2026年6月後半(15日〜30日)にスタートする韓国、中国ドラマのBS・CS番組をリストアップしました。
新しいものから、懐かしい作品まで、個人的に気になっている作品をピックアップして紹介します。
タイプ別にアイコンを付けてみました。参考にしてみてください。
あなたのお気に入りの作品と出会えますように。
◉6月後半スタートの放送作品
ドラマ
| 6/15 | 6:30 | 🤓大生意人~大商人への道~(中国) | WOWOW |
| 出演 | スン・チエン、ルオ・イージョウ | ||
| 6/16 | 12:00 | 🕵️唐朝詭事録 -The Mystery of Kingdom- 第三季 | WOWOW |
| 出演 | ヤン・シューウェン、ヤン・チーガン、ガオ・スーウェン | ||
| 6/16 | 15:30 | 🌸青い海の伝説 | アジドラ |
| 出演 | イ・ミンホ、チョン・ジヒョン | ||
| 6/16 | 15:35 | 🕵️予期せぬ相続者 | KNYV |
| 出演 | イ・ジェウク、イ・ジュニョン | ||
| 6/16 | 15:30 | 🕵️ミッシング ~彼らがいた~ | フジTWO |
| 出演 | コ・ス、ホ・ジュノ、アン・ソヒ | ||
| 6/18 | 2:00 | 🌸ディア・ブラッド~私の守護天使~ | KBS World |
| 出演 | アン・ジェヒョン、ク・ヘソン、チ・ジニ | ||
| 6/18 | 21:30 | 🌸雲が描いた月明かり | Ch銀河 |
| 出演 | パク・ボゴム、キム・ユジョン、ジニョン | ||
| 6/18 | 22:00 | 🌸ユミの細胞たち | アジドラ |
| 出演 | キム・ゴウン、アン・ボヒョ | ||
| 6/19 | 5:00 | 🤓パク・ハギョンの旅行記 | 衛星劇場 |
| 出演 | イ・ナヨン、ハン・イェリ、ソ・ヒョヌ | ||
| 6/19 | 12:00 | ⚔️三銃士 | BS朝日 |
| 出演 | ジョン・ヨンファ、イ・ジヌク、ヤン・ドングン | ||
| 6/19 | 15:35 | 🌸きっと☆うまくいくよ! | KBS World |
| 出演 | チェ・ユニョン、クァク・シヤン | ||
| 6/21 | 0:00 | 🌸ここにきて抱きしめて | フジTWO |
| 出演 | チャン・ギヨン、チン・ギジュ、ホ・ジュノ | ||
| 6/21 | 20:00 | 🕵️🔥アゲイン・マイ・ライフ | アジドラ |
| 出演 | イ・ジュンギ、イ・ギョンヨン | ||
| 6/22 | 8:30 | ⚔️🌸王になった男 | フジTWO |
| 出演 | ヨ・ジング、イ・セヨン、キム・サンギョン | ||
| 6/22 | 13:30 | 💔イブの罠 | アジドラ |
| 出演 | ソ・イェジ、パク・ビョンウン | ||
| 6/22 | 14:00 | 🕵️白雪姫には死を~BLACK OUT~ | ホームドラマch |
| 出演 | ピョン・ヨハン、コ・ジュン | ||
| 6/23 | 2:00 | 💔ゴールデンクロス愛と欲望の帝国 | KBS World |
| 出演 | キム・ガンウ、イ・シヨン、オム・ギジュン | ||
| 6/23 | 17:10 | 🕵️ミッシング2~彼らがいた~ | フジTWO |
| 出演 | コ・ス、ホ・ジュノ、キム・ドンフィ | ||
| 6/24 | 8:30 | 🤓私たちの人生レース | KNTV |
| 出演 | イ・ヨニ、ユンホ | ||
| 6/24 | 11:30 | 💔蒼のピアニスト | アジドラ |
| 出演 | チュ・ジフン、チ・チャンウク、チン・セヨン | ||
| 6/25 | 5:00 | 🌸パリの恋人 | 衛星劇場 |
| 出演 | パク・シニャン、キム・ジョンウン、イ・ドンゴン | ||
| 6/25 | 17:50 | 🌸清潭洞(チョンダムドン)アリス | 日テレ+ |
| 出演 | ムン・グニョン、パク・シフ | ||
| 6/26 | 18:45 | 🕵️ボイス4~112の奇跡~ | KNTV |
| 出演 | イ・ハナ、ソン・スンホン | ||
| 6/26 | 20:00 | 🆕 🕵️クライマックス | WOWOW |
| 出演 | チュ・ジフン、ハ・ジウォン | ||
| 6/27 | 1:10 | 💔シンデレラゲーム~偽りの母娘~ | フジTWO |
| 出演 | ハン・グル、チェ・サン | ||
