2025年10月、気になるBS・CS放送の第1回放送ドラマ番組を集めてみたよ。
個人的に気になる韓国ドラマ・中国ドラマや韓国映画作品をピックアップしました。
今月は、昔の名作から最新の話題作まで幅広く紹介。韓国ドラマ初心者でも、
長年の韓ドラファンも、まだ観ていない作品が「なぜ多くの人に愛されているのか」がわかるかも。
気になる作品があったら、ぜひチェックして録画予約をお忘れなく!
あなたのお気に入りの作品と出会えますように。
Part:10月1日(水)~12日(日)
- 『馬医』
- 『かくれんぼ』
- 『ロング・シーズン 長く遠い殺人』(中国ドラマ)
- 『監査します』
- 『朝鮮心医ユ・セプン』
- 『御史<オサ>とジョイ~朝鮮捜査ショー~』一挙放送
- 『チェックイン漢陽(ハニャン)』
- 『キック・アゲイン~チ・ジニと愉快な仲間たち~』
- 『今、別れの途中です』
- 『魔女たちの楽園 ~二度なき人生~』
- 『青春MT~Re:メンバーアゲイン~』
- 『追風者〜金融界の夜明けへ〜』(中国ドラマ)
- 『ブランディングイン聖水洞』
- 『オアシス ~君がいたから~』
- 『グッド・ジョブ』
- 『イヌの声』
- 『ブラインド』
- 『ノクドゥ伝 ~花に降る月明り~』
- 『未来の選択』
- 『グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~』
- 『バラマンション』
- 『完璧な家族』
- 『仮面の王 イ・ソン』
- ◉ここからはオススメ韓国映画
- 『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆 』(2015年)
- 『ジェントルマン』(2022年)
- 『正直政治家 チュ・サンスク』(2020年)
- 『奈落のマイホーム』(2021年)
- 『代立軍(テリュングン) ウォリアーズ・オブ・ドーン』(2017年)
- 『四月の雪』<R15+指定>(2005年)
『馬医』
10月1日(水)16:00
第1話・第2話(全50話/2012年)
BS12 https://www.twellv.co.jp/program/korea/bai/
番組紹介:17世紀の朝鮮王朝時代。実際に朝鮮時代に馬医から御医(王の主治医)にまで上り詰めた実在の人物をモデルにした、波乱万丈な生涯を描いたドラマ。罪を被せられ非業の死を遂げた天才的な医師カン・ドジュン(チョン・ノミン)の一人息子として生まれながら、出生の秘密により低い身分で育ったペク・クァンヒョン(チョ・スンウ)。彼は、馬医として働く中で、持ち前の才能と努力によって馬の治療にとどまらず、次第に人の治療にも関わるようになり、鍼の技術を磨いていく。困難や身分の壁にぶつかりながらも、ついには朝鮮王朝最高の医療機関である内医院(ネイウォン)の医師を目指すことになる。「馬を治す医者から、人を治す医者へ」という、彼の身分を超えた壮大なサクセスストーリー。巨匠イ・ビョンフン監督が得意とする、身分の低い主人公が逆境を乗り越えて成功を収める「サクセスストーリー」の面白さが詰まったこのドラマは、当時の最先端の医学、特に外科手術や鍼治療といった、従来の時代劇ではあまり描かれなかった専門的な治療シーンが詳細に描かれている。映画やミュージカル界のトップスターであるチョ・スンウが、ドラマ初主演でMBC演技大賞で大賞、特別企画部門 最優秀演技賞(男性)も受賞している。動物好きのチョ・スンウが主人公ペク・クァンヒョンの役のオファーを受けた話は有名で、劇中に登場する馬のヨンダルとのシーンは印象的。
『かくれんぼ』
10月1日(水)22:15
第1話(全24話/2018年)
ホームドラマチャンネル https://www.homedrama-ch.com/series/18204
番組紹介:大手化粧品会社 メークパシフィックの会社創業者の孫娘 ハ・スア は、生まれつき体が弱く「短命」と言われていた。そこで祖母ナ・ヘグム(チョン・ヘソン)は、孤児院にいた ミン・チェリン を連れてきて「身代わり」にし、スアの厄を移すという儀式を行う。その結果、スアは実の家族から遠ざけられ、チェリンが財閥家の「孫娘」として育てられることになる。大人になった チェリン(イ・ユリ) は、養父の会社の専務として辣腕を振るう女性に成長するも、養母から冷たくされ、常に「偽物」として扱われるつらい人生を送ってきた。一方、本当の孫娘 スア(ハ・ヨンジュ/オム・ヒョンギョン) は、平凡な家庭に育ち、会社の訪問販売員として働いていた。チェリンは、会社存続のため、テサン財閥の御曹司 ムン・ジェサン(キム・ヨンミン) と政略結婚する。そして、チェリンと深く関わっていくのが、財閥会長ムン・テサン(ユン・ジュサン)の信頼厚い秘書 チャ・ウニョク(ソン・チャンウィ)。彼は本来なら彼女と敵対する立場だったが、もともとテサングループに復讐心があり、チェリンの内面の孤独や強さを知り、次第に彼女を支える存在になる。しかし、彼はスアの婚約者でもあった。権力争い、身分の逆転、愛と嫉妬が複雑に絡み合うサスペンスメロドラマ。屈辱や陰謀の中で必死に自分の居場所を守ろうとするチェリンの姿が見どころのこの作品で、イ・ユリは、2018 MBC演技大賞・最優秀演技賞を受賞。
