韓国ドラマBS・CS放送 第1回放送スタート番組を集めてみたよ。
7月の第1回放送、気になる韓国ドラマ(中国ドラマ)&バラエティー番組や映画作品。
Part1:7月1日(火)~6日(日)
個人的に気になる韓国ドラマ・中国ドラマや韓国映画作品をピックアップしました。
気になる作品があったら、ぜひチェックして録画予約をお忘れなく!
すでに見た作品にも、新たな発見があるかも。あなたのお気に入りの作品と出会えますように。
- 『キルミーヒールミー』
- 『軍検事ドーベルマン』
- 『7人の脱出』
- 『天地に問う ~Under the Microscope~』(中国ドラマ)
- 『猟奇的な彼女』(時代劇ドラマ版)
- 『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!』第1話先行放送
- 『愛のアンダンテ』
- 『コッパダン ~恋する仲人~』
- 『彼女はキレイだった』第1話先行放送
- 『ストーブリーグ』3話イッキ見
- 『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~』(中国ドラマ)
- 『裸の消防士』
- 『世子が消えた』第1話先行放送
- ◉ここからはオススメ韓国映画
- 『7番房の奇跡』(2013年)
- 『ただ悪より救いたまえ』<PG12>(2020年)
- 『ボストン1947』(2023年)
- 『スイッチ 人生最高の贈り物』(2023年)
- 『悪い男』〈R-15〉(2001年)
- 『殺人の疑惑』(2013年)
『キルミーヒールミー』
7月1日(火)12:00・22:00
第1話(全20話/2015年)
放送局:LaLaTV
番組紹介:財閥「セジン・グループ」の御曹司チャ・ドヒョン(チソン)は、表向きは穏やかで礼儀正しい青年。しかし彼には誰にも言えない秘密があった。それは、7人の別人格を心に抱えて生きていること。その人格たちは彼の心の奥に眠るトラウマを起因として現れ、感情の揺れや危機的な状況に応じて、突如として「誰か別の人」が現れてしまう。ドヒョンはその事実を隠しながら、アメリカで静かに暮らしていたが、韓国に呼び戻され、「後継者争い」に巻き込まれることになる。そんな中、彼は精神科レジデントのオ・リジン(ファン・ジョンウム)と出会う。
明るく真っ直ぐな彼女に心を開き始めたドヒョンは、自らの治療のため、リジンに協力を頼む。やがて彼の中に現れる7人の人格たち――粗暴な暴れ者「シン・セギ」、内気な女子高生「アン・ヨナ」、天才少年「ペリー・パク」など――彼らは、ただの異常ではなく、チャ・ドヒョン自身の心の叫びであることが、物語を通して明らかになっていく。ドヒョンの中の人格は、彼が耐えきれなかった痛みを引き受けるために現れた、いわば心の代弁者たち。そして、オ・リジンもまた、彼と不思議な「記憶の共鳴」を感じはじめ、彼女自身の過去にも深い秘密があることが徐々にわかってくる。オ・リジンの双子の兄オ・リオン(覆面天才作家)役にパク・ソジュンが演じている。チソンはこのドラマで第51回百想芸術大賞テレビ部門で最優秀男優賞を受賞。
『軍検事ドーベルマン』
7月1日(火)21:00
第1話・第2話(全16話/2022年)
放送局:TBSチャンネル1
番組紹介:韓国ドラマ界に新たな風を吹き込んだ、痛快ミリタリー法廷アクションドラマ。『梨泰院クラス』での悪役で注目を集めたアン・ボヒョンが、初の主演を務め、型破りな軍検事ド・ベマンを熱演。金に忠誠を誓い、出世のためなら手段を選ばないド・ベマン(アン・ボヒョン)。しかし、復讐に燃える新任軍検事チャ・ウイン(チョ・ボア)との出会いが、彼の運命を大きく変える。腐敗した軍内部の闇を暴き、正義を追求する二人の姿は、手に汗握るスリリングな展開を見せる。鍛え上げられた肉体と、野太い声でド・ベマンを演じるアン・ボヒョンは、まさにハマり役。高校時代テコンドーで金メダル獲得した運動神経の持ち主だけに、彼の繰り出すアクションシーンは圧巻で、見る者を釘付けにする。また、チョ・ボア演じるチャ・ウインの、クールで正義感溢れる姿も魅力的。軍法廷という特殊な舞台設定、スピーディーなストーリー展開、そしてアン・ボヒョンとチョ・ボアの熱演が融合し、これまでの韓国ドラマにはない、新たな魅力を放つ作品。