| 6/27 | 10:00 | 🌸ゴー・バック夫婦 | フジTWO |
| 出演 | チャン・ナラ、ソン・ホジュン、チャン・ギヨン | ||
| 6/27 | 10:45 | 🕵️ハンガン警察 | KNTV |
| 出演 | クォン・サンウ、キム・ヒウォン | ||
| 6/28 | 22:00 | 🌸太陽を抱く月 | Ch銀河 |
| 出演 | キム・スヒョン、ハン・ガイン | ||
| 6/29 | 6:10 | 😀新兵3 | 衛星劇場 |
| 出演 | キム・ミノ、キム・ドンジュン、ナム・テウ | ||
| 6/29 | 14:00 | 🤓タリムファミリー〜恋もお金もクリーンに! | BS10 |
| 出演 | クム・セロク、キム・ジョンヒョン、チェ・テジュン | ||
| 6:30 | 3:30 | 🤓マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~ | TBSch1 |
| 出演 | イ・ソンギュン、IU、チャン・ギヨン | ||
| 6:30 | 3:30 | 🌸イニョン王妃の男 | アジドラ |
| 出演 | チ・ヒョヌ、ユ・インナ | ||
| 6:30 | 22:10 | 🌸朝鮮心医ユ・セプン | ホームドラマch |
| 出演 | キム・ミンジェ、キム・ヒャンギ | ||
🆕 =日本初放送
🕵️=サスペンス、推理、ミステリー、クライム、スリラー
💔=復讐劇
🔥=アクション
🌸=ファンタジー、ロマンス、恋愛ドラマ
🤓=ヒューマンドラマ、群像劇
⚔️=歴史劇
😀=コメディ(ラブ、ブラック、ヒューマン)
映画 Ⓟ=PG12 Ⓡ=R15+指定
| 6/16 | 21:00 | 最後のピクニック(2024年) | WOWOW |
| 出演 | ナ・ムニ、キム・ヨンオク | ||
| 6/17 | 0:00 | V.I.P.修羅の獣たちⓇ(2017年) | ザ・シネマ |
| 出演 | チャン・ドンゴン、キム・ミョンミン、パク・ヒスン | ||
| 6/17 | 21:40 | ラブストーリー(2003年) | フジTWO |
| 出演 | ソン・イェジン、チョ・スンウ、チョ・インソン | ||
| 6/18 | 20:00 | 大統領暗殺裁判 16日間の真実(2025年) | KNTV |
| 出演 | チョ・ジョンソク、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョン | ||
| 6/18 | 21:00 | 3日葬/サミルチャン(2024年) | WOWOW |
| 出演 | パク・シニャン、イ・ミンギ | ||
| 6/18 | 21:00 | 神と共に 第一章:罪と罰(2017年) | フジTWO |
| 出演 | ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギ、チャ・テヒョン | ||
| 6/19 | 21:00 | 殺人配信(2025年) | WOWOW |
| 出演 | カン・ハヌル、ハン・ソユン、カン・ハギョン | ||
| 6/20 | 4:00 | オ!ムニ(2020年) | KNTV |
| 出演 | ナ・ムニ、イ・ヒジュン、チェ・ウォニョン | ||
| 6/20 | 14:35 | キングメーカー 大統領を作った男(2022年) | KNTV |
| 出演 | ソル・ギョング、イ・ソンギュン、ユ・ジェミョン | ||
| 6/20 | 22:30 | あなた、そこにいてくれますか(2016年) | アジドラ |
| 出演 | キム・ユンソク、ピョン・ヨハン、チェ・ソジン | ||
| 6/21 | 0:35 | コンフィデンシャル:国際共助捜査(2022年) | アジドラ |
| 出演 | ヒョンビン、ユ・ヘジン、イム・ユナ | ||
| 6/21 | 3:00 | 沖縄ブルーノート(2025年) | アジドラ |
| 出演 | キム·ドンワン、ファン·スンオン | ||
| 6/22 | 11:00 | ランサム 非公式作戦(2023年) | ザ・シネマ |
| 出演 | ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、イム・ヒョングク | ||
| 6/23 | 0:00 | このろくでもない世界でⓇ(2023年) | ザ・シネマ |
| 出演 | ホン・サビン、ソン・ジュンギ、キム・ソンヒョ | ||
