韓国ドラマ BS・CS放送第1回放送番組 集めてみたよ 2025年5月 Part4

韓国ドラマBS・CS放送 第1回放送スタート番組を集めてみたよ。
5月の第1回放送、気になる韓国ドラマ&バラエティー番組や映画作品。
Part4:5月24日(土)~31日(土)
個人的に気になる韓国ドラマや韓国映画作品をピックアップしました。
気になる作品があったら、ぜひチェックして録画予約をお忘れなく!
すでに見た作品にも、新たな発見があるかも。あなたのお気に入りの作品と出会えますように。

Part1:5月1日~6日はコチラ Part2:5月7日~11日はコチラ Part3:5月12日~18日はコチラ

『太陽の末裔』

5月24日(土)0:00
第1話(全16話/2016年)
出典 アジアドラマチックTV
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:2016年に韓国で放送され、最高視聴率41.6%を記録し、韓国ドラマ史に残る大ヒットドラマ。脚本は、『パリの恋人』、『シークレット・ガーデン』や『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』などを手掛けたキム・ウンスク。ロケ地であるギリシャの風景(場面設定はウルクという架空の紛争地帯)の美しさがドラマの登場人物の感情をあらわすのに役立っている。女性を惹きつける魅力的な男性ユ・シジン(ソン・ジュンギ)のストレートな愛情表現は韓ドラ史に残る名場面として語りつがれている。ソン・ヘギョ演じるカン・モヨンも、医師としての使命感と、女性としての感情の間で葛藤する姿が魅力的だ。また、ソ・デヨン(チン・グ)とユン・ミョンジュ(キム・ジウォン)の切ないラブストーリーも見どころ。GUMMYの『You Are My Everything』をはじめとするOSTも大ヒットした。


『グッバイ・ソロ』

5月24日(土)3:50
第1話・第2話(全16話/2006年)
出典 KBS World
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:母の不倫によって生まれたキム・ミンホ(チョン・ジョンミョン)。彼は家を出てバーテンダーとして働きながら、初恋の相手である高校の同級生チェ・ミリ(キム・ミニ)と再会する。しかし、ミンホは親友ユ・ジアン(キム・ナムギル)の恋人であるチョン・スヒ(ユン・ソイ)に密かに想いを寄せていた。一方、ミリはチンピラのカン・ホチョル(イ・ジェリョン)に恋をしているが、彼は彼女の想いに応えようとしない。登場人物たちはそれぞれ秘密や葛藤を抱えながら、愛と友情の間で揺れ動いていくヒューマンドラマ。本作に出演しているキム・ナムギルは、「イ・ハン」の芸名で出演しているが、後に本名の「キム・ナムギル」に戻し、『善徳女王』などでブレイクするようになる。


『ホン・チョンギ』

5月24日(土)6:00
第1話~第4話(全16話/2021年)
出典 フジテレビTWO
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:朝鮮時代、魔王の呪いによって盲目で生まれた天才女性画家、ホン・チョンギ(キム・ユジョン)と、幼い頃の雨乞いの儀式の際に魔王の力の影響で視力を失った、空の星を読む能力を持つハ・ラム(アン・ヒョソプ)の運命的な愛を描いたファンタジーロマンス時代劇。アン・ヒョソプ演じるハ・ラムは、昼は盲目の天文官として静かに星を読み、夜は復讐を誓う秘密組織の長イル・ウォルソンとして暗躍する。幼い頃の悲劇によって運命を狂わされたハ・ラムが、ホン・チョンギと出会い、運命に導かれるように惹かれあっていく姿は、切なくも美しい。身長188cmという高身長で時代劇の衣装を着こなすアン・ヒョソプの姿は、まさに絵になる美しさ。ハ・ラムの昼と夜の二つの顔を持つ葛藤や、復讐に燃える複雑な感情を表現したアン・ヒョソプの演技は、このドラマの魅力の一つでもある。2021年SBS演技大賞ではキム・ユジョンが最優秀演技賞、アン・ヒョソプが優秀演技賞、キム・ユジョンアン・ヒョソプがベストカップル賞を受賞。