『ロング・シーズン 長く遠い殺人』(中国ドラマ)
10月3日(金)0:00
第1話(全12話/2023年)
TBSチャンネル2 https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d3287/
番組紹介:2016年の冬、タクシー運転手ワン・シャン(ファン・ボー)が、ひき逃げ事件に遭遇したことをきっかけに、20年前に起きた未解決殺人事件の記憶を呼び起こされる。被害者は、ワン・シャンの息子ワン・ヤンで、警察の捜査は難航し、事件は未解決のまま時が過ぎたが、ワン・シャンは諦めることなく、独自の捜査を続けていた。そこに、かつて事件を担当した刑事マー・ダーチュン(チェン・ミンハオ)や、ワン・シャンの旧友であるゴン・ビャオ(チン・ハオ)が加わり、三人は協力して20年前の事件の真相を再び追い始める。しかし、長年にわたり隠されてきた真相は複雑に絡み合い、彼らの捜査は困難を極める。過去の出来事と現在の状況が交錯する中で、事件に関わった人々の苦悩や秘密が明らかになっる。このドラマは、単なる猟奇殺人事件の謎解きではなく、事件に関わった人々の過去、現在、そして未来が、時間軸が複雑に交錯する中で、それぞれのキャラクターの感情や葛藤が深く掘り下げられた作品。
『監査します』
10月3日(金)23:00・9日(木)13:30
第1話(全12話/2024年)
衛星劇場 https://www.eigeki.com/series/18084
番組紹介:大手建設会社「JU建設」に、新たな監査チーム長としてシン・チャイル(シン・ハギュン)が就任する。彼は、鋭い洞察力と冷静な判断力で、会社の不正を暴いていく。そんな彼のチームに配属されたのは、情に厚く正義感の強い新入社員ク・ハンス(イ・ジョンハ)。最初は反発し合う二人だが、共に事件を解決していく中で、次第に信頼関係を築いていく。そして、会社の奥深くに隠された巨大な闇に挑んでいくことになる。実力派俳優シン・ハギュンと、『ムービング』で人気急上昇中の若手俳優イ・ジョンハの共演で、放送前から大きな注目を集めていたドラマ。韓国ドラマファンはもちろん、オフィスサスペンスドラマが好きな方にもおすすめの作品。
『朝鮮心医ユ・セプン』
10月4日(土)6:00
全16話(全22話/2022年)
BSテレ東 https://www.tv-tokyo.co.jp/yoozsepoong_asadora6/
番組紹介:過去に王を治療する際に起きたある事件により、鍼を打てなくなったトラウマを抱える天才鍼医ユ・セヨプ(キム・ミンギュ)。王の死をめぐって、危険から逃れるために王宮を出たセヨプは、変わり者の医師ケ・ジハン(キム・サンギョン)が営むケス医院で出会う人々との交流を通して、心の傷を癒しながら、王と父の死の謎を解いていく。。姑のいじめにより心を病み、自殺を図る最初の患者となるソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)は、後にセヨプの助手となり、徐々にセプンの心の支えとなり、事件にも協力していくプロファイラー的な一面を見せるシーンも面白い。ジハン先生をはじめとするケス医院に務める人々、セプンの忠実な使用人マンボク(アン・チャンファン)、料理上手で声が大きく、ケス医院で家事全般を担当するナム・へデク(ヨン・ボラ)、ケス医院の一員でジハンの娘 イップン(キム・スアン)、サヴァン症候群を持つ薬剤倉庫を担当する少年チャングン(ハン・チャンミン)、そして息子「プン」を呼び続ける医院の家族としての存在感を放つ認知症の高齢女性ハルマン(チョン・グクヒャン)らもドラマを盛り上げている。(シーズン2でも引き続き登場)「ユ・セプン」という名前の由来はドラマを見てのお楽しみ。
『御史<オサ>とジョイ~朝鮮捜査ショー~』一挙放送
10月4日(土)11:00
全16話(全16話/2021年)
アジアドラマチックTV https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200070.html