| 6/24 | 13:30 | 来し方 行く末(中国/2023年) | ザ・シネマ |
| 出演 | フー・ゴー、ウー・レイ、チー・シー | ||
| 6/25 | 21:00 | 神と共に 第二章:因と縁(2018年) | フジTWO |
| 出演 | ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、キム・ヒャンギ、マ・ドンソク | ||
| 6/26 | 4:00 | 悪いやつら(2012年) | WOWOW |
| 出演 | チェ・ミンシク、ハ・ジウォン、チョ・ジヌン、マ・ドンソク | ||
| 6/26 | 21:00 | 別れる決心(2022年) | ザ・シネマ |
| 出演 | パク・ヘイル、タン・ウェイ、イ・ジョンヒョン | ||
| 6/28 | 0:00 | 悪女/ AKUJYO Ⓡ(2017年) | ザ・シネマ |
| 出演 | キム・オクビン、ソン・ハギュン、ソンジュン | ||
| 6/28 | 0:40 | 新感染ファイナルエクスプレス(2016年) | アジドラ |
| 出演 | コン・ユ、キム・スワン、チョン・ユミ、マ・ドンソク | ||
| 6:28 | 2:55 | 新感染ファイナルステージ(2020年) | アジドラ |
| 出演 | カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン、イ・レ | ||
| 6/28 | 4:00 | コンフェクション 友の告白(2014年) | KNTV |
| 出演 | チュ・ジフン、チソン、イ・グァンス | ||
| 6/28 | 9:00 | 光州5・18(2007年) | ザ・シネマ |
| 出演 | キム・サンギョン、アン・ソンギ、イ・ヨウォン、イ・ジュンギ | ||
| 6/28 | 11:15 | タクシー運転手~約束は海を超えて~(2017年) | ザ・シネマ |
| 出演 | ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマン、ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル | ||
| 6/28 | 13:40 | 弁護人(2013年) | ザ・シネマ |
| 出演 | ソン・ガンホ、キム・ヨンエ、オ・ダルス | ||
| 6/28 | 16:25 | 工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男(2018年) | ザ・シネマ |
| 出演 | ファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、チュ・ジフン | ||
| 6/28 | 18:55 | 義兄弟~SECRET REUNION~(2010年) | ザ・シネマ |
| 出演 | ソン・ガンホ、カン・ドンウォン | ||
| 6/29 | 20:00 | 潔白(2020年) | KNTV |
| 出演 | シン・ヘソン、ペ・ジョンオク、ホ・ジュノ | ||
| 6/30 | 1:00 | 春香秘伝 The Servant (2010年) | WOWOW+ |
| 出演 | キム・ジュヒョク、チョ・ヨジョン、リュ・スンボム、オ・ダルス | ||
◉6月後半のピックアップ作品(ドラマ&映画)
『ミッシング ~彼らがいた~』(2020年)
行方不明になった死者(幽霊)たちが暮らす謎の村を舞台に、遺体を探して彼らを成仏させるために奮闘する男たちの姿を描いたミステリー・ファンタジー。
悪徳詐欺師を騙して被害者の金を回収する「人情派の詐欺師」キム・ウク(コ・ス)は、ある日偶然、若い女性が拉致される現場を目撃してしまう。そのせいで自身も謎の男たちに誘拐され、山奥へ連れ去られるが、隙を見て逃げ出す途中で崖から転落し、気を失ってしまう。
目が覚めると、ウクは見知らぬ山奥の集落「ドゥオン村」にいた。そこで暮らす人々は、一見すると普通に生活しているように見えるが、実は全員が「未解決事件や不慮の事故に巻き込まれ、遺体が見つかっていない幽霊」だった。
なぜか生きた人間でありながらその幽霊たちが見えてしまうウクは、同じく幽霊が見える村の住人チャン・パンソク(ホ・ジュノ)と出会う。パンソクは、人知れずこの村の住人たちの遺体を探し、現実世界で発見させることで、彼らを成仏させていた。成り行きで協力することになった二人は、外の世界の仲間たちを巻き込みながら、村の住人たちが巻き込まれた事件の真相を暴き、遺体を探し出していく。
