2025年11月 韓国ドラマ BS・CS放送第1回放送番組を集めてみたよ Part２

2025.11.08

2025年11月、気になるBS・CS放送の第1回放送ドラマ番組を集めてみたよ。
Part2：11月10日(月)～30日(日) 　
Part1：11月1日(土)～9日(日)はコチラ

『花より男子　～Boys Over Flowers』

11月10日(月)17:00
第1話（全25話／2009年）
BS10　https://www.bs10.jp/program/korea/hanadan/
番組紹介：クリーニング店の娘であるクム・ジャンディ（ク・ヘソン）は、ひょんなことから韓国一のお金持ち学校「神話学園」に奨学生として編入する。学園は、財閥の御曹司四人組、通称「F4（Flower Four）」によって掌握され、彼らに逆らう者は容赦なく排除されるという、絶対的なヒエラルキーが存在した。正義感の強いジャンディは、F4の横暴なリーダー、ク・ジュンピョ（イ・ミンホ）の行動に憤慨し、彼に宣戦布告。当然、F4の標的となりいじめを受けるが、持ち前の明るさと根性で立ち向かっていく。そんな中、ジャンディをピンチのたびに救い出したのが、F4のメンバーでありながら他の三人とは違う雰囲気を持つユン・ジフ（キム・ヒョンジュン）。ジャンディはジフに恋心を抱くが、一方でジュンピョは、自分に果敢に立ち向かってくるジャンディに強く惹かれ、猛アタックを開始する。ジュンピョの一途な愛にジャンディも心が動かされるが、彼らの前には、ジュンピョの母親（イ・ヘヨン）による激しい反対や、ジフとの三角関係など、様々な障害が立ちはだかる。原作は神尾葉子の世界的大ヒット漫画。第45回百想芸術大賞：TV部門男性新人演技賞、KBS演技大賞：新人賞をイ・ミンホ、第45回百想芸術大賞：TV部門男性人気賞、KBS演技大賞：人気賞をキム・ヒョンジュン、KBS演技大賞：ミニシリーズ部門優秀女優賞をク・ヘソン、ソウルドラマアワード2009：ミニシリーズ部門最優秀作品賞など多数受賞。

『君を守りたい～ONE MORE TIME～』

11月13日(木)20:15
第1話（全8話／2016年）
KBS World　https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1087
番組紹介：ユ・タン（キム・ミョンス/エル）は、インディーズバンド「ワンモアタイム」のリーダー兼ボーカル。メジャーデビューのチャンスを逃し続けている彼は、名声と成功への欲望を抱くあまり、金銭的な成功のために恋人であるムン・ダヘ（ユン・ソヒ）との関係を疎かにしていた。夢を諦めきれないタンと、そんな彼を献身的に支えてきたダヘは、ついに破局を迎えることに。しかし、別れを決意した翌日、タンは同じ日を何度も繰り返すタイムループに閉じ込められていることに気づく。タンは、この奇妙な現象から抜け出そうと必死になるが、ループの中で、ダヘが予期せぬ事故に遭い、命を落とすという悲劇的な運命を知ることになる。このタイムループは、ダヘが死ぬ運命から彼を救い出し、失いかけていた本当の愛と人生の価値に気づかせるための「最後のチャンス」だったのだ。タンは、タイムループの中で、ダヘを守り、再び愛を取り戻すために奮闘する。キム・ミョンス（エル）のドラマ初主演作の日韓共同制作ドラマ。

