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韓国ドラマ BS・CS放送第1回放送番組 集めてみたよ 2025年5月 Part2

韓国ドラマBS・CS放送 第1回放送スタート番組を集めてみたよ。
5月の第1回放送、気になる韓国ドラマ&バラエティー番組や映画作品。
Part2:5月7日(水)~16日(金)
個人的に気になる韓国ドラマや韓国映画作品をピックアップしました。気になる作品があったら、ぜひチェックして録画予約をお忘れなく!すでに見た作品にも、新たな発見があるかも。あなたのお気に入りの作品と出会えますように。(ドラマじゃないんだけど、インパクトな作品つくるパク・チャヌク監督の作品集は、自分も何度も観ているけど、特に『別れる決心』は、グロさが少ない分超オススメですよ)
Part1:5月1日~6日はコチラ

『血も涙もなく~ディア・マイ・シスター~』

5月7日(水)8:20
第1話~第3話(全104話/2024年)
出典 フジテレビTWO
https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200081.html
番組紹介:幼いヘウォンとヘジは、両親の離婚により別々の道を歩むことになる。姉のヘウォンは裕福な家庭に引き取られ、何不自由なく成長するが、妹のヘジ(ハ・ヨンジュ)は貧しい生活を送り、姉への憎しみを募らせていく。時が経ち、ヘウォン(イ・ソヨン)はジュダン芸術財団の総括チーム長として成功を収め、恋人のジチャン(チャン・セヒョン)との結婚を控えていた。しかし、ジチャンの父ユン・イチョル(チョン・チャン)の内縁の妻ドウンの登場により、ヘウォンの周囲は騒がしくなる。そして、ヘウォンの前に現れたのは、自分を地獄に突き落とした憎き妹、復讐のため名をドウンに変えたヘジだった。ヘジは、姉への復讐を果たすため、ヘウォンの人生を破壊しようと画策する。


『熱血司祭』

5月7日(水)9:30・14日(水)22:00
第1話(全20話/2019年)
出典 アジアドラマチックTV
https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011211/
番組紹介Part1へ


『ニューハート』

5月7日(水)12:00・22:00
第1話(全23話/2007年)
出典 LaLaTV
https://www.lala.tv/programs/new_heart/
番組紹介:ドラマあの舞台は、韓国でもトップクラスの医療を誇るクァンヒ大学病院の胸部外科。イ・ウンソン(チソン)は、地方の無名大学を卒業した医師。学歴やスキル面では劣るものの、患者の命を何よりも大切にし、熱いハートで向き合う青年医師。対するナム・ヘソク(キム・ミンジョ)は、エリートコースを歩んできた優秀な医師だが、冷静で感情をあまり表に出さないタイプ。ウンソンとは性格も価値観も正反対で、最初は衝突するばかりの二人。彼らの指導に当たるのは、天才外科医と呼ばれるチェ・ガングク教授(チョ・ジェヒョン)。ガングクは冷徹で非情とも思える厳しい教育者だが、医師としての誇りと責任感を人一倍持っている。彼の厳しい指導の下、ウンソンやヘソクは手術の技術だけでなく、命の重さや人間としての成長を求められていた。さらに、ライバル的存在のイ・ドングォン(イ・ジフン)も登場し、ドングォンはウンソンと同じく胸部外科に進むものの、エリート意識が強く、彼に競争心を燃やしている。このドラマ は、韓国で最高視聴率34.33%を記録し、『コーヒープリンス1号店』を超える大ヒットを記録した。


『朝鮮弁護士カン・ハンス~誓いの法典』

5月7日(水)15:30・11日(日)21:00・15日(木)23:25・16日(金)17:00
第1話(全16話/20237年)
出典 LaLaTV
https://www.lala.tv/programs/joseon_attorney/
番組紹介:朝鮮時代を舞台に、復讐を誓う弁護士(朝鮮時代の弁護士である外知部)カン・ハンス(ウ・ドファン)の活躍を描いた痛快リーガル時代劇。濡れ衣をかけられて死んだ両親の復讐心から外知部になったハンスが、法が民を救うと信じ、巧みな弁舌と戦略、そして民を思う強い気持ちで様々な事件の弁護をしながら、両親の死の謎を解いていく。そして、彼の正義観や法律の知識、そして民への思いやりを経て、先王の娘イ・ヨンジュ(ボナ)は、亡き父の『民のための国造り』の願望であった『経国大典』を完成させる。『私の国』で演じたソノ役から一転、豪快かつ快活な弁護士(外知部)役をウ・ドファンが熱演。