『7人の脱出』
7月2日(水)2:00
第1話(全17話/2023年)
放送局:WOWOWプライム
番組紹介:物語は、一人の少女の失踪事件から始まる。消息を絶ったのは女子高生パン・ダミ(チョン・ラエル)。彼女の行方をめぐって、7人の大人たちの嘘と欲望が絡み合っていく。少女をめぐるスキャンダルに関与した7人は、自分たちの立場を守るために虚偽の証言をしたり、罪を擦り付け合ったりしながら、一人の命を犠牲にし、巨額の利得や権力を得ようとする。しかし、ある日、死んだはずの人物が戻ってきたことで、7人は復讐劇の標的に。彼らが生き延びるために仕掛ける「脱出劇」と、その中で暴かれていく罪の真相が、怒涛の展開で描かれていく。大ヒットドラマ『ペントハウス』の脚本家キム・スノク✕演出家チュ・ドンミンによる強力タッグ。主演のオム・ギジュンやユン・ジョンフン、シン・ウンギョンらも再び結集。虐待、フェイクニュース、児童搾取など、現代社会の闇を背景に、極端にドラマ化。過激な描写と過剰演出が話題に。好き嫌いが分かれるが、その中毒性は高評価。社会派✕マクチャン(やりすぎ)劇の融合のこのドラマは、視聴者からは「リアルすぎて怖い」「悪人ばかりだけど目が離せない」と評され、オム・ギジュンは『ペントハウス』に続く「悪役専門俳優」として再び脚光を浴びる。シーズン2『7人の脱出:リザレクション』は、シーズン1の続編で、復讐のその後とさらなる真実が描かれている。
『天地に問う ~Under the Microscope~』(中国ドラマ)
7月2日(水)2:00
第1話(全14話/2023年)
放送局:チャンネル銀河
作品紹介:算術に異常に強い興味を持つ主人公、帥家黙(シュアイ・ジアモー)が、地方役所で税金の帳簿をチェック中、仁華県だけが100年もの間、不自然な税支払いをしていることに気づく。親友の豊宝玉(フォン・バオユー)と共に、帥家黙の父が残した「絹布全書」に残された数字「三五三〇」の謎を解きながら、巨大な陰謀に巻き込まれていくという、現代にも通じる歴史ミステリードラマ。算数字に執着する男が解く「100年の闇」とは?中国大ヒット小説の作者自身(マー・ボーヨン)が脚本を担当。帥家黙を助け、癒やす猫がかわいいので、ぜひチェックしてね。
『猟奇的な彼女』(時代劇ドラマ版)
7月2日(水)11:30・16日(水)0:00
第1話(全16話/2017年)
放送局:アジアドラマチックTV
作品紹介:朝鮮王朝時代。聡明で才気ある若き儒生キョン・ウ(チュウォン)は、清から王命で帰国したエリート学者。ある日、酔っぱらって街を騒がす「訳ありお嬢様」と出会うが、なんとその正体は、王の一人娘――ヘミョン王女(オ・ヨンソ)だった。彼女は奔放で暴れん坊、しかも周囲の思惑で「狂っている」と噂されている。だがその裏には、母である王妃の死に関する宮廷の陰謀と真実が潜んでいた。最初は衝突しながらも、キョン・ウとヘミョン王女は、次第に互いを信じ合い、朝廷の腐敗と戦っていく。チュウォンは、本作を終えてすぐに兵役入隊。入隊前の最後の主演作。
『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!』第1話先行放送
7月3日(木)13:30・11日(金)11:30・19日(土)0:00
第1話(全16話/2017年)
放送局:アジアドラマチックTV