『悪魔がお前の名前を呼ぶ時』

11月14日(金)7:00
第1話（全16話／2019年）
KBS World　https://www.homedrama-ch.com/series/18565
番組紹介：ハ・リプ（チョン・ギョンホ）は、財産、名誉、才能のすべてを手に入れた、韓国で最も成功したスター作曲家。しかし、彼の成功の裏には大きな秘密があった。彼は10年前、無名のミュージシャンだった頃、悪魔（パク・ソンウン）と契約を交わしていた。それは、「魂を差し出す代わりに、富と若さを手に入れる」という悪魔との取引だった。契約満了を目前に控えたある日、ハ・リプは悪魔から「契約満了まであと6日」という通知を受け取る。魂を引き渡すことを拒んだハ・リプは、悪魔との契約を無効にするため、新たな人生をかけたゲームを仕掛ける。それは、自分の魂の代わりに、別の誰かの魂を持ってくること。ハ・リプは、自分の楽曲を盗作したという疑いを持つ、歌の才能はあるのに不運なシンガーソングライターのイ・ギョン（イ・ソル）に目をつける。自分の魂を取り戻すために他人の魂を狙うハ・リプと、悪魔の化身である俳優、そして悲運の女性歌手が織りなす、人生の価値や魂の重さを問う、文豪ゲーテの『ファウスト』をモチーフにしたミステリー・ファンタジードラマ。

『ムービング　シーズン１』

11月16日(日)8:00
第1話～第3話（全20話／2023年）
Dlife　https://www.dlife.jp/program/prgm_id/22592
番組紹介：表向きは“普通の高校生”として暮らすキム・ボンソク（イ・ジョンハ）は、重力を無視して空中を浮かぶことができる「飛行能力」を持っている。彼はその力を母親のイ・ミヒョン（ハン・ヒョジュ）に厳しく隠され、能力を使わず静かに生きるよう育てられてきた。ある日、彼の前に転校生のチャン・ヒス（コ・ユンジョン）が現れる。彼女もまた、致命傷を負っても驚異的なスピードで回復する「再生能力」を秘めており、父親のチャン・ジュウォン（リュ・スンリョン）とともに、過去のトラウマを抱えながら生活していた。さらに、同じクラスには「超怪力」を持つイ・ガンフン（キム・ドフン）も在籍。彼もまた、その力をひた隠しにして暮らしている。やがて彼らの学校に、正体不明の男たちが次々と侵入し、生徒たちを狙い始める。その背後には、かつて超能力者を兵器として育成していた国家情報機関の闇が存在していた。ボンソク、ヒス、ガンフンたちは、自分の能力と向き合いながら、親たちが抱えていた過去の秘密に直面する。かつて国家に仕え、特殊任務に従事していた親世代が再び動き出し、子どもたちを守ろうとする中で、壮絶な戦いが幕を開ける。親世代を演じる実力派俳優たち。チョ・インソンは、かつて「空を飛ぶ能力」で国の秘密任務に関わっていた男。そして、ハン・ヒョジュは「超感覚」を武器にしていた母親役で、息子を守るために過去の記憶と向き合う姿など、家族を守ろうとする親の愛、そして人生の選択に悩む大人たちの物語でもある。（チョ・インソンとハン・ヒョジュの窓越しのラブシーンは印象的）超能力をテーマにしながらも、恋愛、家族愛、友情など、普遍的なテーマが描かれており、幅広い層におすすめの作品。百想芸術大賞​テレビ部門の大賞を受賞をはじめ、様々な賞を受賞している。大ヒットした『ムービング』シーズン1は、（Disney+で配信）一応完結を迎えているが、​続編となるシーズン2の制作が正式に発表されている。

『朝鮮弁護士カン・ハンス　～誓の法典～』

11月17日(月)8:00
第1話（全16話／2023年）
アジアドラマチックTV　https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011274/
番組紹介：朝鮮時代を舞台に、復讐を誓う弁護士（朝鮮時代の弁護士である外知部）カン・ハンス（ウ・ドファン）の活躍を描いた痛快リーガル時代劇。濡れ衣をかけられて死んだ両親の復讐心から外知部になったハンスが、法が民を救うと信じ、巧みな弁舌と戦略、そして民を思う強い気持ちで様々な事件の弁護をしながら、両親の死の謎を解いていく。そして、彼の正義観や法律の知識、そして民への思いやりを経て、先王の娘イ・ヨンジュ（ボナ）は、亡き父の民のための国造りの願望であった『経国大典』を完成させる。『私の国』で演じたソノ役から一転、豪快かつ快活な弁護士（外知部）役をウ・ドファンが熱演。