『ロング・シーズン 長く遠い殺人』(中国ドラマ/ノーカット版)

5月7日(水)21:00
第1話・第2話(全12話/2023年)
出典 TBSチャンネル1
https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d3287/
番組紹介:2016年の冬、タクシー運転手ワン・シャン(ファン・ボー)が、ひき逃げ事件に遭遇したことをきっかけに、20年前に起きた未解決殺人事件の記憶を呼び起こされる。被害者は、ワン・シャンの息子ワン・ヤンで、警察の捜査は難航し、事件は未解決のまま時が過ぎたが、ワン・シャンは諦めることなく、独自の捜査を続けていた。そこに、かつて事件を担当した刑事マー・ダーチュン(チェン・ミンハオ)や、ワン・シャンの旧友であるゴン・ビャオ(チン・ハオ)が加わり、三人は協力して20年前の事件の真相を再び追い始める。しかし、長年にわたり隠されてきた真相は複雑に絡み合い、彼らの捜査は困難を極める。過去の出来事と現在の状況が交錯する中で、事件に関わった人々の苦悩や秘密が明らかになっる。このドラマは、単なる猟奇殺人事件の謎解きではなく、事件に関わった人々の過去、現在、そして未来が、時間軸が複雑に交錯する中で、それぞれのキャラクターの感情や葛藤が深く掘り下げられた作品。


『その男の記憶法』

5月8日(木)1:00
第1話(全16話/2020年)
出典 松竹東急
https://www.shochiku-tokyu.co.jp/program/490/
番組紹介:韓国の有名なニュース番組のアンカーのイ・ジョンフン(キム・ドンウク)には、「過剰記憶症候群(ハイパーサイメシア)」という特異な記憶力を持つという秘密があった。自分が体験したすべての出来事を一瞬たりとも忘れられないという病を持つ彼は、最愛の恋人を失った痛みすらも永遠に記憶してしまい、心が癒えることなく孤独に生きていた。そんな彼の前に現れたのが、人気急上昇中の女優ヨ・ハジン(ムン・ガヨ)。彼女は明るくて自由奔放な性格に見えるが、実は過去のある事件から記憶を一部失っているという深い傷を抱えていた。ハジンはスキャンダルに巻き込まれやすい性格で、世間では「お騒がせ女優」とも呼ばれている。ジョンフンが司会を務めるニュース番組に、ハジンがゲストとして出演することから二人の出会いが始まる。最初は衝突し合う二人だが、ハジンの失われた記憶が、実はジョンフンの恋人の死と関わっていることが次第に明らかになってくる。2020年MBC演技大賞でムン・ガヨンが優秀演技賞(ミニシリーズ部門)を受賞している。


『大王世宗(テワンセジョン)』

5月8日(木)10:00
第1話(全86話/2008年)
出典 BSフジ
https://www.bsfuji.tv/sejong/index.html
番組紹介:ハングル(訓民正音)を創製したことで、韓国史上最も偉大な君主と言われた朝鮮王朝の第4代王である世宗大王/セジョンテワンの生涯を描いたドラマ。世宗(キム・ヨンチョル)がまだ王位に就く前の若き忠寧大君(ちゅんりょんだいぐん)時代から始まる。彼は本来王位継承者ではなかったが、兄の譲位によって即位することになる。この背景には、兄の譲寧(ヤンニョン/パク・サンミン)大君の放蕩と父太宗(テジョン)の厳格な王権政策があったためだ。世宗(キム・サンギョン)は即位後、腐敗した官僚制度を刷新し、民を豊かにするための科学技術者のチャン・ヨンシル(イ・チョンヒ)と共に、科学技術革新(雨量計・日時計・火器)を推進する。そして、最大の功績として庶民のためにハングルを作り出し、知識が一部の支配層だけのものではなく、万人のものになるように努めた。しかしその道のりは平坦ではなく、保守的な官僚たちの激しい反発、国防の危機、兄弟との確執、病との戦いなど、王としての苦悩が幾重にも描かれている。2008年KBS演技大賞で、主演のキム・サンギョンが優秀演技賞を受賞している。