番組紹介:科挙に主席で合格するほどの頭脳を持ちながらも、出世には興味がなく、美味しいものを追求することに情熱を燃やす美食家のラ・イオン(オク・テギョン)は、ひょんなことから暗行御史(アメンオサ)に任命される。やる気の無いイオンは、本来の目的とは別に、従者のユクチル(ミン・ジヌン)、クパル(パク・ガンソプ)たちと各地の美味しい食事を楽しみながら、任務をこなそうとするが、着任早々、不審な事件に出くわしてしまう。そして赴任先の村で、旧習にとらわれず新しい人生を生きようとする勇気ある女性、キム・ジョイ(キム・ヘユン)と出会う。二人は行動をともにするようになり、仲間とともに力を合わせて事件解決をしていく。オク・テギョンとキム・ヘユンの息の合った演技は2021年「MBC演技大賞」にてベストカップル賞を受賞。主人公ラ・イオンが美食家であるという設定から、食べ物のシーンが登場し、韓国の伝統的な料理や、当時の食文化を知ることができるのも、このドラマの魅力の一つで、時代劇でありながら、グルメ的要素も楽しめる作品。
『チェックイン漢陽(ハニャン)』
10月4日(土)15:30・12日(日)5:00・16日(木)9:30・23日(木)22:00
第1話(全16話/2024年)
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011259/
番組紹介:物語の中心は、漢陽(ハニャン)にある旅閣「龍天楼(ヨンチョンル)」。父の無念の死の真相を追い求めるホン・ドクス(キム・ジウン)は、男装し、「龍天楼」に潜入する。そこで彼女は、王室を蝕む影の権力者を倒すため、「黃銅金匙」を探し求める王子イ・ウノ(ペ・イニョク)と出会う。「龍天楼」には、他にも秘密を抱えた若者たちが集まっていた。龍天楼の後継者であることを隠し、見習いとして働くチョン・ジュナ(チョン・ゴンジュ)、没落した一族を再興するため成功を夢見るコ・スラ(パク・ジェチャン)。彼らは「龍天楼」で出会い、互いの秘密を知りながらも、友情を育んでいく。しかし、過去の因縁、王室の権力闘争、そして複雑に絡み合う恋模様が、彼らを大きな波乱へと巻き込んでいく。「ハオナ(ですが)四人衆」と呼ばれるようになった彼らは、数々の困難に立ち向かいながら、それぞれの目的を達成しようと奮闘する。彼らは「龍天楼」で何を見つけるのだろうか。
『キック・アゲイン~チ・ジニと愉快な仲間たち~』
10月5日(日)5:00・20日(月)9:30・28日(火)22:00
第1話(全12話/2025年)
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011260/
番組紹介:かつて栄光を極めた国民的俳優 ジニ (チ・ジニ)と、かつてスター PD(プロデューサー)として名を馳せた チョ・ヨンシク (イ・ギュヒョン)が、キャリアの落ち目を迎えたのち、再び二人でコンテンツ制作会社を立ち上げようと奮闘する再起ストーリー。ジニは、出演すればヒット作連発とされた国民的俳優だったが、いくつかの事件で転落し、現在は人生のどん底にいた。一方、ヨンシクは、かつて伝説の PD として活躍していたものの、次々と企画が頓挫し、後輩たちに居場所を奪われてしまう状態。 ある偶然の再会をきっかけに、ジニとヨンシクは互いの過去と再起を胸に、共同で制作会社を設立し、YouTube や配信時代の3,000,000(300万)登録者を目指して奮闘する。彼らのもとには、個性的な若手スタッフや現場スタッフが集まり、世代ギャップ、意見対立、企画の難航など、数々の困難が襲いかかる。ジニとヨンシクの価値観の衝突、過去への後悔、新しい挑戦への情熱などが入り混じるオフィス・コメディ、「コンテンツ制作」ドラマ。
『今、別れの途中です』
10月5日(日)7:00
第1話~第4話(全16話/2021年)
KNTV https://kntv.jp/program/kn250603/
番組紹介:ハ・ヨンウン(ソン・ヘギョ)は、ファッションブランド「ソーノ」のデザインチーム長として働くキャリアウーマン。洗練され、情熱を持って仕事に打ち込む彼女は、「恋愛は非効率」と割り切る現実主義者。ある日、ユン・ジェグク(チャン・ギヨン)と運命的な出会いをする。彼はパリから帰国したばかりの有名ファッションフォトグラファー。偶然の出会いから一夜を共にしますが、お互いの素性を知らないまま別れてしまう。その後、仕事で再会した二人。実はジェグクは、ヨンウンのかつての親友であり、ヨンウンが密かに思いを寄せていた男性の弟だったという複雑な過去が明らかに…。ヨンウンは過去と向き合いながら、再び訪れた恋の気配に戸惑い、距離を置こうとするが、ジェグクの誠実さに心が少しずつ動いていく。親友との確執、家族、夢、社会的立場の限界など、複数の視点で描かれる「別れ」が重なるこのドラマは、ファッション業界を舞台に、恋愛よりも仕事を優先するデザイナーと、自由奔放なフォトグラファーの恋愛模様を描いた大人のラブストーリー。
『魔女たちの楽園 ~二度なき人生~』
10月5日(日)11:30・11日(土)13:00
第1話・第2話(全36話/2019年)
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011257/