『私の国』

5月26日(月)4:00
第1話(全16話/2019年)
出典 チャンネル銀河
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:高麗末期から朝鮮建国という激動の時代を舞台に、三人の若者の運命を描いた歴史アクションロマンス時代劇。高麗末期。病気の妹を守りながら貧しい生活を送るソ・フィ(ヤン・セジョン)、父は高官だが庶子という理由で差別されてきたナム・ソノ(ウ・ドファン)、父を知らずに育った妓生の娘ハン・ヒジェ(ソリョン)。それぞれの事情を抱えながらも、武芸の腕を磨き、友情を育んできた三人は、時代の波に翻弄され、やがて対立していく。高麗の武将であり、朝鮮建国の祖イ・ソンゲ(キム・ヨンチョル)の右腕として新たな国の中心に立つことを夢見るソノ、妹を守るために武官となることを目指すフィ、そして、情報集団である梨花楼で育ち、情報と権力で自らの国を作ろうとするヒジェ。その中に、後の朝鮮王朝第3代王となるイ・ソンゲの息子イ・バンウォン(チャン・ヒョク)という存在が、それぞれの「わたしの国」を追い求める三人の運命に翻弄してゆく。高麗末期から朝鮮建国という激動の時代を背景に、それぞれの「わたしの国」を追い求める若者たちの壮絶な生き様を描いた作品。9ヶ月という長い撮影期間や製作費200億ウォンは、高麗末期から朝鮮建国という激動の時代をリアルに再現するため、豪華な衣装や小道具、大規模なセット、そして迫力のあるアクションシーンなど時間をかけ、丁寧に作り込まれた、映画さながらのクオリティの高い作品。


『ブランディングイン聖水洞』

5月26日(月)6:15
第1話・第2話(全24話/2024年)
出典 衛生劇場
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:舞台は、かつては工場地帯だった場所が再開発され、ソウルのトレンド発信地となった・聖水洞(ソンスドン)。冷徹で仕事一筋の最年少女性チーム長カン・ナオン(キム・ジウン)と、温厚で誠実な最年長インターン生ソ・ウノ(ロモン)の二人が、ひょんなことから魂が入れ替わってしまう。正反対の性格と立場の二人が、互いの人生を体験することで、次第に理解と愛情を深めていく。その他のキャストには、成功への強い欲望を持つド・ユミ(ヤン・ヘジ)や、ナオンの8年来の友人でアートディレクターのチャ・ジョンウ(キム・ホヨン)が出演している。主演のキム・ジウンロモンが、魂が入れ替わった後の演技で高い評価を受け、特に、入れ替わり後の目つきや仕草など、細部にわたる演技力が視聴者から称賛された。


『シークレット・ガーデン』

5月27日(火)9:00
第1話(全20話/2010年)
出典 BS10
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:高級デパート「ロエルデパート」のCEOを務めるキム・ジュウォン(ヒョンビン)は、容姿端麗、頭脳明晰な御曹司だが、傲慢で自己中心的な性格の持ち主。一方、スタントウーマンのキル・ライム(ハ・ジウォン)は、貧しいながらもひたむきに生きる女性。ジュウォンは、従兄弟で世界的トップスターオスカー(ユン・サンヒョン)に幼い頃から異常までのライバル心を持っていた。ある日、ジュウォンはライムをオスカーの彼女と勘違いてしまう。ライムとオスカーの関係に憤慨しながらもライムのことが気になってしょうがないジュウォン。そんな二人が不思議な食堂で飲んだお酒のせいでとんでもないことになってしまう。『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』、『太陽の末裔 Love Under The Sun』の脚本を手掛けたキム・ウンスクのこの作品は、最高視聴率37.9%を記録し、韓国ドラマ史に残る大ヒット作となった。百想芸術大賞テレビ部門ドラマ作品賞など、数々の賞を受賞し、日本を含む世界中で人気を集め、韓流ブームを牽引した作品の一つ。また、トップ女優ソン・イェジン役として本人が出演している。


『根の深い木~世宗大王~』

5月27日(火)11:59
第1話~第4話(全24話/2011年)
出典 松竹東急
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:韓流史劇の最高傑作との呼び名も高いハングル文字誕生にまつわる歴史ミステリー時代劇。朝鮮王朝初期、世宗大王(ハン・ソッキュ)がハングルを創製しようとする中で、学者たちが次々と謎の死を遂げる事件が発生する。この事件を追うのは、かつて奴婢だったカン・チェユン(チャン・ヒョク)。彼は王に復讐心を抱きながらも、調査を進めるうちに世宗の真意と向き合うことになる。連続する殺人事件と、その背後に潜む巨大な陰謀、そしてハングルに隠された暗号など、視聴者を飽きさせないミステリー要素が満載。カン・チェユン(チャン・ヒョク)がソイ(シン・セギョン)に教える「倭国の環の伝説」に思わず笑ってしまった。なるほどね、と納得する。世宗の青年期役のソン・ジュンギの演技が光る作品。2011年のSBS演技大賞で最優秀作品賞、大賞をハン・ソッキュ、優秀賞シン・セギョン、特別演技賞ソン・オクス、プロデューサー賞ソン・ジュンギをそれぞれ受賞している。


