2025年10月 韓国ドラマ BS・CS放送第1回放送番組を集めてみたよ Part1

2025年10月、気になるBS・CS放送の第1回放送ドラマ番組を集めてみたよ。
個人的に気になる韓国ドラマ・中国ドラマや韓国映画作品をピックアップしました。
今月は、昔の名作から最新の話題作まで幅広く紹介。韓国ドラマ初心者でも、
長年の韓ドラファンも、まだ観ていない作品が「なぜ多くの人に愛されているのか」がわかるかも。
気になる作品があったら、ぜひチェックして録画予約をお忘れなく!
あなたのお気に入りの作品と出会えますように。
Part:10月1日(水)~12日(日)

『馬医』

10月1日(水)16:00
第1話・第2話(全50話/2012年)
放送局:BS12
番組紹介:17世紀の朝鮮王朝時代。実際に朝鮮時代に馬医から御医(王の主治医)にまで上り詰めた実在の人物をモデルにした、波乱万丈な生涯を描いたドラマ。罪を被せられ非業の死を遂げた天才的な医師カン・ドジュン(チョン・ノミン)の一人息子として生まれながら、出生の秘密により低い身分で育ったペク・クァンヒョン(チョ・スンウ)。彼は、馬医として働く中で、持ち前の才能と努力によって馬の治療にとどまらず、次第に人の治療にも関わるようになり、鍼の技術を磨いていく。困難や身分の壁にぶつかりながらも、ついには朝鮮王朝最高の医療機関である内医院(ネイウォン)の医師を目指すことになる。「馬を治す医者から、人を治す医者へ」という、彼の身分を超えた壮大なサクセスストーリー。巨匠イ・ビョンフン監督が得意とする、身分の低い主人公が逆境を乗り越えて成功を収める「サクセスストーリー」の面白さが詰まったこのドラマは、当時の最先端の医学、特に外科手術や鍼治療といった、従来の時代劇ではあまり描かれなかった専門的な治療シーンが詳細に描かれている。映画やミュージカル界のトップスターであるチョ・スンウが、ドラマ初主演でMBC演技大賞で大賞、特別企画部門 最優秀演技賞(男性)も受賞している。動物好きのチョ・スンウが主人公ペク・クァンヒョンの役のオファーを受けた話は有名で、劇中に登場する馬のヨンダルとのシーンは印象的。


『キック・アゲイン~チ・ジニと愉快な仲間たち~』

10月5日(日)5:0020日(月)9:30・28日(火)22:00
第1話(全12話/2025年)
放送局:アジアドラマチックTV
番組紹介:かつて栄光を極めた国民的俳優 ジニ (チ・ジニ)と、かつてスター PD(プロデューサー)として名を馳せた チョ・ヨンシク (イ・ギュヒョン)が、キャリアの落ち目を迎えたのち、再び二人でコンテンツ制作会社を立ち上げようと奮闘する再起ストーリー。ジニは、出演すればヒット作連発とされた国民的俳優だったが、いくつかの事件で転落し、現在は人生のどん底にいた。一方、ヨンシクは、かつて伝説の PD として活躍していたものの、次々と企画が頓挫し、後輩たちに居場所を奪われてしまう状態。 ある偶然の再会をきっかけに、ジニとヨンシクは互いの過去と再起を胸に、共同で制作会社を設立し、YouTube や配信時代の3,000,000(300万)登録者を目指して奮闘する。彼らのもとには、個性的な若手スタッフや現場スタッフが集まり、世代ギャップ、意見対立、企画の難航など、数々の困難が襲いかかる。ジニとヨンシクの価値観の衝突、過去への後悔、新しい挑戦への情熱などが入り混じるオフィス・コメディ、「コンテンツ制作」ドラマ。日本では、『宮廷女官チャングムの誓い』でチャングムの恋人ミン・ジョンホを演じたチ・ジニが、今回は、チ・ジニが自身の名前で間抜けな役を演じているのが、とにかく面白い。イ・ギュヒョンとの掛け合いも面白いが、制作番組スタッフをはじめ、つまり「愉快な仲間たち」の笑いもそれぞれ興味を引く。笑いたい人は必見のドラマ。会社名のヒントになるメンバーで放送作家の愛犬キックも可愛い。


『魔女たちの楽園 ~二度なき人生~』

10月5日(日)11:30・11日(土)13:00
第1話・第2話(全36話/2019年)
放送局:アジアドラマチックTV
番組紹介:訳ありな長期宿泊者たちが集まる、ソウルの中心部にある古びた宿「楽園荘」。主人公のクム・バクハ(パク・セワン)は、夫の死の真相を追い求め、臨月の身でソウルに上京する。途中、出産のために楽園荘に助けを求め、そこで新たな生活を始めることに。楽園荘の女将ポク・マンレ(ユン・ヨジョン)は、彼女を温かく迎え入れる。また、クソンホテルの戦略本部長ナ・ヘジュン(クァク・ドンヨン)との出会いも描かれる。それぞれに過去や秘密を抱えている楽園荘の宿泊者たちと、韓国人初のアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンが、情に厚い女将を演じているヒューマン・ラブコメディ。