『スキャンダル　～白雪姫の逆襲～』

11月17日(月)8:00
第1話（全102話／2024年）
BSフジ　https://www.bsfuji.tv/scandal/pub/index.html
番組紹介：「世界を手に入れたかった女」と「復讐のためにすべてを賭けた女」が繰り広げる、壮絶な運命のスキャンダルを描いたミステリーメロドラマ。主人公の一人、ムン・ジョンイン（ハン・チェヨン）は、手段を選ばず成功を追い求め、芸能事務所「ジョンイン・エンターテインメント」の代表にまで上り詰めた野心的な女性。もう一人の主人公であるドラマ脚本家のペク・ソラ（ハン・ボルム）は、ジョンインによって人生を狂わされ、すべてを奪われた過去を持つ女性。ソラは、自分の人生と大切なものを奪ったジョンインへの復讐を果たすため、脚本家としてジョンインの会社に近づく。ある日、ジョンインは、初恋の相手に酷似した俳優志望の青年、ソ・ジノ（チェ・ウン）と出会い、彼をスターダムに押し上げようとする。ジノをめぐり、ジョンインとソラの運命が複雑に絡み合い、愛憎と裏切りが渦巻く、マクチャン要素満載の次の展開が予測できない復讐劇。脚本は、愛憎復讐劇のヒット作である『赤い靴』などを手掛けたファン・スニョン。　

『ヤクザの俺が高校生になった』

11月17日(月)14:00
第1話（全8話／2024年）
ホームドラマチャンネル　https://www.homedrama-ch.com/series/18521
作品紹介：暴力団「七星派」のナンバー2のキム・ドゥクパル（イ・ソジン）は、荒くれ者として生きてきたものの、内心では「普通の学生生活を送り、大学で学びたい」という密かな夢を持っていた。そんな彼が、ある日、偶然の事故をきっかけに、いじめられっ子の高校生ソン・イホン（ユン・チャニョン）の体に憑依してしままう。最初は若い肉体を得たことを面白がるドゥクパルだったが、学校では自分の世界とはまるで違う「弱肉強食の校内ヒエラルキー」に直面してしまう。教室内ではいじめや孤立が横行し、イホンはその中心でずっと耐えてきたのだった。しかし、ドゥクパルの中年ヤクザとしての度胸と喧嘩スキルが発揮され、彼は次第にクラスの空気を変えていく。そんな中で出会うのが、同級生チェ・セギョン（ボン・ジェヒョン）。外見は優等生でありながら、複雑な家庭環境を抱えているセギョンは、イホン（中身はドゥクパル）の変化にいち早く気づき、少しずつ心を開いていき、やがて二人は、学校での不正や暴力に立ち向かう仲間となる。ユン・チャニョンが中年ヤクザの魂を演じる場面が絶妙なファンタジー・ヒューマンドラマ。

『個人の趣向』

11月17日(月)15:30
第1話（全16話／2010年）
LaLaTV　https://www.discoveryjapan.jp/lalatv/kojinnosyukou/
番組紹介：建築界の鬼才である父が設計した美しい伝統家屋「サンゴジェ」に住む家具デザイナーパク・ケイン（ソン・イェジン）。彼女は、掃除も料理も苦手、恋愛ベタで、まるで日本の「干物女」のような生活を送っていた。彼女は、恋人に裏切られ人生のどん底にいる中、あるプロジェクトのためにサンゴジェの構造を知りたいと考える若き建築家、チョン・チノ（イ・ミンホ）と出会う。チノは、イケメンで有能な完璧主義者だが、ひょんなことからケインにゲイだと誤解されてしまう。ケインは、ゲイであれば一緒に住んでも恋愛感情が芽生える心配がないと考え、チノをサンゴジェに下宿人として迎え入れる。また、ケインはチノに「いい女になるためのレクチャー」を依頼し、正反対の二人の奇妙な同居生活が始まる。神経質なチノと、ずぼらなケイン。チノはゲイではないという秘密を抱えながら、次第にケインの素直さや魅力に惹かれていくが、彼らの前には様々な障害が待ち受けていた。清純派のイメージが強かったソン・イェジンが、本作では恋愛に不器用でズボラな「干物女」を、『花より男子』でトップスターとなったイ・ミンホ、二人のコミカルな演技と胸キュン要素が満載のロマンチック・コメディ。2010年 MBC演技大賞：優秀男優賞をイ・ミンホ、最優秀女優賞をソン・イェジンが受賞。