一見バラバラに見えた村の住人たちの死や失踪が、実は現実世界で起きている「ある巨大な陰謀や事件」へと繋がっていくストーリー展開は、刑事であるジュノ(ハジュン)の捜査と、ウクたちの霊的なアプローチがどう絡み合っていくのか、サスペンスとしての面白さもある。
ドゥオン村の住人たちは生きている人間と同じように笑い、悩み、生前の未練を抱えて暮らしているが、遺体が見つかると、彼らは誰にも告げず、一瞬で光となって消えて(成仏して)しまう。その「消滅」の瞬間がもたらす、切なさと救いが視聴者から支持を受け、続編『ミッシング2 ~彼らがいた~』が制作・放送されました。
パンソク役を演じたホ・ジュノ氏は、それまで『朱蒙(チュモン)』や『ここに来て抱きしめて』などで、強烈な悪役や圧倒的なカリスマを持つ恐ろしいキャラクターを演じることが多い俳優だったが、本作では、娘を失った悲しみを抱えながら幽霊たちに寄り添う「優しく泥臭いおじさん」を演じている。その温かい演技が視聴者から絶賛され、彼の新たな魅力を開拓した作品となった。
放送日:6月16日(火) 時間:15:30 放送局:フジテレビTWO
出演:コ・ス、ホ・ジュノ、アン・ソヒ、ハジュン、他
『雲が描いた月明かり』(2016年)
2016年に韓国KBSで放送され、時代劇というジャンルながら現代的な感覚で描かれた恋愛模様が若者を中心に大ヒットし、社会現象となるほどの「雲月(クルミ)シンドローム」を巻き起こした名作。
借金返済のために恋愛相談家として生計を立てていたホン・ラオン/ホン・サムノム(キム・ユジョン)は、ある男性の代わりに恋文の相手と会うことになる。そこで出会ったのが、一国の世子であるイ・ヨン(パク・ボゴム)だった。お互いの身分を知らぬまま出会った二人は、最悪の第一印象(ヨンを落とし穴に落として逃げる!)で別れる。
その後、借金のカタに内官(ネグァン)として宮廷に売られてしまったラオンは、偶然にも宮廷でヨンと再会。ヨンは自分を罠にかけたラオンが内官として入宮してきたことに驚きつつも、いつしか彼女の正体が女性であることを知らないまま、友情を超えた特別な感情を抱き始める。宮廷という厳しい場所で、身分と性別の壁を越えて惹かれ合う二人の運命の結末は….。
キム・ユジョンはこの作品で「国民の妹」と呼ばれた子役時代からの脱皮し、男装姿の可愛らしさと、女性として覚醒していく美しさの演じ分けは、多くの視聴者から高い評価を得た。パク・ボゴムにとっても、彼の誠実で温かい人柄と演技力が、作品の人気と相まって「ボゴムマジック(何をしても愛される、観る人を幸せにする力)」とまで呼ばれ、韓国だけでなく日本を含むアジア全域で爆発的な人気を博すきっかけとなった。『雲が描いた月明り』の挿入歌「愛しい人(내 사람)」は、本人が歌っている。
パク・ボゴムとキム・ユジョンは、この作品で百想(ペクサン)芸術大賞人気賞を受賞。KBS演技大賞、最優秀演技賞にパク・ボゴム、中編ドラマ部門 優秀演技賞にキム・ユジョン、ラオンを影で支えながら思いを遂げられず終わる薄幸なキム・ユンソンを演じたジニョン〈B1A4〉、クァク・ドンヨンは、新人賞を受賞している。
放送日:6月18日(木) 時間:21:30 放送局:チャンネル銀河
出演:パク・ボゴム、キム・ユジョン、ジニョン、チェ・スビン、他
『王になった男』(2019年)
2012年にイ・ビョンホン主演で観客動員数1,200万人を突破した大ヒット映画を、2019年にtvNがヨ・ジング主演でリメイクした時代劇ドラマ。
李氏朝鮮時代。王位を巡る熾烈な政争により、いつ暗殺されるか分からない恐怖から、暴君と化してしまった王イ・ホン(ヨ・ジング)。側近の都承旨(トスンジ:秘書室長にあたる役職)であるイ・ギュ(キム・サンギョン)は、王の命を守るため、王と顔が瓜二つの道化師(ピエロ)の青年ハソン(ヨ・ジング)を偶然見つけ出し、密かに王の身代わりとして玉座に座らせる。
最初は宮廷の作法も分からず、ただ殺されないよう怯えていたハソンだったが、政治の腐敗や苦しむ民の現実を目の当たりにする中で、次第に「形だけの身代わり」ではなく、自分の意志で「真の王」として国を変えようと決意するようになる。