番組紹介:幼なじみのコ・ドンマン(パク・ソジュン)とチェ・エラ(キム・ジウォン)は、小さな町で一緒に育った親友同士。かつてはテコンドーの有望選手だったドンマン、アナウンサーを夢見ていたエラ。しかし現実は厳しく、今ではドンマンは害虫駆除の仕事、エラはデパートの受付係に甘んじている。夢を諦めかけたふたりだが、互いの存在が再び人生に火をつけるきっかけとなる。そして、ただの友達だった関係が、次第に変わっていく。ドンマンとエラの関係は、幼馴染の「恋人未満」サム(썸=微妙な関係/韓国語のスラング)から「恋」へと発展する。二人のナチュラルな演技と息の合ったテンポは、リアルな男女の関係そのもの。また、キム・ジュマン(アン・ジェホン)とペク・ソリ(ソン・ハユン)の倦怠期カップルのリアルな悩みも、物語に深みを加えている。韓国で高い視聴率と話題性を獲得し、「パク・ソジュンの代表作」として知られるようになった作品。キム・ジウォンは、『太陽の末裔』に続き、「ラブコメの女王」としての地位を確立。『涙の女王(Queen of Tears)』で主演し、再び大ブレイクした。
『愛のアンダンテ』
7月4日(金)5:15
第1話(全8話/2022年)
放送局:衛星劇場
番組紹介:舞台は、南北統一を目指す架空の村。ジュヒョン(クォン・ヒョンビン)は、韓国のトップピアニストとして名声を持ちながらも、過去のトラウマから心を閉ざし、他人との関係を避けて生きてきた。彼の演奏には深い感情が込められ、その音楽に触れることで、聴衆は彼の内面に触れることができた。一方、ナギョン(ソン・ジウ)は北朝鮮出身の女性エリートで、ヴァイオリンの道を諦め、父親の意志を継いで薬学博士として勤めている。彼女はジュヒョンの演奏に心を動かされ、再び音楽の道を歩み始める決意を固める。音楽を通じて心を通わせるロマンチックコメディドラマ。『愛のアンダンテ』は、音楽と人間ドラマが融合した作品で、視覚的にも聴覚的にも楽しめる内容となっているので、音楽好きな人にもオススメな作品。
『コッパダン ~恋する仲人~』
7月4日(金)15:15・8日(火)22:15
第1話(全16話/2019年)
放送局:ホームドラマチャンネル
番組紹介:朝鮮時代。美男三人組、マ・フン(キム・ミンジェ)・ト・ジュン(ピョン・ウソク)・コ・ヨンス(パク・ジフン)が運営する婚礼仲介所「コッパダン(朝鮮語で「花を売る人たち/花<コッ>より美しい男たちによる媒婆<メバ>の党<ダン>」)」は、宮廷から庶民まで幅広い階層の結婚をプロデュースする人気店。ある日、鍛冶屋の青年イ・ス(ソ・ジフン)は、恋人のケトン(コン・スンヨン)との結婚を依頼する。しかしその直後、イ・スは突然王に即位する運命に。イ・スとケトン、マ・フンの三角関係と仲人たちの思惑、身分差の恋、そして隠された秘密が交錯する時代劇ロマンス。原作は韓国の人気小説『朝鮮婚談工作所コッパダン』(著者:キム・イラン)。朝鮮時代、実際にあった「婚礼仲介人」文化をモチーフにしている内容がユニークな作品、メンバーそれぞれの個性や衣装、友情も見どころ。また、特にチェックしてほしいところは、「朝鮮一のおしゃれ男子」という設定のコ・ヨンスを演じたパク・ジフンの小物や色合わせにもこだわりのある「華やかで、誰よりも目を引く」衣装。(SNSでも話題になった)俳優デビュー作で、美意識が極端に高いクセのあるキャラを嫌味なく演じきった彼は、その後『弱いヒーロー Class1』の演技力でも再評価された。チェ・ジニョク、ソン・チャンミン、イ・セヨンが特別出演しているところもチェック。
『彼女はキレイだった』第1話先行放送
7月4日(金)15:30
第1話(全16話/2015年)
放送局:アジアドラマチックTV
番組紹介:小学生の頃は「超美少女」として有名だったキム・ヘジン(ファン・ジョンウム)。しかし成長するにつれて、自信をなくし冴えない女性に変わってしまう。一方、幼なじみのチャ・ジヌン(パク・ソジュン)は優秀なエリート男性に成長していた。再開を約束した二人だったが、幼い頃の初恋相手との15年ぶりの再開にあまりに変わっていたジヌンに、戸惑いながら思わず逃げてしまう主人公ヘジンのラブコメドラマ。ヘジンの見た目の変化と内面の強さ、ジヌンの優しさと誤解が生むドラマチックな展開、緊張感と笑い、切なさと胸キュンがバランス良く詰まった作品。シニョク役のチェ・シウォンの最後のどんでん返しも面白い。ファン・ジョンウム(天然パーマの彼女がほう好きだけど)のキャラクターやファッションもかわいい。日本やベトナム、中国などアジア各地でリメイクされるほどの人気作。