『お嬢様をお願い！』

11月17日(月)19:00・20日(木)3:10
第1話（全16話／2009年）
KBS World　https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=547
番組紹介：カン・ヘナ（ユン・ウネ）は、韓国最大財閥の唯一の相続人で、広大な屋敷「レディーキャッスル」に住む超セレブなお嬢様。幼い頃に両親を亡くし祖父に育てられた彼女は、世間知らずで傲慢、わがまま放題のトラブルメーカーとして有名だった。そんなヘナの前に現れたのが、元ホストクラブのNo.1で、貧しい借金取りに追われるソ・ドンチャン（ユン・サンヒョン）。ドンチャンは、ヘナとのトラブルがきっかけで多額の賠償金を背負わされ、その返済のためにヘナの専属執事として働くことになる。ヘナは執事を次々とクビにする問題児だったが、ドンチャンは持ち前の根性と機転でヘナの横暴に立ち向かう。衝突を繰り返す二人の間に、やがて恋心が芽生え始め、ヘナの婚約者候補である誠実な弁護士イ・テユン（チョン・イル）や、ドンチャンに思いを寄せる靴デザイナーヨ・ウィジュ（ムン・チェウォン）も加わり、四角関係が展開する。主演のユン・ウネとユン・サンヒョンが、2009年KBS演技大賞で人気賞やベストカップル賞などを受賞。　

『100日の郎君様』

11月17日(月)21:30
第1話（全16話／2018年）
チャンネル銀河　https://www.ch-ginga.jp/detail/roukunsama/
番組紹介：朝鮮王朝時代、世子（セジャ）イ・ユル（ド・ギョンス / EXO-D.O.）は、完全無欠でクール、常に完璧を求める孤高の存在。幼い頃、初恋の少女ユン・イソと悲しい別れを経験し、孤独を抱えて生きていた。政略結婚をさせられた側室（ハン・ソヒ）を避けていることを家臣から咎められ、ユルは腹立ちまぎれに、国中の独身者を強制的に結婚させるという「独身者結婚命令」を発布する。その命令により、婚期を逃し、村人から白い目で見られていたワケありヒロインのホンシム（ナム・ジヒョン、ユン・イソが身分を隠した姿）は、結婚を迫られる。同じ頃、ユルは朝廷の陰謀により刺客に襲われ、命は取り留めたものの記憶を失い、庶民のウォンドゥクとしてホンシムの前に現れる。ホンシムは、罰を免れるため、とっさにウォンドゥクを婚約者だと偽り、二人は偽装夫婦として、100日間の共同生活を始めることになる。生活力ゼロのウォンドゥクと、生活力抜群のホンシム。正体を隠した初恋の相手同士が、お互い気づかぬまま繰り広げる、切なくもコミカルなミステリーロマンス時代劇。キム・ソノやハン・ソヒは、本作終了後、大ブレイクした。また名バイプレーヤーのキム・ギドゥとイ・ミンジの夫婦とイ・ジュニョク演じる村の役人は、物語のコミカルな部分を支える、欠かせないこのドラマでは魅力的な存在。ド・ギョンスは、この作品が自身初の時代劇でありながら、高い評価を得、ケーブル局歴代視聴率を塗り替えるヒット作となった。　

『あやしい彼女』

11月18日(火)6:15
第1話（全12話／2024年）
衛星劇場　https://www.eigeki.com/series/18481
番組紹介：2014年に大ヒットした同名韓国映画を連続ドラマ化した作品。女手一つで娘を育て上げた70代の毒舌ばあちゃん、オ・マルスン（キム・ヘスク）。娘との口論の末、家を出た彼女は、謎のタクシーに導かれて入った写真館で、なんと20代の姿に若返ってしまう。 若返ったマルスンは、行方不明のアイドル練習生と間違われたことをきっかけに、オ・ドゥリ（チョン・ジソ）と名乗り、かつて諦めた歌手になる夢を再び追い始める。 プロデューサーのダニエル・ハン（ジニョン）との出会いや、家族との絆、そして年齢差のある三角関係など、感動と笑いを交えながら、若返った彼女の人生の再挑戦が描かれる。