『青春MT~Re:メンバーアゲイン~』

10月5日(日)14:00
第1話~第3話(全8話/2020年)
放送局:LaLaTV
番組紹介:、韓国の人気ドラマ『雲が描いた月明り』、『梨泰院クラス』、『アンナラスマナラ -魔法の旋律-』の出演者たちが再集結し、2泊3日の合宿を通じて親交を深めるバラエティ番組。各ドラマのキャストが一堂に会し、さまざまなゲームやミッションに挑戦しながら、和気あいあいとした雰囲気で親交を深めていく。ドラマの枠を超えた俳優同士の交流が見どころ。


『追風者〜金融界の夜明けへ〜』(中国ドラマ)

10月6日(月)9:30
第1話(全38話/2024年)
放送局:チャンネル銀河
番組紹介:1930年代の上海を舞台に、若き金融家が社会の腐敗と闘いながら成長していく姿を描いた中国のスパイ・サスペンスドラマ。江西省出身の数学の天才ウェイ・ルオライ(ワン・イーボー)は、上海の会計学校に通っていたが、出身地を理由に卒業証書が授与されず、様々なアルバイトで生計を立てていた。最後のチャンスとして受けた国民党の中央銀行の採用試験で高評価を得るも、再び出身地を理由に採用が見送りとなる。しかし、中央銀行の上級顧問であるシェン・トゥーナン(ワン・ヤン)の目に留まり、助手として採用される。そこで金融業界の腐敗と闇を目の当たりにし、共産党員のシェン・ジンジェン(リー・チン)と出会い、信念と行動を見つめ直す決断を迫られていく。金融業界の改革と腐敗、スパイ活動が絡み合う緊迫したストーリー展開と実力派俳優たちが、複雑な人間関係と葛藤を見事に演じ、物語に深みを与えている。歴史や社会派ドラマに興味がある方には特におすすめ。2024年3月に中国で放送され、再生回数は23億回を超える大ヒット作となった。


『オアシス ~君がいたから~』

10月6日(月)22:0012日(日)11:30
第1話(全16話/2023年)
放送局:KBS World
番組紹介:1980年代の激動の韓国時代、光州事件を背景に、貧しい農家の息子イ・ドゥハク(チャン・ドンユン)、木材所の裕福な息子チェ・チョルウン(チョ・ヨンウ)と映画館の娘オ・ジョンシン(ソル・イナ)の三人の若者たちの友情、恋愛、そして運命を描いたヒューマンドラマ。貧しいながらも正義感が強いドゥハク、裕福で野心家のチョルウン、時代の先端をいくジョンシン。光州事件により、三人の人生は大きく狂わされてゆく。映画館は、若者たちの交流の場であり、抑圧された社会からの逃避場所でもあった。映画を通して、彼らは夢や希望を共有し、困難な時代を乗り越えようとする。友情と愛情の間で揺れ動く三人の複雑な人間関係、時代の波に翻弄されながらも、それぞれの道を模索する姿が胸を打つドラマ。主人公たちにとって「映画館」で映画を見るという連帯感や希望がこのドラマのポイントにも感じる。またドラマの劇中に流れる曲Jemmaの「let me go」やチョ・ヨンウが歌う「断念」は、その切なくも美しいメロディーと歌詞は、ドラマの世界観をより一層深め、登場人物たちの心情を繊細に表現している。『奇皇后』でタルタル将軍を演じたキム・ジハンがチョルウンと家族やドゥハクに関わる重要な人物オ・マノクを演じている。


『イヌの声』

10月7日(火)15:35
第1話(全12話/2024年)
放送局:KNTV
番組紹介:あるトラブルでドラマを降板し、故郷の巨済島(コジェド)に戻ってきたベテラン俳優(イ・スンジェ)。彼はそこで元警察犬のソフィと出会い、驚くべきことにソフィの言葉(心の声)がわかるようになるという不思議な能力に気づく。ソフィからガス漏れを教えられ、友人を救ったことをきっかけに、彼はその能力を使っていくことになる。そんなある日、平和な巨済島で殺人事件が発生。訳ありのベテラン俳優と元警察犬の凸凹バディが、力を合わせて様々な事件を解決していくことになる。ベテラン俳優と元警察犬という、これまでにない異色のバディが事件を解決していく斬新な設定が最大の見どころ。(イ・スンジェ自身も動物好きなんですよね)主演のイ・スンジェは、彼の長年のキャリアにおける功績と、本作での熱演が認められ、「2024 KBS演技大賞」で大賞を受賞し、巡査・チョウォン役を演じたヨヌも、同じく優秀賞を受賞。