『ボーンアゲイン ~運命のトライアングル~』

5月27日(火)15:30
第1話(全22話/2020年)
出典 アジアドラマチックTV
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:1980年代、韓国では連続殺人事件が発生し、女性たちが次々と犠牲になっていた。
父親が連続殺人犯という暗い過去を背負い、継母からの虐待にも苦しんでいた青年コン・ジチョル(チャン・ギヨン)は、古書店で出会った心臓病の女性チョン・ハウン(チン・セヨン)に恋をする。彼女を救いたい一心でドナーを探すが、その過程で悲劇的な事件が起こる。彼女の婚約者である刑事チャ・ヒョンビン(イ・スヒョク)との三角関係は、運命の歯車を大きく狂わせていく。2020年。骨考古学者チョン・サビン(チン・セヨン)は、あるミイラの発見をきっかけに、前世の記憶と感情に揺さぶられ始める。現代の検事キム・スヒョク(イ・スヒョク)、医学生チョン・ジョンボム(チャン・ギヨン)との再会は、かつて終わりを迎えた三角関係の「再生」を意味していた。
三人の魂は再び出会い、過去の罪と愛に向き合っていく。劇中で何度も登場する小説『嵐が丘』は、このドラマの主題を象徴している。ジチョルのハウンへの思慕は、まるでヒースクリフのように執念深く、哀しくも切ない、ハウン=サビンは、生まれ変わってもなお「同じ魂と引き寄せ合う」キャサリン、スヒョクは常に理性を保ちつつも、情念の渦に巻き込まれていくエドガーのような雰囲気を感じさせる。主要なキャストが前世と現世で異なる役柄を演じる一人二役の設定が過去と現在の物語の交錯が効果的に描かれているドラマ。


『監査します』

5月28日(水)2:00
第1話(全12話/2024年)
出典 WOWOWプライム
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:大手建設会社「JU建設」に、新たな監査チーム長としてシン・チャイル(シン・ハギュン)が就任する。彼は、鋭い洞察力と冷静な判断力で、会社の不正を暴いていく。そんな彼のチームに配属されたのは、情に厚く正義感の強い新入社員ク・ハンス(イ・ジョンハ)。最初は反発し合う二人だが、共に事件を解決していく中で、次第に信頼関係を築いていく。そして、会社の奥深くに隠された巨大な闇に挑んでいくことになる。実力派俳優シン・ハギュンと、『ムービング』で人気急上昇中の若手俳優イ・ジョンハの共演で、放送前から大きな注目を集めていたドラマ。韓国ドラマファンはもちろん、オフィスサスペンスドラマが好きな方にもおすすめの作品。


『彼はサイコメトラー』

5月28日(水)7:00
第1話(全16話/2019年)
出典 ホームドラマチャンネル
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番組紹介:触れた人や物の残留思念を読み取る“サイコメトリー”の能力を持つ青年イ・アン(ジニョン/GOT7)が、11年前の火災事件で両親を失い、その事件の真相を追いながら、アンの両親が亡くなった火災事件の容疑者の娘、少女ユン・ジェイン(シン・イェウン)と出会い、共に事件解決に挑むファンタジー・ロマンス・サスペンス。ジニョンの初主演ドラマとして注目を集めたドラマ。彼はその後、映画『聖なる復讐者』で第59回百想芸術大賞映画部門新人俳優賞を受賞する。


『恋愛結婚』

5月28日(水)18:55
第1話(全16話/2008年)
出典 KBS World
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:恋愛至上主義の結婚相談所カウンセラーイ・ガンヒョン(キム・ミンヒ)と、愛を信じない離婚専門弁護士パク・ヒョンス(キム・ジフン)という正反対の価値観を持つ二人が織りなすロマンティックストーリー。韓国国内外で好評を博し、特に主演のキム・ミンヒとキム・ジフンの演技が高く評価された作品。キム・ミンヒは、映画『お嬢さん』(2016年)などで主演を務め、国際的な評価を得ている。また、キム・ジフンは、『悪の花』(2020年)のペク・ヒソン役が記憶に深い。日本でブレイクする前の大谷亮平がガンヒョンの顧客で結婚詐欺師役で出演している。


『無法弁護士~最高のパートナー』

5月28日(水)22:00
第1話(全16話/2018年)
出典 Jテレ
https://tvguide.myjcom.jp/program/531598/
番組紹介:ポン・サンピル(イ・ジュンギ)は、幼い頃に人権派弁護士だった母(シン・ウンジョン)を目の前で殺され、母方の伯父である暴力団のボス、チェ・デウン(アン・ネサン)の下で育った。成長した彼は、法と拳を巧みに使い分ける“無法弁護士”として活動する。ある日、差出人不明の手帳を受け取ったサンピルは、母の復讐の時が来たことを確信し、18年ぶりに故郷の綺城市(キソン市)に戻る。弁護士のハ・ジェイ(ソ・イェジ)は、法廷で裁判官に歯向かい、業務停止処分を受けて父の住む綺城市に帰郷。そこでサンピルと出会い、彼の法律事務所「無法ローファーム」で共に働くことになる。二人は、綺城市を支配する権力者たちの不正を暴き、正義を取り戻すために奮闘する。韓国国内外で高い評価を受けたこの作品は、特にイ・ジュンギのアクション演技や、ソ・イェジとの息の合った共演が話題になった。また、慈悲深い判事を装いつつ裏で悪を操るチャ・ムンスク役のイ・ヘヨンは、冷静で威圧感のある演技を熱演している。