『アゲイン・マイ・ライフ～巨悪に挑む検事～』

11月18日(火)17:30
第1話～第5話（全16話／2022年）
フジテレビTWO　https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200117.html
番組紹介：幼い頃に両親を亡くし、どん底から名門大学に合格したキム・ヒウ（イ・ジュンギ）は、不正を許さない熱血検事として活躍していたが、韓国政界で大きな力を持つ大物政治家チョ・テソプ（イ・ギョンヨン）の不正を暴こうとした際に、逆に命を落としてしまう。死の淵でヒウは、冥土の使いから「チョ・テソプを罪に償わせること」を条件に、2度目の人生を与えられる。そして、15年前の高校生にタイムスリップしたヒウは、過去の経験を活かし、綿密な計画を立てて復讐を誓う。過去を変えながら、チョ・テソプに立ち向かうために仲間を集め、巨大な悪に立ち向かっていくヒウ。果たしてヒウは、2度目の人生で復讐を成し遂げることができるだろうか。スタントなしで難しいアクションシーンを演じて話題になったこのドラマでイ・ジュンギは、2022年のSBS演技大賞、最優秀演技賞（ミニシリーズ・ファンタジー部門）を受賞した,

『恋するイエカツ』

11月19日(水)16:00
第1話（全16話／2021年）
日テレプラス　https://www.nitteleplus.com/program/koisuru_iekatsu/
番組紹介：「家は暮らしの場」と考える雑誌編集者のナ・ヨンウォン（チョン・ソミン）と、「家は投資対象」と割り切る不動産投資家のユ・ジャソン（キム・ジソク）。ヨンウォンは、住む人の幸せを追求した記事を作ることに情熱を注ぐ一方、ジャソンは、徹底した損得勘定で不動産を扱う冷徹な男。そんな二人が、仕事を通じて関わり合う中で、家に対する価値観の違いがコミカルに描かれている作品。ドラマでは、韓国の伝統的な家屋である韓屋や、美しい観光名所、ペット好きの家、そして投資物件など、多彩な家と暮らしの風景が描かれる。しかし、その一方で、「地屋簡（チオクガン／半地下・屋根部屋・簡易宿）」と呼ばれる、貧しい人々の過酷な住環境もリアルに映し出すことで、韓国社会の住宅事情の光と影を浮き彫りにする。恋愛経験ゼロのジャソンが、ヨンウォンに惹かれ、不器用ながらも恋心を表現していく姿は、笑いと胸キュンを誘う。さらに、ヨンウォンの同僚ナム・サンスン（アン・チャンファン）のコミカルなダンスシーンや、チェ・ゴ編集長（キム・ウォネ）の個性的な演技も、ドラマを盛り上げている。

『ビューティフル・マインド～愛が起こした奇跡～』

11月19日(水)19:00・24日(月)3:00
第1話（全14話／2016年）
KBS World　https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=961
番組紹介：舞台はヒョンソン病院。共感能力を欠く天才脳神経外科医イ・ヨンオ（チャン・ヒョク）と、原則を重んじる心優しい交通課の女性巡査ケ・ジンソン（パク・ソダム）を中心に描かれるメディカル・サスペンス・ロマンス。ヨンオは幼い頃のトラウマから感情を理解できず、他者の心を読み取ることができないために、自身を「モンスター」だと認識している。一方、ジンソンは、ある事件でヨンオと出会い、彼の冷徹な行動の裏にある真実と、人間的な苦悩に気づき始めめる。病院内で発生する連続的な奇妙な患者の死亡事件を追う中で、二人は対立しながらも次第に惹かれ合い、ヨンオは初めて「愛」という感情を通じて人間性を取り戻していく。視聴率低迷（他局のドラマとの競合が激しく）のため、当初の予定のより放送回数が短縮されたことは、緻密なサスペンス要素など、ドラマの質そのものに対する評価は高かったため、ちょっと残念。

