・ヨンチョルシン・ミナファン・ジョンミンチン・グエリック、他


1.放送日時及び内容は編成の都合により、予告なく変更になる場合があります。
2.放送内容は2026年3月現在のものです。
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