『深夜2時のシンデレラ』

5月29日(木)2:00
第1話(全10話/2024年)
出典 KNTV
https://kntv.jp/program/kn250204/
番組紹介:クレジットカード会社のマーケティングチームで働く現実主義のキャリアウーマン、ハ・ユンソ(シン・ヒョンビン)は、交際1年半になる年下の同僚ソ・ジュウォン(ムン・サンミン)との関係は順調だったが、ある日、ユンソは、ュウォンが財閥グループの御曹司であることを知る。さらに、ジュウォンの母親から手切れ金を渡され、別れを迫られたユンソは、彼との関係を終わらせることを決意する。ユンソは、ジュウォンに嫌われるためにわざと冷たい態度を取り、別れを切り出すが、ジュウォンは彼女への愛を諦めず、彼女の気持ちを取り戻そうと奮闘する。彼は会社の本部長として復帰し、ユンソの近くで働くことで、再び彼女との関係を築こうとする。物語が進むにつれて、ジュウォンの母親の反対や、ユンソに好意を寄せる新たな男性の登場など、二人の関係は複雑になっていくが、ジュウォンの一途な愛とユンソの心の変化により、二人は困難を乗り越えていく。ムン・サンミンは、この前年に『シュルプ』(主人公ファリョンの次男役)で百想芸術大賞で新人演技賞を受賞している。


『恋人 ~あの日聞いた花の咲く音~』

5月29日(木)15:3030日(金)10:00
第1話~第5話(全20話/2023年)
出典 LaLaTV
https://www.lala.tv/programs/koibito/
番組紹介:17世紀の朝鮮王朝時代。架空の地である綾州(ヌンジュ)を主な舞台に、アン・ウンジン演じる明るく朗らかな両班の娘、ユ・ギルチェは、社交的で周囲の男性たちの心を惹きつけるが、彼女は親友のキョン・ウネ(イ・ダイン)の婚約者で幼馴染のナム・ヨンジュン(イ・ハクジュ)に心を寄せていた。そんなギルチェの前に現れるのが、謎めいた過去を持つ男イ・ジャンヒョン(ナムグン・ミン)。ジャンヒョンは、飄々として掴みどころのない人物だが、深い孤独と影を抱えていた。彼は、ひょんなことから出会ったギルチェに強い関心を抱き、特別な感情を持つが、ギルチェにとっては、自分をからかうような態度を取るジャンヒョンに対して、反発心を抱いていた。ギルチェはジャンヒョンの隠された優しさや深い悲しみ、そして彼女への真剣な想いに次第に気づき始め、様々な出来事を共に経験する中で、彼女のジャンヒョンに対する気持ちも徐々に変化していく。しかし、丙子胡乱(へいしこらん:1636年に起きた清による朝鮮侵攻)という歴史的な動乱の中で、二人は過酷な運命に翻弄され、離れ離れになってしまう。戦火の中での離別、捕虜としての辛い経験、身分の違いや周囲の反対など、様々な障壁があらわれるが、その度に二人の絆は深くなっていく時代劇ロマンスドラマ。第60回百想芸術大賞で作品賞と男性最優秀演技賞(ナムグン・ミン)を受賞。2023年MBC演技大賞 大賞など8冠を受賞している。


『軍検事ドーベルマン』ノーカット版

5月30日(金)3:30
第1話・第2話(全16話/2022年)
出典 TBSチャンネル1
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番組紹介:韓国ドラマ界に新たな風を吹き込んだ、痛快ミリタリー法廷アクションドラマ。『梨泰院クラス』での悪役で注目を集めたアン・ボヒョンが、初の主演を務め、型破りな軍検事ド・ベマンを熱演。金に忠誠を誓い、出世のためなら手段を選ばないド・ベマン(アン・ボヒョン)。しかし、復讐に燃える新任軍検事チャ・ウイン(チョ・ボア)との出会いが、彼の運命を大きく変える。腐敗した軍内部の闇を暴き、正義を追求する二人の姿は、手に汗握るスリリングな展開を見せる。鍛え上げられた肉体と、野太い声でド・ベマンを演じるアン・ボヒョンは、まさにハマり役。彼の繰り出すアクションシーンは圧巻で、見る者を釘付けにする。また、チョ・ボア演じるチャ・ウインの、クールで正義感溢れる姿も魅力的。軍法廷という特殊な舞台設定、スピーディーなストーリー展開、そしてアン・ボヒョンチョ・ボアの熱演が融合し、これまでの韓国ドラマにはない、新たな魅力を放つ作品。