『未来の選択』

10月9日(木)2:00
第1話(全16話/2013年)
放送局:KBS World
番組紹介:放送作家を目指しながらコールセンターで働いているナ・ミレ(ユン・ウネ)は、ある日、25年後の未来から来た自分(未来のミレ)が現れ、現在のミレに「このままでは将来、愛する人を失う」と警告する。未来のミレは、過去の選択をやり直すことで不幸な未来を変えようと提案する。未来のミレの助言を受けて、ミレはテレビ局のアナウンサー、キム・シン(イ・ドンゴン)と出会い、彼に惹かれていくが、未来のミレは財閥御曹司のパク・セジュ(ジョン・ヨンファ)との結婚を勧めるのだった。ミレはシンとセジュの間で揺れ動きながら、自分の人生を選択していく。


『完璧な家族』

10月10日(金)20:00
第1話・第2話(全12話/2024年)
放送局:KNTV
番組紹介:日本の映画監督・行定勲が初めて手掛けた韓国ドラマとして注目を集めたドラマ。誰もが羨む完璧な家族に見えるチェ家が、娘ソニ(パク・ジュヒョン)の殺人事件をきっかけに崩壊していく様子を描いた、家族の絆と崩壊をテーマにした心理的サスペンスドラマ。ソニが友人ギョンホ(キム・ヨンデ)を刺したと告白した翌日、ギョンホの家族が火災で命を落としてしまう。その後、ソニの周囲で不可解な出来事が続き、家族や周囲の人々が次第に疑念と恐怖に包まれていく。『SKYキャッスル』で共演したユン・セア(ソニの母親で元精神科医)とキム・ビョンチョル(ソニの父親で優秀な弁護士)の夫婦役が再び実現し、緊迫感のある演技を披露している。


『仮面の王 イ・ソン』

10月12日(日)22:00
第1話~第3話(全20話/2017年)
放送局:チャンネル銀河
番組紹介:朝鮮王朝時代、国を裏で牛耳る秘密結社「辺首会(ピョンス会)」は、水資源と毒草の栽培と販売を独占し、民を苦しめながら王座すらも操っていた。王の息子として生まれた世子イ・ソン(ユ・スンホ)は、辺首会に命を狙われていたため、生まれた時から仮面をつけさせられる運命を背負っていた。自分の仮面の秘密を解くために王宮を抜け出したイ・ソンは、前王の忠臣であった父ハン・ギュホ(チョン・ノミン)の娘ハン・カウン(キム・ソヒョン)と、同じ名前を持つ貧しい青年イソン(キム・ミョンス)に出会う。その運命的な出会いをきっかけに、イ・ソンは自らの正体を隠し、彼の代わりに庶民のイソンを王の影武者として王宮に立たせ、辺首会の陰謀を暴こうと決意する。それは、二人の関係を大きく変えて行くことになる…。初めて時代劇に挑戦したアイドルグループ「INFINITE」のメンバーエル(キム・ミョンス)は、王の影武者として生きる苦悩とカウンへの叶わぬ恋慕を熱演し、その演技は多くの評価を得て、2017年MBC演技大賞優秀演技賞を受賞した。このドラマは、権力闘争、愛と犠牲、アイデンティティの探求といった深いテーマを描き、多くの視聴者を魅了した。また、ユ・スンホキム・ソヒョンもMBC演技大賞優秀演技賞受賞している。


◉ここからはオススメ韓国映画

『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆 』(2015年)

10月2日(木)20:008日(水)11:30
放送局:KNTV
番組紹介:実在の登山家 オム・ホンギル の実話をもとにしたドラマ。ベテラン登山家オム(ファン・ジョンミン)は、若い後輩たちを指導し共にヒマラヤ高峰に挑む。仲間の一人であるムテク(チョンウ)はオムと強い絆を築くが、のちにエベレスト下山時の事故で命を落としてしまう。オムは亡き仲間を「見送る」ことができない苦しみから、かつての仲間たちを集めて遺体捜索(あるいは“送り出すための遠征”)に向かう。


『ジェントルマン』(2022年)