番組紹介:訳ありな長期宿泊者たちが集まる、ソウルの中心部にある古びた宿「楽園荘」。主人公のクム・バクハ(パク・セワン)は、夫の死の真相を追い求め、臨月の身でソウルに上京する。途中、出産のために楽園荘に助けを求め、そこで新たな生活を始めることに。楽園荘の女将ポク・マンレ(ユン・ヨジョン)は、彼女を温かく迎え入れる。また、クソンホテルの戦略本部長ナ・ヘジュン(クァク・ドンヨン)との出会いも描かれる。それぞれに過去や秘密を抱えている楽園荘の宿泊者たちと、韓国人初のアカデミー賞助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンが、情に厚い女将を演じているヒューマン・ラブコメディ。
『青春MT~Re:メンバーアゲイン~』
10月5日(日)14:00
第1話~第3話(全8話/2020年)
LaLaTV https://www.discoveryjapan.jp/lalatv/seishun_mt/
番組紹介:、韓国の人気ドラマ『雲が描いた月明り』、『梨泰院クラス』、『アンナラスマナラ -魔法の旋律-』の出演者たちが再集結し、2泊3日の合宿を通じて親交を深めるバラエティ番組。各ドラマのキャストが一堂に会し、さまざまなゲームやミッションに挑戦しながら、和気あいあいとした雰囲気で親交を深めていく。ドラマの枠を超えた俳優同士の交流が見どころ。
『追風者〜金融界の夜明けへ〜』(中国ドラマ)
10月6日(月)9:30
第1話(全38話/2024年)
チャンネル銀河 https://www.ch-ginga.jp/detail/tsuifusya/
番組紹介:1930年代の上海を舞台に、若き金融家が社会の腐敗と闘いながら成長していく姿を描いた中国のスパイ・サスペンスドラマ。江西省出身の数学の天才ウェイ・ルオライ(ワン・イーボー)は、上海の会計学校に通っていたが、出身地を理由に卒業証書が授与されず、様々なアルバイトで生計を立てていた。最後のチャンスとして受けた国民党の中央銀行の採用試験で高評価を得るも、再び出身地を理由に採用が見送りとなる。しかし、中央銀行の上級顧問であるシェン・トゥーナン(ワン・ヤン)の目に留まり、助手として採用される。そこで金融業界の腐敗と闇を目の当たりにし、共産党員のシェン・ジンジェン(リー・チン)と出会い、信念と行動を見つめ直す決断を迫られていく。金融業界の改革と腐敗、スパイ活動が絡み合う緊迫したストーリー展開と実力派俳優たちが、複雑な人間関係と葛藤を見事に演じ、物語に深みを与えている。歴史や社会派ドラマに興味がある方には特におすすめ。2024年3月に中国で放送され、再生回数は23億回を超える大ヒット作となった。
『ブランディングイン聖水洞』
10月6日(月)14:00・10日(金)21:00
第1話~第4話(全24話/2024年)
ホームドラマチャンネル https://www.homedrama-ch.com/series/18044
番組紹介:舞台は、かつては工場地帯だった場所が再開発され、ソウルのトレンド発信地となった・聖水洞(ソンスドン)。冷徹で仕事一筋の最年少女性チーム長カン・ナオン(キム・ジウン)と、温厚で誠実な最年長インターン生ソ・ウノ(ロモン)の二人が、ひょんなことから魂が入れ替わってしまう。正反対の性格と立場の二人が、互いの人生を体験することで、次第に理解と愛情を深めていく。その他のキャストには、成功への強い欲望を持つド・ユミ(ヤン・ヘジ)や、ナオンの8年来の友人でアートディレクターのチャ・ジョンウ(キム・ホヨン)が出演している。主演のキム・ジウンとロモンが、魂が入れ替わった後の演技で高い評価を受け、特に、入れ替わり後の目つきや仕草など、細部にわたる演技力が視聴者から称賛された。
『オアシス ~君がいたから~』
10月6日(月)22:00・12日(日)11:30
第1話(全16話/2023年)
KBS World https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1776
番組紹介:1980年代の激動の韓国時代、光州事件を背景に、貧しい農家の息子イ・ドゥハク(チャン・ドンユン)、木材所の裕福な息子チェ・チョルウン(チョ・ヨンウ)と映画館の娘オ・ジョンシン(ソル・イナ)の三人の若者たちの友情、恋愛、そして運命を描いたヒューマンドラマ。貧しいながらも正義感が強いドゥハク、裕福で野心家のチョルウン、時代の先端をいくジョンシン。光州事件により、三人の人生は大きく狂わされてゆく。映画館は、若者たちの交流の場であり、抑圧された社会からの逃避場所でもあった。映画を通して、彼らは夢や希望を共有し、困難な時代を乗り越えようとする。友情と愛情の間で揺れ動く三人の複雑な人間関係、時代の波に翻弄されながらも、それぞれの道を模索する姿が胸を打つドラマ。主人公たちにとって「映画館」で映画を見るという連帯感や希望がこのドラマのポイントにも感じる。またドラマの劇中に流れる曲Jemmaの「let me go」やチョ・ヨンウが歌う「断念」は、その切なくも美しいメロディーと歌詞は、ドラマの世界観をより一層深め、登場人物たちの心情を繊細に表現している。『奇皇后』でタルタル将軍を演じたキム・ジハンがチョルウンと家族やドゥハクに関わる重要な人物オ・マノクを演じている。