『ストーブリーグ』3話イッキ見
7月5日(土)8:00
第1話~第3話(全16話/2019年)
放送局:アジアドラマチックTV
番組紹介:万年最下位のプロ野球チーム「ドリームズ」に新しく就任したペク・スンス(ナムグン・ミン)GMは、野球経験の無い人間だった。彼は、野球経験こそ無いが、ハンドボール、アイスホッケーなど、他のスポーツチームを再建し、優勝に導いた実績を持つ人物。ドリームズの親会社ジェソングループ常務クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ)は、これまでの野球界の常識にとらわれない、全く新しい視点を持ったそんなスンスを求めていた。しかし、クォン常務は、チームの成績よりも、グループ全体の利益を優先する人物で、チームの赤字が続いていることから、解散も視野に入れていた。ペク・スンスのGM招聘は、チームの立て直しを期待する一方で、もし立て直しが不可能であれば、解散の口実にするという思惑もあった。しかし、ペク・スンスの改革は、クォン常務の意に反するものでもあった。ドリームズ運営チーム長を演じるパク・ウンビンは、強い責任感とリーダーシップを持つ女性を熱演し、物語全体を動かす重要な役割を果たしている。その他、おなじみの役者たちの顔ぶれもこのドラマの楽しみの一つ。『ストーブリーグ』は、スポーツドラマとしての面白さはもちろん、組織論や人間ドラマとしても見応えのある作品。このドラマは、第56回百想芸術大賞 テレビ部門 ドラマ作品賞など、数々の賞を受賞している。2024年、日本でのリメイク版制作が正式に決定している。
『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~』(中国ドラマ)
7月5日(土)17:00
第1話~第3話(全20話/2022年)
放送局:衛星劇場
番組紹介:警察学校の美術教官の 沈翊(しん い/檀健次) は、その鋭い観察眼によって、「容疑者の似顔絵」を描く能力を買われ、北江分局の刑警隊のメンバーになる。それを不服とするのが、刑事隊長の 杜城(と じょう/金世佳)。実は7年前、沈翊が描いた肖像画が原因で杜城の師匠・刑事・雷一斐(王骁)が殺害されていた。以来、杜城は沈翊に強い不信感を抱いていたが、事件を解決するため仕方なくバディを組むことに。沈翊が過去の事件と現在の事件を結びつけるきっかけとなる肖像画の才能を発揮し、連続する猟奇事件を次々と解決していく。目撃情報、防犯カメラ、頭蓋骨などをもとに肖像画を描くモンタージュ技術に特化した珍しい刑事ドラマ。第三届 环球影视文化传播高峰论坛(第3回 世界映像・メディア文化発信サミット)で、国際伝播優秀劇集を受賞。主演の檀健次(タン・ジェンツー)と金世佳(ジン・シージア)の演技力とキャラクターの対立・友情の描写が大きな支持を集め、続編『猟罪図鑑2』は、2024年12月に全28話で放送された。
『裸の消防士』
7月6日(日)0:10・7日(月)13:45
第1話(全4話/2017年)
放送局:KBS World
番組紹介:熱血消防士のカン・チョルス(イ・ジュニョク)が、友人の手術費を工面するためにヌードモデルのバイトを引き受けたことがきっかけで、過去10年前に起きた放火殺人事件の容疑者と疑われてしまう。彼を疑うのは、美術大学生であり、放火殺人犯の痕を探す美大生ハン・ジナ(チョン・インソン)。互いに相手を疑いつつも協力し、真犯人を探していく。火傷の痕が犯人の証だとしたら…。火傷の痕という「痕跡」から繋がるミステリー・サスペンス。
『世子が消えた』第1話先行放送
7月6日(日)5:00
第1話(全20話/2024年)
放送局:アジアドラマチックTV