一方、夫(王)の豹変に心を痛めていた王妃ユ・ソウン(イ・セヨン)は、身代わりであるハソン(本人は王だと思っている)が魅せる、かつての優しさと誠実さに触れ、再び恋に落ちてしまう。身分を偽った命がけの騙し合いと、禁断のロマンスの中で、ハソンを待ち受ける運命とは。
2時間の映画版では描ききれなかった、宮廷内のドロドロとした権力闘争やキャラクターの背景が深く描写され、特に中盤以降、映画版とはまったく異なる物語が、映画を観た人でも新鮮な驚きを味わえる。ハソンの正体を知りながら彼をサポートする、都承旨イ・ギュと趙内官(チャン・グァン)。この3人の間に生まれる、身分や嘘を超えた「奇妙な信頼関係」は、映画と同じくこのドラマのポイントになる。(王の側近である趙内官役を演じたチャン・グァンは映画でも同じ役を演じている)
本作の演出を手掛けたキム・ヒウォン監督は、のちに世界中で大ヒットを記録するドラマ『ヴィンチェンツォ』(2021年)や『シスターズ』(2022年)、『涙の女王』(2024年)などを監督する演出家。本作でも、映画に引けを取らないスケールの大きな映像美や、スリリングな緩急のある演出が高く評価された。
放送日:6月22日(月) 時間:8:30 放送局:フジテレビTWO
出演:ヨ・ジング、イ・セヨン、キム・サンギョン、チョン・ヘヨン、チャン・グァン、クォン・ヘヒョ、他
『白雪姫には死を~BLACK OUT~』(2024年)
記憶のないまま幼馴染2人を殺害した罪で10年間服役した青年が、出所後に自らの失われた記憶を辿り、事件の真実を追う、逆追跡犯罪スリラー。
誰からも慕われる模範的な優等生で、名門医大への入学を控えていた高校生コ・ジョンウ(ピョン・ヨハン)。しかし、ある夜を境に彼の人生は一変してしまう。同じ町の幼馴染である少女2人が残虐に殺害される事件が発生。現場となった倉庫は血の海だったが、なぜか2人の遺体は見つからなかった。
当時、現場でやけ酒を煽り猛烈に泥酔していたジョンウには、事件当夜の記憶(ブラックアウト)が全くなかった。殺した記憶もない代わりに「殺していないという証拠」もなく、状況証拠から犯人と断定された彼は、10年の刑期を言い渡される。
10年後、刑期を終えて青年となり出所したジョンウ。故郷の村に戻り、すべてを忘れて静かに暮らそうとするが、偶然にも当時の事件に関わる白骨遺体が発見されたことで事態は急変する。失われた10年前の記憶のピースを集めるうち、当時平穏に見えた村の住人たちや、信頼していた大人たちが隠していた「真実」が次々と明らかになっていく。
舞台となる田舎町は、住人全員が顔見知りの一見平和なコミュニティだが、ジョンウが真実を掘り起こそうとすると、村人たちは一転して彼に冷ややかな視線を向け、何かを組織的に隠蔽しようとする。「本当の悪魔は誰なのか」という謎解きと、人間の醜いエゴが剥き出しになっていくサイコサスペンスの緊迫感がドラマの魅力。
最初はジョンウを犯罪者として冷酷に扱っていた刑事サンチョル(コ・ジュン)が、捜査が進むにつれて村の警察や権力者たちの不穏な動きを察知し、ジョンウの相棒となっていく展開や、組織の圧力に屈しない2人の執念の追跡劇が見る者を惹きつける。
本作はクオリティを保つために完全に事前制作(放送前にすべての撮影を終える方式)され、じっくりと時間をかけて編集された。日本では通常版に未公開シーンを加えた「拡張版」が放送・配信されている。
このドラマはドイツのベストセラー作家ネレ・ノイハウスの小説『白雪姫には死んでもらう』が原作で、小説では、事件の被害者となった少女が、周囲から「白雪姫」というあだ名で呼ばれていた。(物語の舞台も『白雪姫』の童話が生まれたドイツのヘッセン州地方)韓国でドラマ化されるにあたり、舞台は韓国の田舎町へとアレンジされたが、原作への敬意と、物語の核心を表すシンボルとしてこのタイトルがそのまま引き継がれた。
韓国の地上波放送局MBCで放送された本作は、徹底したクオリティが口コミで大きな話題を呼び、後半に向けて高視聴率を記録。その年の「2024年 MBC演技大賞」において、最多5冠を達成し、2024年を代表する話題作となった。
放送日:6月22日(月) 時間:14:00 放送局:ホームドラマチャンネル
出演:ピョン・ヨハン、コ・ジュン、コ・ボギョル、キム・ボラ、クォン・ヘヒョ、他
『クライマックス』(2026年)
労働運動家だった父親が、汚職検事によって冤罪に陥れられ自死した過去を持つパン・テソプ(チュ・ジフン)。彼は復讐と権力の頂点へ登り詰めるため、自らも検事となる。しかし、学閥や地縁の壁に阻まれ出世街道から外れていた彼は、知名度を利用して這い上がるため、スキャンダルによって落ち目となっていた元トップ女優チュ・サンア(ハ・ジウォン)と、お互いの利害が一致した「契約結婚」を交わす。