『刑務所のルールブック』

11月20日(木)15:40・21日(金)7:00
第1話（全16話／2017年）
フジテレビTWO　https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200178.html
番組紹介：韓国野球界のスター選手である怪物クローザー、キム・ジェヒョク（パク・ヘス）は、メジャーリーグ進出を目前に控え、順風満帆な人生を送っていたが、妹に暴行を加えようとした男を捕まえようとした際に、相手に重傷を負わせてしまい、まさかの実刑判決を受けてしまう。一瞬にして野球選手から受刑者となったジェヒョクは、塀の中という全く新しい世界で、個性豊かな受刑者たちや刑務官たちと共に生活を始めることになる。親友で刑務官のイ・ジュノ（チョン・ギョンホ）のサポートを受けながら、極限の状況下で繰り広げられる受刑者と刑務官たちの人間模様を、ユーモアと感動を交えてリアルに描いたヒューマンドラマ。刑務所という閉ざされた空間を舞台にしながらも、受刑者や刑務官たちの個性が際立ち、コミカルなシーンが多く、笑いながら感動できる「ブラックユーモア」あふれる作品。主演のパク・ヘス、チョン・ギョンホをはじめ、チョン・ヘイン、イ・ギュヒョンなど、後に大ブレイクする俳優が多数出演しており、主人公のジェヒョクだけでなく、個性あふれる脇役たち（チョン・ウンイン、チェ・ムソン、パク・ホサン、チョン・ミンソン、アン・チャンファンなど）の魅力が爆発している作品。

『アイショッピング　～返品された子どもたち～』

11月21日(金)20:00・27日(水)11:30
第1話・第2話（全8話／2025年）
KNTV　https://kntv.jp/program/kn251101/
番組紹介：世間から信頼を集めるSH医療財団の代表、キム・セヒ（ヨム・ジョンア）は、裏では上流階級をターゲットにした違法な子どもの養子売買組織のトップとして君臨していた。このビジネスは、気に入られなかった子どもたちを「品質不満」として”返品”し、抹消するという非情なシステムで行われてた。12年前に組織に”返品”されながらも奇跡的に生き延びたキム・アヒョン（ウォン・ジナ）は、同じ境遇の子どもたちを率いるリーダーとして、自ら生き延びるための厳しい訓練を繰り返す。一方、組織の一員でありながら子どもたちを密かに守ろうとするウ・テシク（チェ・ヨンジュン）もいるが、組織の実質的な運営者である冷酷なチョン・ヒョン（DEX / キム・ジニョン）の追撃を受け、アヒョンたちは再び危険にさらされる。捨てられた子どもたちが過酷な運命に抗い、悪徳組織に復讐を誓い立ち向かう、壮絶なサバイバル・アクションドラマ。　

『放課後戦争活動』

11月23日(日)7:30
第1話・第2話（全10話／2023年）
フジテレビTWO　https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200127.html
番組紹介：原作は韓国マンガ大賞新人賞受賞作品。パート1とパート2に分かれて構成されている。パート1は、ある日、空に突如として謎の生命体「球体」が出現し、人間を襲い始める。国家総動員令が発令される中、兵力不足に陥った政府は、大学入試の加算点を餌に、受験を控えた高校3年生たちを徴兵する。ソンジン高校3年2組の生徒たちは、厳しい軍事訓練に戸惑いながらも、ソンジン高校3年2組担当小隊長イ・チュンホ（シン・ヒョンス）の指導のもと、球体との戦いに巻き込まれていく。当初は遊び半分の生徒もいたが、仲間が犠牲になる過酷な現実を目の当たりにし、次第に「本当の戦争」の厳しさを知ることになる。パート2では、球体との戦いがさらに激化し、生徒たちは、球体に対抗するための作戦を立て、物資を確保するために危険な探索に出る。高校生たちが下す究極の選択と、その結末が描かれていく。ムン・サンミン（ソンジン高校3年2生徒）が「第8回 Asia Artist Awards」で新人賞を受賞。