番組紹介:舞台は朝鮮時代、世子イ・ゴン(スホ(EXO))は、王室の重大な秘密を知ってしまう。その真相を探ろうとする矢先、命を狙われている世子は、世子嬪候補ミョンユン(ホン・イェジ(PRODUCE48))の父(キム・ジュホン)に「ポッサム」(朝鮮時代に寡婦を布で包み誘拐されたように偽装して婚姻させる風習)されてしまう。実は、それは命を狙われる立場になった世子を誘拐し、身分を隠すために「ポッサム」という手段をとったのだった。イ・ゴンが目を覚ますと、そこはミョンユンという娘の部屋だった。ミョンユンは、厄払いのために一夜だけ形式上の婚姻をさせるべく、父によってさらわれてきたと聞かされる。「ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜」脚本家のキム・ジス&パク・チョルによる最新作としても話題を集めたドラマで、EXOのスホが、王位継承者である世子役で時代劇に初挑戦し、コミカルかつ爽やかな演技を披露している。また、「PRODUCE X 101」出身のキム・ミンギュが、世子の腹違いの弟役で兄弟の対立をドラマチックに盛り上げている。
◉ここからはオススメ韓国映画
『7番房の奇跡』(2013年)
7月1日(火)10:40
放送局:BS10スターチャンネル
作品紹介:知的障がいをもつ心優しい父親 ヨング(リュ・スンリョン)。彼は最愛の娘 イェスン(子役:カル・ソウォン)とのつつましい毎日を送っていたが、ある日突然、少女暴行殺人事件の容疑者として逮捕されてしまう。ヨングはまったく身に覚えがないまま、刑務所の「7番房」へと収監される。そこで彼は個性豊かな房の仲間たちと出会い、彼らの心を動かしていく。やがて7番房の囚人たちは、父と娘の再会のために「奇跡」を起こす計画を立てる。それは「刑務所の中に、娘をこっそり招き入れる」という前代未聞の作戦だった。そして物語は、成長した娘 イェスン(大人役:パク・シネ)が父の無実を証明しようと奮闘する法廷劇へと続いていく。この作品は韓国で実際に起きた1997年の「華城幼女殺害事件」がモチーフになっていて、実際の事件では知的障がいを持つ男性が冤罪で逮捕され、20年近く服役した末に真犯人が判明するという悲劇があり、「社会的弱者が法の中でどう扱われるか」に警鐘を鳴らす意図が込められていると評価された作品。韓国国内で当時、観客動員1,281万人超えという驚異的なヒットを記録し、アジア各国でもリメイクされており、トルコ、フィリピン、インドネシアなどでも大ヒットした。子役のカル・ソウォンはこの作品で一気にスターとなり、第49回百想芸術大賞で最年少新人女優賞にノミネートされた。
『ただ悪より救いたまえ』<PG12>(2020年)
7月1日(火)19:00
放送局:TBSチャンネル1
作品紹介:引退を決意した韓国の元国家情報院工作員であり、現在は殺し屋として活動しているインナム(ファン・ジョンミン)が、最後の仕事として日本のヤクザのコレエダ(豊原功補)を殺害する。しかし、その後、コレエダの義兄弟である暗殺者レイ(イ・ジョンジェ)に追われることになる。レイはインナムが関わった人物を次々と殺し、最終的にはインナムの元恋人を殺害し、彼の娘を誘拐してしまう。インナムは、その時に初めて知った自分の娘を救うため、タイへ向かうが、レイもまたタイでの直接対決を目指して追い詰めていく。『イカゲーム』で世界的に注目を浴びた後の出演作となるイ・ジョンジェ、その狂気じみたレイ役の演技が高く評価された作品。ファン・ジョンミンとの共演は、『新しき世界』以来7年ぶり。アクションだけでなく、人間ドラマとしても深みのある作品。
『ボストン1947』(2023年)
7月3日(木)15:50
放送局:WOWOWプライム
番組紹介:1947年のボストンマラソンに、祖国・韓国の名を背負い出場した選手たちと、彼らを支えた人々の感動の実話を基にした作品。1945年、第二次世界大戦の終結により、朝鮮半島は日本の植民地支配から解放された。しかし、戦後の国際的な状況により、朝鮮半島はアメリカとソ連によって南北に分割占領されることになる。長年の植民地支配から解放された朝鮮半島の国民は、独立国家の樹立を強く望んでいたが、アメリカとソ連の対立により、朝鮮半島の独立は遅れていた。1947年当時、朝鮮半島では独立に向けた動きが活発化していたが、、南北の対立は深まり、朝鮮半島の分断が現実味を帯びていた。そんな状況下で、ボストンマラソンで韓国代表として出場したソ・ユンボク(イム・シワン)選手が、当時の世界最高記録となる2時間25分39秒のタイムで見事に優勝し、困難な時期にあった韓国国民に大きな希望と喜びを与えた。『ボストン1947』は、この歴史的な出来事を背景に、選手たちの情熱と努力、そして彼らを支えた人々ソン・ギジョン(ハ・ジョンウ)、ナム・スンリョン(ペ・ソンウ)、オク・リム(パク・ウンビン)の絆を描いている。