テソプは、政財界の黒幕であるWRグループのイ・ヤンミ(チャ・ジュヨン)とソウル市長の癒着を暴き、自らの政界進出への足がかりにしようと、一世一代の危険な計画を始動させる。WRグループの後継者争いから脱落したクォン・ジョンウク(オ・ジョンセ)や、内部情報を持つファン・ジョンウォン(ナナ)を巻き込んで包囲網を広げていく。
しかし計画が進むにつれ、最も近くにいる妻のサンアが、芸能界の闇に葬られた新人女優の死や、ある殺人事件に深く関わっている「恐ろしい秘密」を隠していることに気づくのだった。最も権力を追う男が、毎晩もっとも深い闇(妻の秘密)の隣で眠っていたという皮肉。愛と疑惑、裏切りが交錯する、文字通りの「クライマックス」へと物語が加速する。
華やかな高層社会の裏で行われている性接待やスポンサー問題、権力によるもみ消しなど、現代の韓国社会でも物議を醸すような重いテーマに真っ向から切り込んでいる。冷徹な検事を演じるチュ・ジフンと、崖っぷちに立ちながらも決して屈しない気高い女優を演じたハ・ジウォン。お互いの腹を探り合うような緊迫した演技は、見どころの一つ。
劇中で描かれる新人女優ハ・ジス(ハン・ドンヒ)を巡る悲劇の痛烈なエピソードは、韓国のエンタメ界が過去に直面した実際の痛ましい事件や、過去の名作映画を彷彿とさせ、視聴者の間でもそのリアルなメッセージ性が深く心に刺さると話題になった。
本作の制作は、韓国で1,300万人以上の観客を動員し歴史的大ヒットを記録した映画『ソウルの春』や、Disney+の『メイド・イン・コリア』を手掛けた大手映画制作会社「ハイブメディアコープ」が担当。監督は、児童虐待という重いテーマを描き、国内外で高く評価された映画『ミス・ペク』のイ・ジウォン監督。
放送日:6月26日(金) 時間:8:00 放送局:WOWOW
出演:チュ・ジフン、ハ・ジウォン、ナナ、チャ・ジュヨン、オ・ジョンセ、他
『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(2018年)
大手建設会社で構造技術者として働くパク・ドンフン(イ・ソンギュン)は、まじめで誠実な性格だが、社内の政治闘争や妻(イ・ジア)の不倫(相手は大学の後輩である現社長/キム・ヨンミン)、そして無職の兄や弟を支える日々の中で、人生の重荷にただ耐えるように生きていた。
ある日、彼の元に差出人不明の「5,000万ウォンの商品券(賄賂)」が誤って届いてしまう。ドンフンを社内から追い落とそうとする陰謀に巻き込まれる中、その商品券を盗み、彼の窮地を救う(のちにゴミ箱へ捨てる)形で関わったのが、同じ部署の派遣社員イ・ジアン(IU)だった。
ジアンは幼い頃から親の借金を背負い、寝たきりで耳の聞こえない祖母を養うため、昼夜問わず働き詰めの孤独な日々を送っていた。最初は、社長からお金をもらうために「ドンフンを失脚させる罠」を仕掛け、彼のスマートフォンを盗聴し始めるジアン。しかし、盗聴器から聞こえてくるドンフンのため息、彼が周囲に向ける誠実な優しさ、そして自分の過酷な境遇を哀れみ、一人の人間として尊重し助けてくれる姿に触れるうちに、ジアンの固く閉ざされた心は少しずつ変化していく。
また、ドンフンの兄弟、 パク・サンフン(パク・ホサン)とパク・ギフン(ソン・セビョク)、この三兄弟が集まって、母ピョン・ヨスン(コ・ドゥシム)を囲んで繰り広げる日常のやり取りは、コミカルで、時に切なく、家族の絆を感じさせ、ドンフンが抱える重荷を、この兄弟たちがいるからこそ何とか乗り越えられている、そんな彼らの存在が、ドラマに深みと温かさを加えているのも大きな魅力になっている。
実は、ドンフンの兄サンフン役には当初、オ・ダルスがキャスティングされ、すでに撮影も進んでいた。しかし、その俳優のプライベートな問題により急遽降板が決定。撮影スケジュールが逼迫する中、代役として白羽の矢が立ったのがパク・ホサンで、急な参加だったにもかかわらず、情けなくも愛おしい長男役を演じ、ドラマの評価を大きく高める功労者となった。
「誰も見ていないと思えば何でもない」「幸せになろう、それが恩返しだ」など、登場人物たちが語る言葉の一つひとつが、視聴者の人生をも肯定してくれるような深い優しさなど、放送から何年経っても人気のある作品。一般の視聴者だけでなく、同業者である俳優や映画監督、作家など、多くの著名人が「バイブル」として公言していることも特徴的だ。