『大王への道』

5月29日(木)8:55
第1話(全34話/1998年)
出典 BSフジ
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番組紹介:18世紀朝鮮王朝、第21代王・英祖~その息子・世子(27歳で英祖の命により米びつに閉じ込められ、8日間で餓死)~その子正祖(イ・サン)という三世代の親子の波乱と葛藤を描いてた歴史ドラマ、。英祖の次男で世子となった思悼世子(サドセジャ/イム・ホ)は、父から愛を得られず、将来の王妃となる恵嬪ホン氏(後に正祖の母ホン・リナ)を支えに、宮廷内外の権力闘争に翻弄されていくなか、父・英祖(ヨンジョ/パク・グニョン)との関係が決定的に悪化し、精神的な追い詰めも重なっていく。そしてついに、英祖の命令によって米びつ(クァン)に閉じ込められるという、朝鮮王朝史上でも最も有名で痛ましい事件が起こる。英祖の寵愛を受け側室の一人になり、世子の母(恵嬪ホン氏)と微妙な対立関係になる策略的な一面を持つムン淑媛役をユン・ソナが演じている。英祖は思悼世子の死後、「追悼」を意味する名前を付けている。イ・ビョンフン監督による「イ・サン」三部作構想の原点で、正祖に至る前夜を描く名作。監督イ・ビョンフンは、この作品を皮切りに『チャングムの誓い』『トンイ』『馬医』『イ・サン』といった歴史劇の名作を多数生み出す。また、脚本家のイム・チュンは、主演のイム・ホの父親でもあり、親子共演の形になった。


『三食ごはん ~漁村編3』

5月30日(金)10:0018:00
第1回(全12回/20016年)
出典 LaLaTV
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番組紹介:自給自足漁師ライフバラエティ「三食ごはん 漁村編」の第3弾。
キャスト:イ・ソジン『イ・サン』、『結婚契約』・エリック/SHINHWA『ユ・ビョルナ!ムンシェフ~恋のレシピ~』・ユン・ギュンサン『逆賊-民の英雄ホン・ギルドン』『とにかくアツく掃除しろ! 』他ゲスト。


『良いか悪い、ドンジェ』

5月30日(金)11:00
第1話・第2話(全10話/2024年)
出典 衛生劇場
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番組紹介:韓国の人気ドラマ『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』のスピンオフ作品で、同作に登場した検事ソ・ドンジェを中心に展開される物語。過去に「スポンサー検事」として不正のレッテルを貼られたソ・ドンジェ(イ・ジュニョク)は、検事としてなんとか再起を図ろうとする。彼は検事長昇進に失敗し、再開発事件で悩んでいる最中、とある女子高生殺人事件を担当することになる。事件を追う中で、単純な殺人事件と思われたものが、薬物の不正取引と関わりがあることに気づいたドンジェ、検事としての鋭い勘と機会主義者としての本能を活かし、危険な綱渡りをしながら事件の真相に迫っていく。SNSや韓国国内のレビューでは「ドンジェがいなければ『秘密の森』は面白くない」という声も多数あり、正義のヒーローではないが、「ドンジェのセリフは現実社会への風刺そのもの」との声もあり、「ああいう人いるよね」と思わせるリアルな存在感が、ドラマファンの間で「ソ・ドンジェ沼」を生みだした。実際にtvN(韓国のケーブル局)や制作側も、「視聴者からの強い要望」があったことを理由にドンジェの単独ドラマを企画したと明かしている。


『ミス・モンテクリスト』

5月30日(金)4:00
第1話~第10話(全100話/2021年)
出典 ホームドラマチャンネル
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番組紹介:アレクサンドル・デュマの小説『モンテ・クリスト伯』にオマージュを捧げた作品。
主人公のコ・ウンジョ(イ・ソヨン)は、オンラインショッピングサイトを運営し、「東大門の女神」と呼ばれるほど成功していた。彼女は恋人のチャ・ソニョク(キョン・ソンファン)との結婚を控え、幸せな日々を送っていたが、親友のオ・ハラ(チェ・ヨジン)は、ソニョクに片想いしており、嫉妬と怒りからウンジョの結婚を阻止しようと画策する。ハラはもう一人の親友チュ・セリン(イ・ダヘ)と共に、ウンジョを陥れる計画を実行し、ウンジョはすべてを失ってしまうのだった。死の淵から奇跡的に生還したウンジョは、ファン・ガフンという別人の仮面を被り、奪われた人生を取り戻すため、自分を陥れた人々への復讐を開始する。『モンテ・クリスト伯』でエドモン・ダンテスが無実の罪で投獄されるエピソードとパラレルになっていて、「善良だった者が地獄をくぐりぬけて“復讐者”として戻ってくる」構造になっている…..(まぁ韓ドラあるあるですが)。このドラマは、イ・ソヨンとチェ・ヨジンによる、希代の悪女バトルが繰り広げられ、視聴者を魅了し、2021年度上半期、韓国地上波ドラマ愛憎復讐劇視聴率1位を記録し、最高視聴率19.7%を達成した。