『グッド・ジョブ』
10月7日(火)15:00・8日(火)7:15
第1話(全12話/2022年)
フジテレビTWO https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200156.html
番組紹介:表の顔は大手財閥「ウンガン」グループの若き会長。しかし裏では、自ら変装して事件を解決する「正体不明の名探偵」ウン・ソヌ(チョン・イル)。彼が探偵活動を続けるける理由、それは20年前に母親が殺された事件の真相を追っているためだった。彼の探偵活動は秘匿されており、財閥の後継者らしからぬ行動をしていることは、周囲のごく一部。そして、どんな遠くの文字も読める「超視力(テレパシーではなく超視覚)」を持つトン・セラ(クォン・ユリ)。普段はその能力を活かして、盗み見たり、アルバイトで困っている人を助けたり、ある意味自由奔放に生きていた。ある日、セラはとある事件現場でソヌと最悪の出会いを果たすことに(お互いに怪しまれ、トラブルに…)。しかし、セラの能力と人間性に興味を持ったソヌは、彼女を探偵助手としてスカウトし、ラも興味本位で引き受け、コンビを結成し、事件解決に挑むことになる。
『イヌの声』
10月7日(火)15:35
第1話(全12話/2024年)
KNTV https://kntv.jp/program/kn250702/
番組紹介:あるトラブルでドラマを降板し、故郷の巨済島(コジェド)に戻ってきたベテラン俳優(イ・スンジェ)。彼はそこで元警察犬のソフィと出会い、驚くべきことにソフィの言葉(心の声)がわかるようになるという不思議な能力に気づく。ソフィからガス漏れを教えられ、友人を救ったことをきっかけに、彼はその能力を使っていくことになる。そんなある日、平和な巨済島で殺人事件が発生。訳ありのベテラン俳優と元警察犬の凸凹バディが、力を合わせて様々な事件を解決していくことになる。ベテラン俳優と元警察犬という、これまでにない異色のバディが事件を解決していく斬新な設定が最大の見どころ。(イ・スンジェ自身も動物好きなんですよね)主演のイ・スンジェは、彼の長年のキャリアにおける功績と、本作での熱演が認められ、「2024 KBS演技大賞」で大賞を受賞し、巡査・チョウォン役を演じたヨヌも、同じく優秀賞を受賞。
『ブラインド』
10月8日(水)6:00
第1話(全16話/2022年)
フジテレビTWO https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200155.html
番組紹介:「11番目の陪審員殺人事件」という不可解な事件から始まるこのドラマは、判事リュ・ソンフン(ハ・ソクジン)、刑事リュ・ソンジュン(オク・テギョン)、そして社会福祉士チョ・ウンギ(チョン・ウンジ)の三人が、連続殺人事件の真犯人を追跡する中、事件に関わる人々の隠された真実と向き合い、葛藤する姿を描いていく社会派サスペンス。『ブラインド』とは、「真実から目を背ける」という意味から、社会で起きている不正や不条理に対して、無関心な人々や、事件の真相を闇に葬り、見て見ぬふりをすることで、自らの立場を守ろうとする人々たちを通して、人間の心の闇や社会の歪みを深く掘り下げている。また、三人の主人公たちが、事件の真相を追い求めながら、自身の過去や心の傷と向き合うことで、彼らが成長し変化していく姿も、本作の見どころの一つ。
『ノクドゥ伝 ~花に降る月明り~』
10月8日(水)11:30
第1話(全16話/2019年)
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011258/
番組紹介:17世紀朝鮮光海君の時代、離島で暮らす若者チョン・ノクドゥ(チャン・ドンユン)が何者かに襲われ、その刺客を追って本土へ渡る。たどり着いた先で、家族を王に殺されたドンジュ(キム・ソヒョン)と出会う。復讐を誓うドンジュは、王を殺そうとするが失敗し逃走。一方、ノクドゥはひょんなことから未亡人ばかりが暮らす「寡婦村」に女装して潜入する。そこで、妓生見習いとして身を隠すドンジュと再会する。ノクドゥも自らの出生を知ることで、ドンジュと同じく王宮に入っていく。主演のチャン・ドンユンが女装男子を演じるというユニークな設定で話題を呼んだドラマ。2019年KBS演技大賞において優秀演技賞をチャン・ドンユン、キム・ソヒョン、男性新人賞をカン・テオ(綾陽君/ヌンヤングン)が受賞している。また、最近ではドラマ『オアシス ~君がいたから~』で貧しく純粋な役ドゥハクを演じたチャン・ドンユンは、『デビルズ・ゲーム』での初悪役や、『カマキリ』など、最近の活躍が目覚ましい。(ドゥハクの声の低さと、ノクドゥで女装役に扮した時の高い声とのギャップ、演技するもの大変だったろうなと思うよね)