『労務士ノ・ムジン』

11月23日(日)15:50
第1話・第2話（全10話／2025年）
KNTV　https://kntv.jp/program/kn250903/
番組紹介：主人公のノ・ムジン（チョン・ギョンホ）は、かつては社会的意識も低い生計型の労務士。全財産を失い、必死の思いで事務所を開業するが、ある日、死の淵に立たされた際、謎めいた人物である菩薩（タン・ジュンサン）と契約を結ぶ。 この契約により、ムジンは幽霊が見える能力を手に入れることになる4。 彼は、無念の死を遂げた労働者たちの幽霊が抱える、未解決の労災や不当な労働問題の依頼を受けることになり、「幽霊たちの労務士」として活動を開始する。 義妹でムジン事務所のブレインであるナ・ヒジュ（ソル・イナ）、元記者で映像クリエイターのコ・ギョヌ（チャ・ハギョン/VIXX エン）と共に、幽霊たちが依頼する社会の闇に隠された真実を明るみにし、彼らの無念を晴らすために奮闘する。監督は、映画『リトル・フォレスト』のイム・スルレ、脚本は、『D.P.－脱走兵追跡官－』のキム・ボトン。この二人のタッグにより、話題になった作品。ソル・イナとチャ・ハギョンが歌うOSTも発売されている。

『ＤＵＳＴ　～十三年の追憶～』＜中国ドラマ＞

11月27日(木)9:30
第1話（全24話／2023年）
チャンネル銀河　https://www.ch-ginga.jp/detail/dust/
番組紹介：13年の時を超えて再び動き出した連続殺人事件の謎を追う、本格的なクライムサスペンスドラマ。
1997年、ベテラン刑事の衛崢嶸（ウェイ・ジョンロン／チェン・ジェンビン）は、弟子の新人刑事だった陸行知（ルー・シンジー／チェン・シャオ）と共に、猟奇的な連続殺人事件の捜査にあたる。被害者の女性は皆、全裸にされ、まるで絵画のような美しい姿勢で硬直させられるという異常な手口だった。必死の捜査にもかかわらず、犯人を特定できないまま事件は突如として止み、衛崢嶸は失意のうちに第一線の刑事から閑職へと異動させられる。それから13年後の2010年。当時ヒラ刑事だった陸行知はベテランとなっていたが、1997年の事件と共通点のある殺人事件が再び発生する。陸行知は、すっかり角が取れたように見える衛崢嶸に復帰を要請し、かつての師弟コンビが時を超えて事件の再捜査に乗り出す。重苦しい事件を追いながらも、随所にユーモアや人間味のあるシーンが盛り込まれ、また、物語の流れも第22話の時点で物語が第1話のシーンに繋がるなど、13年間の衛崢嶸の人生の全容が明らかになる構成の巧みさが話題になった。中国の大手レビューサイト「豆瓣（douban）」にて10点満点中8.0点という高評価を獲得し、質の高いクライムサスペンスとして認められている。　

『彼女のいない時間』

11月27日(木)15:00
第1話・第2話（全4話／2024年）
ホームドラマチャンネル　https://www.homedrama-ch.com/series/18661
番組紹介：韓国のロックバンドのボーカリスト、チャ・ウンテ（キム・ヒョンジュン）。人気はあるものの、どこか満たされない日々を送っていた。そんな彼の前に、ある日突然、不思議な能力を持つ謎の少女（天翔天音）が現れる。彼女の出現によって、ウンテの日常は一変する。彼女は、ウンテが過去に経験した出来事や、心の中に秘めている感情を読み取ることができる能力を持っているようで、ウンテは彼女と関わる中で、忘れていた感情や、過去の出来事と向き合うことになる。日本の制作会社も関わっている日韓合作ドラマ。