10月3日(金)23:1024日(金)23:10
放送局:KBS World
番組紹介:チ・ヒョンス(チュ・ジフン) は、ソウルで「依頼された事件は必ず解決する」というモットーを掲げる興信所(探偵事務所)的な仕事をしている。ある日、少女の依頼で行方不明になったペットの犬を探してほしいという仕事を受け、依頼人とともに山奥のペンションへ向かう。そのペンションで捜索中、何者かの襲撃を受けてヒョンスは意識を失い、目を覚ますと、依頼人の少女は行方不明で、彼自身は誘拐や何らかの犯罪の容疑者として追われる立場になってしまう。さらに、移送中の車両で交通事故が起こり、その影響で人々に「検事」であると誤認されてしまうことに。ヒョンスはこの誤認を逆手にとって、自分を陥れた黒幕(真犯人)を追うため、「検事を演じながら」事件の真相を探ろうとする。その中で、 キム・ファジン(チェ・ソンウン) という検事が登場し、彼女はもともと意欲あふれる検事だったものの、ある事件のために左遷されていたり、矛盾を抱える立場だった。ヒョンスは彼女と協力関係を築きながら、次第に誘拐事件や裏で操るロースファーム(大手法律事務所)代表 クォン・ドフン(パク・ソンウン) の謀略に迫っていく。当初、女優 ハン・ソヒがチュ・ジフンと共演する案があったが、健康上の理由などによりキャストを降板し、その後にパク・ソンウンチェ・ソンウンらが参加することになった変遷がある。


『奈落のマイホーム』(2021年)

10月4日(土)22:3020日(木)5:00
放送局:アジアドラマチックTV
番組紹介:ソウルにマンションを購入した平凡な会社員ドンウォン(キム・ソンギュン)。夢のマイホームを手に入れたのも束の間、巨大な陥没穴(シンクホール)が発生し、マンション全体が地下深くに落下してしまう。ドンウォンは、反りの合わない隣人や、集まっていた住人たちと共に、地上へ脱出するため奮闘する。ともかくありえない現実がまず面白い。キム・ソンギュンをはじめ、チャ・スンウォン(コミカルな演技は、アドリブも多かったそうである)、イ・グァンスキム・ホンファなど、個性豊かな俳優たちが、それぞれのキャラクターを熱演し、映画を盛り上げている。映画の最大の見どころである巨大な陥没穴(シンクホール)のシーンは、VFXだけでなく、大規模なセットも組んで撮影され、深さ数十メートルにも及ぶセットは、実際に俳優たちが演技をする上で恐怖感や臨場感を高めた効果があった。


『代立軍(テリュングン) ウォリアーズ・オブ・ドーン』(2017年)

10月6日(日)1:20
放送局:ザ・シネマ
番組紹介:1592年/壬辰倭乱(日本の朝鮮侵攻) の時代。国王である宣祖(ソンジョ/パク・ホサン)は、日本軍の侵略が迫る中、朝鮮を守ることが難しいと判断して明(中国)へ逃避する道を選び、王が去った後、若き世子 光海(クァンヘ/ヨ・ジング) は国を預かる役割を負わされる。彼は戸惑いながらも、戦乱の中で義兵(義軍)を募り、朝廷を率いて戦おうとする。その際、護衛・守護としてつくことになるのが 代立軍(代理軍・代役軍/兵役を忌避する人々が金で貧しい者を雇って代わりに戦わせる制度) と呼ばれる人々。生活のために他人の軍役を代わりに引き受ける農民たち(代役兵)であり、戦力として現実的な地位は低く、しばしば危険な任務を担う人々だった。トウ(イ・ジョンジェ)はその代立軍のリーダーで、仲間たちを率いて光海を護衛しながら山道を進み、激しい戦い・襲撃・困難に直面する。光海自身は最初はトウたちを信用せず、反発したり疑念を抱いたりしたが、過程でトウの覚悟や行動に触れることで次第に信頼と絆を深めていく。


『四月の雪』<R15+指定>(2005年)

10月12日(日)0:4526日(日)2:55
放送局:アジアドラマチックTV
番組紹介:照明技師のインス(ペ・ヨンジュン) は、ある日、妻 スジン(イム・サンヒョ) が交通事故に遭ったという知らせを受け、急いで病院へ向かった。そこには別の女性 ソヨン(ソン・イェジン) が、夫 ギョンホ(リュ・スンス) も同じ事故で入院していた。調べていくうちに、インスの妻スジンとソヨンの夫ギョンホは、不倫の関係があった可能性があるという情報が出てくる。事故現場の所持品や状況から、双方の配偶者に非があった可能性を示す証拠も発見されることに。インスとソヨンは、深い苦しみと混乱を抱えながら、病院に長く滞在し、互いの痛みを共有するうちに、互いに慰め合い、理解し合おうとする感情が芽生えていく。しかし、スジンが意識を取り戻し、彼女が過去を悔いていると語る場面もあり、インスは感情と責任の間で揺れ動くのだった。不倫というテーマを扱いつつ、単なる「恋愛もの」ではなく、配偶者への罪悪感、保守的な価値観、責任感、被害者意識などが絡み合った複雑な感情劇として、ホ・ジノ監督による、言葉よりも空気感で語る場面が多く、登場人物の内面の揺れを丁寧に描いている。


※放送内容は2025年10月現在のものです。