『未来の選択』
10月9日(木)2:00
第1話(全16話/2013年)
KBS World https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=758
番組紹介:放送作家を目指しながらコールセンターで働いているナ・ミレ(ユン・ウネ)は、ある日、25年後の未来から来た自分(未来のミレ)が現れ、現在のミレに「このままでは将来、愛する人を失う」と警告する。未来のミレは、過去の選択をやり直すことで不幸な未来を変えようと提案する。未来のミレの助言を受けて、ミレはテレビ局のアナウンサー、キム・シン(イ・ドンゴン)と出会い、彼に惹かれていくが、未来のミレは財閥御曹司のパク・セジュ(ジョン・ヨンファ)との結婚を勧めるのだった。ミレはシンとセジュの間で揺れ動きながら、自分の人生を選択していく。
『グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~』
10月10日(金)2:00・11日(土)7:00
第1話(全16話/2024年)
KNTV https://kntv.jp/program/kn250502/
番組紹介:ユ・ソナ(チャン・ナラ)は、過去に離婚経験がある女性弁護士。常にクライアントの利益を最大化し、最も有利な結果を導くことを目指している。ユ・ソナと共に働くイ・ジウ(ナム・ジヒョン)は、物事をストレートに考え、感情を込めて問題に向き合い正義を貫こうとする新人弁護士。二人が互いの人間関係や夫婦間のトラブルを解決していくリーガルドラマ。脚本を担当したのは、現役の離婚専門弁護士であるチェ・ユナ。13年間で3,000件以上の離婚相談を手掛けており、その豊富な経験をもとに本作の脚本を執筆した。主演のチャン・ナラはデビュー23年目にして初SBS演技大賞の大賞を受賞し、共演のナム・ジヒョンは最優秀演技賞を受賞している。
『バラマンション』
10月11日(土)10:00
第1話・第2話(全10話/20年)
ホームドラマチャンネル https://www.homedrama-ch.com/series/18043
番組紹介:ホテルで働くごく普通の会社員のジナ(ムン・ジョンヒ)は、ある日、姉のジュヒ(イム・ジヨン)が忽然と姿を消したという連絡を受け、実家のあるバラマンションに戻ってくる。ジュヒは、失踪する直前に家族に電話をかけていて、その内容から、彼女が何らかのトラブルに巻き込まれた可能性が浮上する。ジナは、警察の捜査がなかなか進まないことに苛立ちを覚え、自ら姉の行方を探し始める。しかし、バラマンションの住人たちは皆どこか不気味で、姉の失踪について何かを隠しているかのように見えるのだった。そんな中、ジナは唯一、自身を助けてくれる男に出会いう。それは、バラマンションの周辺で起こる事件を追っている強力班の刑事、ミン・ス(ユン・ギュンサン)。ミン・スは、姉の失踪が、このマンションに潜む不気味な秘密と関連していると直感し、ジナと共に捜査を進めていく。姉を探すジナと、隠された真実を暴こうとするミン・ス。彼らは、マンションの住人たちの奇妙な行動や隠された顔に直面しながら、バラマンションに隠された恐ろしい秘密と、姉の失踪の真相に近づいていく。これまで比較的明るい役やコミカルな役も演じてきたユン・ギュンサンは、本作ではシリアスで影のある刑事を演じ、彼の新たな一面を見せている。また、特別出演の物語の鍵を握る失踪した姉を演じたイム・ジヨンは、出演シーンは多くないものの、その存在感が強く印象に残る。このドラマは、韓国のOTTプラットフォーム「TVING(韓国のサブスク)」のオリジナル作品として制作され、公開前からそのクオリティの高さと斬新な設定で注目を集めた。
『完璧な家族』
10月10日(金)20:00
第1話・第2話(全12話/2024年)
KNTV https://kntv.jp/program/kn251001/
番組紹介:日本の映画監督・行定勲が初めて手掛けた韓国ドラマとして注目を集めたドラマ。誰もが羨む完璧な家族に見えるチェ家が、娘ソニ(パク・ジュヒョン)の殺人事件をきっかけに崩壊していく様子を描いた、家族の絆と崩壊をテーマにした心理的サスペンスドラマ。ソニが友人ギョンホ(キム・ヨンデ)を刺したと告白した翌日、ギョンホの家族が火災で命を落としてしまう。その後、ソニの周囲で不可解な出来事が続き、家族や周囲の人々が次第に疑念と恐怖に包まれていく。『SKYキャッスル』で共演したユン・セア(ソニの母親で元精神科医)とキム・ビョンチョル(ソニの父親で優秀な弁護士)の夫婦役が再び実現し、緊迫感のある演技を披露している。