『カジノ』

5月31日(土)7:00
第1話~第4話(全8話シーズン1のみ/2022年)
出典 KNTV
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番組紹介:主人公のチャ・ムシク(チェ・ミンシク)は、貧しい幼少期から苦労を重ね、様々な事業に挑戦するが、失敗と挫折を繰り返していた。そんな中、カジノビジネスに目をつけ、フィリピンへと渡り、そこで持ち前の度胸と知略でカジノを成功させ、巨万の富を得てカジノ王として君臨する。しかし、仲間たちの裏切りや、彼を陥れようとする陰謀に巻き込まれ、全てを失いかけたムシクは、人生をかけて再びゲームに挑む。カジノ経営に関わる政治家や警察との癒着は、ムシクのビジネスを成功させる上で不可欠な要素となっていくが、同時に、彼の運命を大きく左右していく。チャ・ムシクが関与する事件を追い、彼の不正を暴こうとする警察庁チーム長オ・スンフン(ソン・ソック)が執拗にチャ・ムシクを追い詰めていく役を見事に演じている。チェ・ミンシクが25年ぶりにドラマ復帰した作品。シーズン2は、ディズニープラスで2023年2月15日から3月22日まで配信された。


『逆賊ー民の英雄ホン・ギルドンー』

5月31日(土)11:00
第1話~第15話(全30話/2017年)
出典 フジテレビTWO
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:韓国の国民的英雄ホン・ギルドン(ユン・ギュンサン)を新たな解釈で描き、16世紀の朝鮮を舞台に、暴君・燕山君/ヨンサングン(キム・ジソク)に立ち向かうギルドンの激動の人生を描いている。子供時代(怪力童子)のギルドンが人間離れした怪力を出すシーンはマンガ的で面白い。ギルドンを一途に愛するガリョン(チェ・スビン)の純粋さと行動力も、ドラマの重要な役割をしている。ギルドンの初恋の相手であり、後に暴君・燕山君の側室となる妓生から後宮となった実在の人物「チャン・ノクス」を演じたイ・ハニは、韓国伝統の鼓「チャンゴ」を使った舞踊シーンのために3か月間練習を重ねるなど、役作りに深い情熱を注いだ。、2017年のMBC演技大賞にて、最優秀演技賞・キム・サンジュン(ギルドンの父)、優秀演技賞・ユン・ギュンサン、新人賞・チェ・スビンを受賞している。


『ハベクの新婦』

5月31日(土)11:50
第1話・第2話(全16話/2017年)
出典 テレ朝チャンネル1
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番組紹介:水国の次期王であるハベク(ナム・ジュヒョク)は、即位のために必要な“神石”を集めるため、人間界に降り立る。しかし、時空のねじれにより予定外の場所に到着し、神力と神石の座標を失ってしまう。途方に暮れるハベクは、神の従者の子孫である精神科医ユン・ソア(シン・セギョン)と出会う。ハベクは自分が神であると主張するが、ソアは彼を精神病患者と誤解してしまう。やがて、ハベクとソアは奇妙な同居生活を始め、次第に惹かれ合っていく、脚本は『ミセン-未生-』のチョン・ユンジョン。原作は、2006年に連載された漫画『ハベクの新婦(河伯の新婦)』で、三国時代~高麗時代のような古代朝鮮の架空世界の話を現代風にアレンジしている。原作ファンからすると、「あれはまったく別物」と見る人も多くいる反面、原作にない軽快さや映像美を楽しむドラマファンも多い作品。


◉ここからはオススメ韓国映画

『女は冷たい嘘をつく』(2016年)

5月24日(土)14:20
出典 KNTV
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番組紹介:シングルマザーのイ・ジソン(オム・ジウォン)は、1歳の娘ダウンの親権を巡って元夫と調停中。仕事に追われる彼女は、中国人ベビーシッターのハンメ(コン・ヒョジン)に娘の世話を任せている。しかしある日、ハンメとダウンが突然姿を消してしまう。ジソンは離婚調停中で、娘の親権争いの最中のため、警察や家族に訴えても信じてもらえず、自作自演を疑われるジソンは、単独で捜索を開始する。調査を進めるうちに、ハンメの名前や年齢、出身などすべてが嘘であったことが判明し、彼女の過去と驚くべき真実が明らかになってくる。ラブコメの女王として知られるコン・ヒョジンが、ミステリアスな中国人ベビーシッター役で新境地を開拓、その演技力が評価され、「第37回黄金撮影賞」で主演女優賞を受賞した。外国人労働者への偏見や人身売買など、韓国社会の暗部を描いており、単なるサスペンスにとどまらない深みもある作品。