劇中に流れる「Sondiaa (ソンディア) – Adult」は、よりドラマを切なくさせる名曲。
第55回百想芸術大賞 (2019年)TV部門 ドラマ作品賞、脚本賞をパク・ヘヨンが受賞し、また第13回ソウルドラマアワード (2018年) ミニシリーズ部門 優秀作品賞も受賞している。
放送日:6月30日(火) 時間:3:30 放送局:TBSチャンネル1
出演:イ・ソンギュン、IU、チャン・ギヨン、イ・ジア、キム・ヨンミン、他
『最後のピクニック』(2024年)
大都会ソウルで暮らす老婦人ウンシム(ナ・ムニ)は、60年ぶりに故郷である美しい島「南海(ナメ)」へと帰郷し、かつての親友グムスン(キム・ヨンオク)の家に身を寄せる。そこでウンシムは、青春時代に自分に恋心を抱いていた旧友テホ(パク・クニョン)と再会し、懐かしい記憶を一つずつ取り戻していく。
しかし、ウンシムが長年この地を離れていたのには、16歳の時に起きたある決定的な出来事と、その後の波乱に満ちた人生という深い理由があった。やがて互いの「今の真実」を知った二人は、ある決意を胸に、人生の最後を飾るような「最後のピクニック」へと出かけ、「生まれ変わってもまた友達になろう」と誓い合う。
『怪しい彼女』や『オ!ムニ』などで知られるナ・ムニ、『イカゲーム』、『タリミファミリー』など多数の作品に出演するベテラン女優キム・ヨンオク。韓国を代表する名優80歳を超える韓国の国民的俳優たちが、人生の晩年に直面する現実や葛藤、そして深い友情を、重みのある繊細な演技で、単なる感傷的なドラマではなく、持病や家族との関係、老後の孤独といった現代社会が抱えるリアルな問題に正面から向き合った作品。
大規模な作品ではないものの、幅広い世代の観客の共感を呼び、韓国の芸術・独立映画の興行記録を塗り替えるヒットを記録した。主人公のウンシムを演じたナ・ムニは、撮影のために実際に南海の町に1ヶ月半滞在し、役作りをした。
キム・ヨンギュン監督によると、撮影期間中、主演のナ・ムニとキム・ヨンオクは、お酒を飲む代わりに二人でカラオケへ行くのが日課で、「お互いに歌いたい曲を4曲ずつ歌う」ことが、過酷な撮影を乗り切る唯一の娯楽であり、友情を深める時間となってたそうだ。
本作のオリジナルサウンドトラックには、韓国の国民的人気歌手イム・ヨンウンが楽曲「Grain of Sand」を提供しており、物語の情緒を一層際立たせている。
放送日:6月16日(火) 時間:21:00 放送局:WOWOW
出演:ナ・ムニ、キム・ヨンオク、パク・クニョン、キム・ヨンギュン、リュ・スンス、他
『別れる決心』(2022年)
ある男が山の頂から転落死する事件が発生。担当刑事のヘジュン(パク・ヘイル)は、被害者の妻である中国人女性ソレ(タン・ウェイ)の取り調べをする。夫の死を目の当たりにしても動揺を見せず、堂々と振る舞うソレに対し、ヘジュンは疑念を抱きながらも、どこか彼女に目が離せない「特別な感情」を抱き始める。刑事と容疑者という、決して越えてはならない境界線上で二人は惹かれ合っていくが、それは複雑な愛の迷路の始まりだった。
直接的な愛の言葉よりも、視線、持ち物、翻訳アプリを通じた会話など、些細な仕草や演出の中に、隠しきれない情熱や切なさが濃密に描かれている。取調室での食事シーンの積み重ねや、山と海という対照的なロケーションが二人の心理を雄弁に物語るカメラワークや編集は、パク・チャヌク監督ならではの特徴。刑事と容疑者という緊張関係の中で育まれる禁断のロマンスは、単なるミステリーを超えた、美しくも残酷な余韻を残す物語になっている。
劇中に登場するスマホ、目薬、壁紙の柄など、すべてのアイテムが二人の心情を象徴する重要な装置となっており、監督は「言葉による説明」を極力排し、映像の力で観客に感情を伝達することを目指したと語っている。
パク・チャヌク監督は、主演のタン・ウェイの出演作『ラスト、コーション』を見て以来、彼女との仕事を熱望し、脚本を完成させる前にタン・ウェイへの出演オファーを出したほどで、ソレというキャラクターは彼女を想定して作り上げられた。
この物語の着想には、スウェーデンの推理小説シリーズ『刑事マルティン・ベック』や、韓国歌謡の名曲『霧』が大きく影響し、特に『霧』は、作品の情緒的なベースとなっている。刑事と被疑者という関係の中で生まれる、言葉を超えた愛の物語。観終わった後に、もう一度その細部を確認したくなるような、とても深みのある作品。パク・チャヌク監督は、この作品でカンヌ国際映画祭で監督賞受賞。