『仮面の王 イ・ソン』
10月12日(日)22:00
第1話~第3話(全20話/2017年)
チャンネル銀河 https://www.ch-ginga.jp/detail/kamennoou/
番組紹介:朝鮮王朝時代、国を裏で牛耳る秘密結社「辺首会(ピョンス会)」は、水資源と毒草の栽培と販売を独占し、民を苦しめながら王座すらも操っていた。王の息子として生まれた世子イ・ソン(ユ・スンホ)は、辺首会に命を狙われていたため、生まれた時から仮面をつけさせられる運命を背負っていた。自分の仮面の秘密を解くために王宮を抜け出したイ・ソンは、前王の忠臣であった父ハン・ギュホ(チョン・ノミン)の娘ハン・カウン(キム・ソヒョン)と、同じ名前を持つ貧しい青年イソン(キム・ミョンス)に出会う。その運命的な出会いをきっかけに、イ・ソンは自らの正体を隠し、彼の代わりに庶民のイソンを王の影武者として王宮に立たせ、辺首会の陰謀を暴こうと決意する。それは、二人の関係を大きく変えて行くことになる…。初めて時代劇に挑戦したアイドルグループ「INFINITE」のメンバーエル(キム・ミョンス)は、王の影武者として生きる苦悩とカウンへの叶わぬ恋慕を熱演し、その演技は多くの評価を得て、2017年MBC演技大賞優秀演技賞を受賞した。このドラマは、権力闘争、愛と犠牲、アイデンティティの探求といった深いテーマを描き、多くの視聴者を魅了した。また、ユ・スンホ、キム・ソヒョンもMBC演技大賞優秀演技賞受賞している。
◉ここからはオススメ韓国映画
『ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆 』(2015年)
10月2日(木)20:00・8日(水)11:30
KNTV https://kntv.jp/program/kn251004/
番組紹介:実在の登山家 オム・ホンギル の実話をもとにしたドラマ。ベテラン登山家オム(ファン・ジョンミン)は、若い後輩たちを指導し共にヒマラヤ高峰に挑む。仲間の一人であるムテク(チョンウ)はオムと強い絆を築くが、のちにエベレスト下山時の事故で命を落としてしまう。オムは亡き仲間を「見送る」ことができない苦しみから、かつての仲間たちを集めて遺体捜索(あるいは“送り出すための遠征”)に向かう。
『ジェントルマン』(2022年)
10月3日(金)23:10・24日(金)23:10
KBS World https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1777
番組紹介:チ・ヒョンス(チュ・ジフン) は、ソウルで「依頼された事件は必ず解決する」というモットーを掲げる興信所(探偵事務所)的な仕事をしている。ある日、少女の依頼で行方不明になったペットの犬を探してほしいという仕事を受け、依頼人とともに山奥のペンションへ向かう。そのペンションで捜索中、何者かの襲撃を受けてヒョンスは意識を失い、目を覚ますと、依頼人の少女は行方不明で、彼自身は誘拐や何らかの犯罪の容疑者として追われる立場になってしまう。さらに、移送中の車両で交通事故が起こり、その影響で人々に「検事」であると誤認されてしまうことに。ヒョンスはこの誤認を逆手にとって、自分を陥れた黒幕(真犯人)を追うため、「検事を演じながら」事件の真相を探ろうとする。その中で、 キム・ファジン(チェ・ソンウン) という検事が登場し、彼女はもともと意欲あふれる検事だったものの、ある事件のために左遷されていたり、矛盾を抱える立場だった。ヒョンスは彼女と協力関係を築きながら、次第に誘拐事件や裏で操るロースファーム(大手法律事務所)代表 クォン・ドフン(パク・ソンウン) の謀略に迫っていく。当初、女優 ハン・ソヒがチュ・ジフンと共演する案があったが、健康上の理由などによりキャストを降板し、その後にパク・ソンウン、チェ・ソンウンらが参加することになった変遷がある。
『正直政治家 チュ・サンスク』(2020年)
10月4日(土)14:20・5日(日)5:00
KNTV https://kntv.jp/program/kn250709/