『クマ男 シークレット大捜査』(2024年)

5月25日(日)14:20
出典 KNTV
※この番組は放送終了しましたため、リンク先を削除しました。
番組紹介:子熊から人間へと姿を変えた男が、国際犯罪組織に立ち向かうという、アクション・コメディ映画。ある日、子熊から人間へと姿を変えたクマ男(パク・ソンウン)が、ひょんなことから国際犯罪組織と戦うことになる。彼は、特殊な能力と持ち前のユーモアを武器に、組織の陰謀を阻止しようと奮闘するが、彼の正体は秘密であり、周囲にバレないように行動しなければならなかった。果たして彼は、無事に任務を遂行できるのだろうか。チョン・ウソン、お笑いタレントのキム・ジュノなど、華やかなカメオキャスト(短い時間に出演する俳優やタレント)にも注目。サスペンスやドラマだけでなく、こうしたユニークな発想の作品も韓国ならでは。


『雉岳山(チアクサン)』(2023年)

5月26日(月)21:00
出典 WOWOWシネマ
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番組紹介:1980年に韓国・江原道で起きたとされる都市伝説「雉岳山18分割連続殺人事件」に着想を得たホラー作品。マウンテンバイクサークルのメンバーであるミンジュン(ユン・ギュンサン)、ヒョンジ(キム・イェウォン)、イサク(イ・テファン)、スア(ペ・グリン)、ヤンべ(ヨン・ジェウク)の5人は、ダウンヒルを楽しむために江原道にある雉岳山を訪れる。彼らは、1980年に起きたとされる「雉岳山18分割連続殺人事件」という都市伝説を知らずに山へ向かう。道中、謎の老婆に「ここに来るな。来たら全員、死んじまう」と警告されるも、彼らはそれを無視して山小屋に滞在する。やがて、赤い光や地震、シュメール語の壁画、不可解な現象が次々と彼らを襲い、正体不明の何かが彼らを追い詰めていく。映像の多くが手ブレをともなうカメラ視点で撮られており、「これは本当に誰かが撮っていた映像かも」と錯覚させる、まさに韓国版『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』ともいえる演出になっている。映画の公開発表後、この都市伝説が実話であるかが人々の関心を誘い、大きな話題となり、警察が「事件記録自体なく、事実無根である」と発表する事態に至り、また、原州市側と市民団体からも、「地域のイメージが著しく損なわれる危険性がある」として製作会社に対し上映禁止仮申請が出され、公開中止を求める訴訟にまで発展した経緯のある作品。


『THE SIN 罪』<PG12>(2024年)

5月27日(火)21:00
出典 WOWOWシネマ
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番組紹介:新人女優のシヨン(キム・ユネ)は、映画撮影のために山奥の廃墟へとやって来る。しかし、変わり者と評判の監督から演技指導はなく、奇怪なダンスを屋上で踊るだけというものだった。不安に駆られるシヨンは、共演者のチェユン(ソン・イジェ)に愚痴をこぼす。ギリギリの予算で組まれた現場は殺伐としており、トラブル続きの撮影が進む中、突如血まみれの女性スタッフが現れ、屋上から飛び降りてしまう。地面に叩きつけられた体はあらぬ方向に折り曲がり、即死したかに思えたが、彼女は立ち上がり、駆け寄った別のスタッフに襲い掛かる。その様相は、まるで生ける屍のようだった。劇中に登場する奇妙なシンボルは、イルミナティのマークをモチーフにしており、作品全体のテーマである「原罪」を象徴している。ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭のコンペティション部門に選出され、韓国公開時には初週第10位のスマッシュヒットを記録した。


『新しき世界』<PG12>(2013年)

5月28日(水)23:30
出典ザ・シネマ
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番組紹介:大手犯罪組織「ゴールドムーン」の内部抗争が激化する中、警察は潜入捜査官を送り込む。その潜入捜査官・リー・ジェソン(イ・ジョンジェ)は、組織内で信頼を勝ち取りながら、裏切りや陰謀、友情と裏切りの間で揺れ動く複雑な心理を描いている7。組織のリーダー争いや警察の策略、そして潜入者の二重生活の緊張感が物語の軸となり、一歩間違えば命を落とす危険なゲームに巻き込まれていく姿がスリリングに展開する。イ・ジョンジェチェ・ミンシクファン・ジョンミンといった実力派俳優たちの熱演も見逃せない韓国のクライム・ノワール映画。この作品は、批評家から高評価を得、多くの映画賞でノミネート・受賞(韓国映画評論家協会賞など)し、パク・フンジョン監督の代表作となっている。『新しき世界』の前日譚としてのドラマ化が検討されたことがあった(パク・フンジョン監督がドラマ化を推進という報道もあった)が、公式な制作決定には至っていない。