放送日:6月26日(金) 時間:21:00 放送局:ザ・シネマ
出演:パク・ヘイル、タン・ウェイ、イ・ジョンヒョン、コ・ギョンピョ、ユ・スンモク、ソ・ヒョヌ、他
『来し方 行く末』(中国/2023年)
大学院まで進み、脚本家を目指していたウェン・シャン(フー・ゴー)は、夢を叶えることができず、現在は葬儀場で「弔辞の代筆業」を請け負うことで生計を立てていた。遺族から故人の人となりを丁寧に聞き取り、心を込めて弔辞を書き上げる彼の仕事は依頼主から高い評価を得ていたが、ウェン自身は「自分の人生はこのままでいいのか」という迷いを抱え、どこか立ち止まったような日々を送っていた。
ある日、彼は謎めいた同居人のシャオイン(ウー・レイ)と共に暮らしながら、亡くなった友人の弔辞や、余命宣告を受けた女性からの依頼など、様々な死と向き合う人々との対話を通じて、少しずつ「書くこと」の意味と自分自身の生きる道を見出していく。
夢破れた過去を背負う主人公が、他人の人生を書き記す仕事を通して、自分自身の「物語(人生)」を再び書き始めていく過程は、原題『不虚此行』が持つ「ここに来てよかった」「無駄足ではなかった」という意味とも重なり、ウェン・シャンが、自らの人生を少しずつ肯定していく姿を象徴するタイトルでもある。
第25回上海国際映画祭において、リウ・ジアイン監督が「最優秀監督賞」を、主演のフー・ゴーが「最優秀男優賞」を受賞。「死」という重いテーマを扱いながらも、派手さはないが、観終わった後に不思議と心が軽くなるような作品。
放送日:6月24日(水) 時間:13:30 放送局:ザ・シネマ
出演:フー・ゴー、ウー・レイ、チー・シー、他
『タクシー運転手~約束は海を超えて~』(2017年)
本作は、1980年に韓国で実際に光州を取材したドイツ人記者ユルゲン・ヒンツペーターと、彼を乗せて光州まで運転した実在のタクシー運転手(作中では「キム・サボク」と記されています)の物語を基に、タクシー運転手の視点から歴史の真実に迫る、深く心に響くヒューマンドラマ。
1980年、ソウルで暮らすタクシー運転手のキム・マンソプ(ソン・ガンホ)は、幼い娘を一人で育てる平凡で慎ましい生活を送っていた。政治に関心のないマンソプは、日々の生活のために働くことだけを考えてたが、ある日「通行禁止時間までに光州へ行けば大金を支払う」という言葉に釣られ、ドイツ人記者ピーター(トーマス・クレッチマン)を乗せて英語も分からぬまま光州を目指すことになる。
検問をかいくぐり辿り着いた光州で彼らが目にしたのは、デモ隊を武力で鎮圧する軍による非道な弾圧の光景だった。危険を察したマンソプはソウルへ戻ろうするが、現地の若者や市民たちの懸命な姿に触れ、少しずつ心境を変化させていく。ピーターが命懸けで撮影した「真実」を世界に届けるため、二人は過酷な逃避行をすることになる。
主演のソン・ガンホに加え、韓国映画界で唯一無二の存在感を放つユ・ヘジン、若手実力派として頭角を現していたリュ・ジュンヨルなど、演技派俳優たちが集結している。現地の住人たちの交流シーンが、物語に深い温かみを与えている。
チャン・フン監督は「若い世代にこの歴史を知らせたい」という思いで制作に臨んだため、政治的な主義主張を押し付けるのではなく、あくまで「人間対人間」の絆を通じて歴史を感じさせる構成を徹底している。公開当時、韓国国内で観客動員数1,200万人を超える歴史的大ヒットを記録した。これは、当時の韓国の全人口の約4人に1人が観た計算になるほどの社会的現象になった。
歴史の暗部を描きながらも、最後には人間への希望を感じさせてくれる名作。ドラマの背景にある歴史を知れば知るほど、ラストシーンの重みが増す作品。
放送日:6月28日(日) 時間:11:15 放送局:ザ・シネマ
出演:ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマン、ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル、他
1.放送日時及び内容は編成の都合により、予告なく変更になる場合があります。
2.放送内容は2026年6月現在のものです。
3.放送終了後でも動画配信サービス(VOD/ビデオ・オン・デマンド)で視聴できる作品もあります。
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