番組紹介:嘘ばかりついてきた政治家が、ある日突然嘘をつけなくなってしまい、そのことで巻き起こる騒動を描いたコメディ作品。(正式タイトル『正直な候補』)3選を目指す国会議員チュ・サンスク(ラ・ミラン)。彼女は、口から出るのは嘘ばかりという、生粋の「嘘つき政治家」。国民の前では清廉潔白なイメージを装い、裏では私腹を肥やすことしか考えていない女性。支持率を上げるためならどんな嘘でもつき、家族や秘書さえも騙し続けている。彼女の忠実な秘書であるパク・ヒチョル(キム・ムヨル)は、サンスクの嘘を巧妙に補佐し、彼女の選挙戦略を支えている。ある日、サンスクの祖母(ナ・ムニ)が、山奥でひっそりと暮らしている孫娘を心配し、心を入れ替えてほしいと願掛けをする。その翌朝、サンスクは突然、一切嘘がつけない体になってしまう。選挙を目前に控え、嘘がつけなくなったサンスクは、本音ばかりをぶちまけてしまい、支持者やメディア、そして家族を巻き込み、とんでもない騒動を巻き起こす。正直な言葉が、時には人々を傷つけ、時には予期せぬ共感を呼ぶ中で、彼女は本当に大切なものに気づいていく。主演のラ・ミランが、嘘がつけなくなった政治家というユニークな役柄を、圧倒的な演技力とコメディセンスで演じて、キム・ムヨル演じる秘書とのテンポの良い掛け合いも楽しい作品。政治家の腐敗や偽善を痛烈に風刺しつつも、あくまで明るくコミカルに描かれ、思わずニヤニヤしてしまうこと間違いなし。ラ・ミランは、「百想芸術大賞」の映画部門女性最優秀演技賞を受賞。2022年には続編となる『正直な候補2』が公開された。
『奈落のマイホーム』(2021年)
10月4日(土)22:30・20日(木)5:00
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011263/
番組紹介:ソウルにマンションを購入した平凡な会社員ドンウォン(キム・ソンギュン)。夢のマイホームを手に入れたのも束の間、巨大な陥没穴(シンクホール)が発生し、マンション全体が地下深くに落下してしまう。ドンウォンは、反りの合わない隣人や、集まっていた住人たちと共に、地上へ脱出するため奮闘する。ともかくありえない現実がまず面白い。キム・ソンギュンをはじめ、チャ・スンウォン(コミカルな演技は、アドリブも多かったそうである)、イ・グァンス、キム・ホンファなど、個性豊かな俳優たちが、それぞれのキャラクターを熱演し、映画を盛り上げている。映画の最大の見どころである巨大な陥没穴(シンクホール)のシーンは、VFXだけでなく、大規模なセットも組んで撮影され、深さ数十メートルにも及ぶセットは、実際に俳優たちが演技をする上で恐怖感や臨場感を高めた効果があった。
『代立軍(テリュングン) ウォリアーズ・オブ・ドーン』(2017年)
10月6日(日)1:20
ザ・シネマ https://www.thecinema.jp/program/06934
番組紹介:1592年/壬辰倭乱(日本の朝鮮侵攻) の時代。国王である宣祖(ソンジョ/パク・ホサン)は、日本軍の侵略が迫る中、朝鮮を守ることが難しいと判断して明(中国)へ逃避する道を選び、王が去った後、若き世子 光海(クァンヘ/ヨ・ジング) は国を預かる役割を負わされる。彼は戸惑いながらも、戦乱の中で義兵(義軍)を募り、朝廷を率いて戦おうとする。その際、護衛・守護としてつくことになるのが 代立軍(代理軍・代役軍/兵役を忌避する人々が金で貧しい者を雇って代わりに戦わせる制度) と呼ばれる人々。生活のために他人の軍役を代わりに引き受ける農民たち(代役兵)であり、戦力として現実的な地位は低く、しばしば危険な任務を担う人々だった。トウ(イ・ジョンジェ)はその代立軍のリーダーで、仲間たちを率いて光海を護衛しながら山道を進み、激しい戦い・襲撃・困難に直面する。光海自身は最初はトウたちを信用せず、反発したり疑念を抱いたりしたが、過程でトウの覚悟や行動に触れることで次第に信頼と絆を深めていく。
『四月の雪』<R15+指定>(2005年)
10月12日(日)0:45・26日(日)2:55
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011264/
番組紹介:照明技師のインス(ペ・ヨンジュン) は、ある日、妻 スジン(イム・サンヒョ) が交通事故に遭ったという知らせを受け、急いで病院へ向かった。そこには別の女性 ソヨン(ソン・イェジン) が、夫 ギョンホ(リュ・スンス) も同じ事故で入院していた。調べていくうちに、インスの妻スジンとソヨンの夫ギョンホは、不倫の関係があった可能性があるという情報が出てくる。事故現場の所持品や状況から、双方の配偶者に非があった可能性を示す証拠も発見されることに。インスとソヨンは、深い苦しみと混乱を抱えながら、病院に長く滞在し、互いの痛みを共有するうちに、互いに慰め合い、理解し合おうとする感情が芽生えていく。しかし、スジンが意識を取り戻し、彼女が過去を悔いていると語る場面もあり、インスは感情と責任の間で揺れ動くのだった。不倫というテーマを扱いつつ、単なる「恋愛もの」ではなく、配偶者への罪悪感、保守的な価値観、責任感、被害者意識などが絡み合った複雑な感情劇として、ホ・ジノ監督による、言葉よりも空気感で語る場面が多く、登場人物の内面の揺れを丁寧に描いている。
※放送日時及び内容は編成の都合により、予告なく変更になる場合があります。