『スイッチ 人生最高の贈り物』(2023年)
7月4日(金)23:10・25日(金)23:10
放送局:KBS World
作品紹介:人気絶頂のトップ俳優パク・ガン(クォン・サンウ)。ルックスよし、金よし、自由気ままなシングルライフを満喫中の彼は、クリスマスの夜、酔った勢いでタクシーに乗り込む。そのとき運転手から突然問われた一言「あなた、今の人生に満足していますか?」。翌朝、目を覚ましたガンが見たのは、かつての恋人スヒョン(イ・ミンジョン)と結婚し、双子の父親になっている「別の人生」の自分だった…!戸惑いながらも、父親としての生活を体験していくうちに、ガンの心には変化が生まれていく。果たしてこの「スイッチ」は夢か、現実か? そして、彼が本当に望んでいた人生とは?双子の子どもたち(ボミ&ボヌ)役は、実際の双子ではなく一人の子役(パク・ソイ)がCGを使って一人二役を演じており、技術面でも話題になった。
『悪い男』〈R-15〉(2001年)
7月5日(土)4:00
放送局:ザ・シネマ
番組紹介:ヤクザの男ハンギ(チョ・ジェヒョン)は、街で偶然出会った大学生のソナ(ソ・ウォン)に一目惚れする。しかし、彼は乱暴な方法でソナにキスを迫り、それが原因で彼女に嫌悪される。その後、ハンギは策略をめぐらし、ソナを借金地獄に陥らせ、売春宿で働かざるを得ない状況に追い込む。やがて、ソナは絶望しながらも、ハンギの存在を意識し始める。一方、ハンギは彼女を遠くから見守り、何も言葉を交わさずに彼女を支え続ける。人の関係は、支配と服従、憎悪と愛情が複雑に絡み合い、衝撃の結末へと向かっていく。ほとんど言葉を発しない主人公のハンギ、彼は感情を表に出さないまま、ただソナを見守り続ける。ダークで衝撃的な作風は、観る人によって評価が大きく分かれるが、キム・ギドク監督特有の「詩的な映像美」と、無言のまま進むストーリー展開に、強いインパクトが残る作品。
『殺人の疑惑』(2013年)
7月5日(土)22:30
放送局:アジアドラマチックTV
番組紹介:新聞記者のダウン(ソン・イェジン)は、ある日テレビで放送された殺人事件のニュースを見て衝撃を受ける。そのニュースの音声は、かつて失踪した自分の母親が殺される際の声と酷似していたのだ。彼女の母は10年前に失踪しており、今も行方不明のまま。しかし、放送された音声に反応し、ダウンは事件を再調査する決意をする。そして事件の捜査線上に浮かび上がるのが、なんと自分の父親(キム・ガプス)だった。次第に明らかになっていく家族の秘密、そして自らの記憶が揺らいでいく中で、ダウンは真実と向き合う覚悟を決める。実際の未解決事件に着想を得て制作された作品。韓国では、過去、失踪した家族が、最も信頼していた身内により命を奪われていたというショッキングな事件が複数起きており、特に2000年代前半には、行方不明事件が「事件化」されずに放置されていた事例が問題視されていた。コ・ジョンウク監督は当時「この映画は「ある一つの実話」をそのまま描いたものではありませんが、韓国社会で埋もれてしまった記録や未解決の失踪事件を読み漁っていく中で、「こんなことがもし自分の家族に起きたら」という視点を持ったのが始まりでした。」とインタビューで語っている。また、主演のソン・イェジンはこの作品で初めて「自分の父を疑う女性」を演じることに対し、相当な心理的葛藤があったとインタビューで語っている。脚本を読んで「この役を断ろうかとも思った」と明かしながらも、「この役を避けたら、女優として成長できない」と感じて出演を決めたとのこと。
※放送内容は2025年7月現在のものです。