『チャバク ー車中泊ー』(2023年)

5月28日(水)21:00
出典 WOWOWシネマ
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番組紹介:結婚1周年を迎えた夫婦、スウォン(デニー・アン)とミユ(キム・ミンチェ)は、記念として山へ車中泊(チャバク)旅行に出かけます。道中、地元の男から「危険だから山へは近づくな」と警告されるが、二人はそれを無視して山道を進み、見晴らしの良いキャンプ場に到着する。他に車はなく、二人だけの車中泊になるはずが、深夜、突如現れた覆面の男に襲われ、ミユは殺されそうになる。叫び声も闇夜に溶ける山中で、殺人鬼に追われる恐怖の一夜が始まる。製作費約4億ウォン(約4300万円)の低予算映画ながら、緊迫感のある演出が( シンプルな設定+巧みな演出+キャストの魅力) 観客の心に響いた作品。第8回ポートランドホラー映画祭でキム・ミンチェが最優秀演技賞(マスク・ルージュ賞)を受賞し、ロシア国際ホラー・アクション・ファンタスティック映画祭の閉幕作にも選ばれた。また、韓国Netflixでランキング1位を記録した。


『邪教団地 嗤う隣人たち』(2024年)

5月29日(木)21:00
出典 WOWOWシネマ
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番組紹介:韓国第2の都市・プサンの再開発が進む団地を舞台に、金融機関に勤める青年チェ・ジュヒョン(イ・ヒョヌ)は、母親と幼い姪と共に暮らしている。同じ団地では、新興宗教「キチョン精霊教会」がクォン・シネ(ムン・ジョンヒ)執事のもと、信者を増やすべく活発な勧誘活動を行っていた。ジュヒョンは、この教団の活動に疑念を抱き、謎めいた薬剤師ユジン(パン・ミナ)と出会うが、教団の勢いは増す一方で、彼と家族の生活は次第に脅かされていく。ごく普通の青年でありながら、心の奥には家族を守ろうとする責任感と不安を抱えるジュヒョンを演じたイ・ヒョヌ。その演技は、『太王四神記』(2007年)のチョロ少年時代や、『大王世宗』(2008年)の世宗少年時代(同年のKBS演技大賞で男子青少年演技賞を受賞)を演じてきた彼が、「子役出身の実力派」として真骨頂を発揮した作品と言える。


『ハント』<PG12>(2022年)

5月30日(金)21:00
出典 ザ・シネマ
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番組紹介:1980年代の韓国。国家安全企画部(旧KCIA)の海外班長パク・ピョンホ(イ・ジョンジェ)と国内班長キム・ジョンド(チョン・ウソン)は、組織内に潜む北のスパイを探し出す任務を任される。二重スパイを見つけなければ自分たちが疑われるという緊迫した状況の中、二人は互いを監視し始め、次第に対立を深めていく。そんな中、大統領暗殺計画が発覚し、彼らは巨大な陰謀に巻き込まれていく。元々は別の脚本家による企画だったものの、イ・ジョンジェはその内容に手を加え、自ら脚本を全面的に書き直し、スパイ映画としてだけでなく、1980年代韓国の軍事政権下の社会構造と歴史的事件を反映させた作品に仕上げた。さらに主演を兼ねた監督デビュー作になる。2022年の第75回カンヌ国際映画祭の「ミッドナイト・スクリーニング」部門に正式招待され、7分間のスタンディングオベーションを受けた。


『魚と寝る女』<P15+相当>(2000年)

5月30日(金)25:15
出典 ザ・シネマ
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番組紹介:ヒジン(ソ・ジョン)という女性が、人里離れた湖に浮かぶ釣り堀の管理小屋で一人暮らしている。彼女は昼間は釣り客の世話をし、夜は彼らに体を売って生計を立てていた。ある日、恋人を殺害した元警官のヒョンシク(キム・ユソク)が、自殺を図るため釣り堀にくるが、ヒジンは助けられる。二人は言葉を交わさないながらも、互いに惹かれあい、肉体関係を結ぶ。しかし、二人の関係は次第に狂気を帯び、破滅へと向かっていく。人間の心の奥底に潜む闇を描いた鬼才キム・ギドクの衝撃的な作品。ヴェネツィア国際映画祭に出品され、高い評価を得たが、その過激な描写から、公開当時、韓国国内で大きな議論を呼んだ作品。


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