◉ここからはオススメ韓国映画

『青い塩』（2011年）

11月11日(火)18:50・28日(金)15:00
WOWOWシネマ　https://www.wowow.co.jp/detail/102686
番組紹介：伝説のヤクザとして裏社会で恐れられたユン・ドゥホン（ソン・ガンホ）は、組織から足を洗い、母の故郷である釜山で海辺の食堂を開くという静かな人生を望んでいた。その夢を叶えるため料理教室に通い始めたドゥホンは、そこでセビン（シン・セギョン）という少女と出会う。無愛想ながら料理上手なセビンに、ドゥホンは次第に惹かれていく。しかし、一見平凡な少女セビンの正体は、組織に雇われた元ライフル射撃選手の殺し屋だった。彼女はドゥホンの動きを探るために料理教室に潜入していたのだった。やがて、セビンにドゥホン暗殺の指令が下される。自分の命を狙うセビンの正体を知りながらも、ドゥホンは彼女を憎むことができず、むしろ彼女の未来を守ろうと再び組織と対峙することを決意する。『イルマーレ』で知られるイ・ヒョンスン監督が、10年ぶりに手がけた長編作品。全編にわたってブルーを基調とした印象的なビジュアルが特徴的な映画。本作のラストについては、観客の間で賛否両論を呼んだというエピソードがある。年齢も境遇も異なる男女が、惹かれ合いながらも、組織の陰謀や悲しい運命に翻弄されていく物語。

『天命の城』＜PG12＞（2017年）

11月13日(水)20:00・19日(水)19:30
KNTV　https://kntv.jp/program/kn251106/
番組紹介：1636年、清の大軍が突如、朝鮮に侵攻し「丙子の役」が勃発する。圧倒的な敵の兵力に、朝鮮第16代国王・仁祖（パク・ヘイル）と朝廷は、孤立した山城である南漢山城に避難し、籠城を余儀なくされることになる。極寒と飢餓が迫る絶体絶命の状況下で、朝廷の意見は、民の命を救うため、一時的にでも清との和睦（降伏）交渉を進めるべきだと主張する吏曹大臣チェ・ミョンギル（イ・ビョンホン）と、国家の大義と名誉を守るため、徹底抗戦を貫き、死を覚悟で戦うべきだと主張する礼曹大臣キム・サンホン（キム・ユンソク）の二つに割れる。王は、どちらの意見も一理あると理解しながらも、国家の命運と民の命を賭けた究極の決断を迫られ、深く葛藤する。戦争のシーンよりも、極限状況下での和平派（イ・ビョンホン）と抗戦派（キム・ユンソク）の激しい議論と論理的なぶつかり合いがメインのドラマ。どちらの主張にも正義があり、深く考えさせられる。監督のファン・ドンヒョクは、かねてより坂本龍一の音楽を敬愛していたため、彼に音楽のオファーを求め、坂本氏は脚本を読み、「登場人物の葛藤に感銘を受けた」として、韓国映画初参加が実現した。2017年の韓国映画評論家協会賞で4冠（最優秀作品賞、監督賞、撮影賞、音楽賞）を受賞。

『私のオオカミ少年』（2012年）

11月20日(木)20:00
KNTV　https://kntv.jp/program/kn251107/
番組紹介：病気の療養のため、家族とともに静かな村に引っ越してきた少女スニ（パク・ボヨン）。心を閉ざして生きる彼女は、ある日、家の庭先で見つけた小屋の裏に隠れていた、野性的で言葉も通じない謎の少年と出会う。スニの世話好きの母親は、その少年をチョルス（ソン・ジュンギ）と名付け、家族の一員として家に迎え入れる。スニはチョルスに対し、食事の仕方、服の着方、そして文字の読み書きといった人間らしい生活の仕方を根気強く教え始める。まるでオオカミのような行動しかとらなかったチョルスは、スニの温かい心に触れることで、少しずつ人間らしさを取り戻し、スニに対して心を開いていく。次第に二人の間に純粋な愛情が芽生えるが、チョルスの特殊な存在が村人や彼の秘密を探る者たちによって知られることになり、悲しい運命が二人を待ち受ける。ソン・ジュンギは、「オオカミ少年」という役柄を、セリフがほとんどない中で、唸り声や野性的な動き、そして繊細な表情だけで表現し、その演技が大絶賛された。韓国で700万人を超える観客を動員し、韓国ロマンス映画としては異例の記録的な大ヒットとなった。　

※放送日時及び内容は編成の都合により、予告なく変更になる場合があります。