『愛のアンダンテ』

5月8日(木)14:00
第1話・第2話(全8話/2022年)
出典 衛生劇場
番組紹介:Part1へ


『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』

5月8日(木)17:00
第1話(全20話/2021年)
出典 BS12トゥエルビ
https://www.twellv.co.jp/program/korea/pyeonggang/
番組紹介:主人公のピョンガン王女(キム・ソヒョン)は、生まれながらに王女でありながら、幼い頃に母の悲劇的な死を目撃し、それをきっかけに復讐と政治の道に足を踏み入れ、「ヨム・カジン」という刺客として育ち、冷徹な戦士に。しかし、運命的にオン・ダル(ナ・イヌ)という心優しき青年と出会うことで、少しずつ心に変化が訪れる。オン・ダルは、戦いを嫌い、平和を愛する青年だったが、愛するピョンガンのために剣を取ることを決意する。オン・ダル役は当初ジスだったが、学生時代の問題で役を降板し、代役としてナ・イヌが抜擢された。彼にとってはこのドラマでの演技が評価され、さらに多くのドラマや映画に出演しキッカケを得ることになった。2021年 KBS演技大賞で、キム・ソヒョンナ・イヌがベストカップル賞を受賞し、キム・ソヒョンは優秀演技賞も受賞した。


『白雪姫には死を ~BLACK OUT』

5月9日(金)2:00
第1話(全14話/2024年)
出典 KNTV
https://kntv.jp/program/kn250102/
番組紹介:Part1へ


『ロマンスヴィラン~僕の小悪魔な彼女~』

5月9日(金)17:00
第1話(全10話/2023年)
出典 BS10
https://www.bs10.jp/program/korea/romancevillain/
番組紹介:大学1年生のカン・ヒジェ(バロ)が、先輩のパン・ユジン(ハ・スンリ)と付き合うが、お互いの思いがすれ違い、ユジンの元カレであるカン・サンジュン(カン・サンジュン)が現れ、関係が複雑になってくる。また、ヒジェの親友であるチェ・ヨン(チェ・ヨン)は、「タコ魔女」と呼ばれ、出会った男性を手玉に取ると噂される美人学生コ・ユン(シン・ジウォン)に一目惚れし、恋愛模様が展開していく。このドラマは、恋愛における「ヴィラン(悪役)」の存在をユーモラスに描いた学園ラブコメディ。大学生たちの恋愛あるあるが満載で、視聴者が共感しやすい内容で、登場人物たちが恋愛において自己中心的な行動を取ることで、誰もが誰かの「ヴィラン」になり得るというテーマが描かれている。


『財閥家の末息子』

5月10日(土)0:0012日(月)6:00
第1話(全16話/2022年)
出典 フジテレビTWO

https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200082.html
番組紹介:原作はサンギョンが書いた大ヒットウェブ小説。2022年に韓国で放送され、最高視聴率26.9%を記録した作品。財閥グループ「スニャン」に長年仕えてきた忠実な秘書ユン・ヒョンウ(ソン・ジュンギ)は、自分を犠牲にしてまで財閥一家に尽くしてきたにもかかわらず、ある日突然、裏切られて殺されてしまう。しかし目を覚ますと、彼は1987年にタイムスリップし、ユン・ヒョヌの記憶を持ったまま、スニャン家の末息子チン・ドジュンとして生まれ変わっていた。そして、裏切った財閥一家に“合法的に”復讐することを誓うのだった。1980年代から現代にかけての韓国経済の変遷が、ドラマの背景として描かれ、財閥の台頭や、アジア通貨危機といった出来事が、物語に深みを与えている。2022年 SBS演技大賞大賞をイ・ソンミン、最優秀演技賞にソン・ジュンギ。2023年百想芸術大賞TV部門 男性最優秀演技賞にイ・ソンミンが受賞。その他多くの賞とノミネートをされたドラマ。特にスニャングループの会長チン・ヤンチョル役のイ・ソンミンに関しては、年齢よりもさらに老けて見える特殊メイク、話し方・歩き方・目線の動かし方まで、リアルな高齢者の重厚感が見事に表現されている。怒鳴ることのない静かな威圧感は大賞を取るにふさわしい演技力で、共演したソン・ジュンギもインタビューで「イ・ソンミン先輩の隣にいるだけで自然と緊張感が生まれる。彼がシーンに入ると、空気が変わるんです。」と言っている。ドジュンの転生によって、韓国経済の歴史的な出来事を見れるのもこのドラマの重要なポイントで、日本人にも、懐かしく感じる場面もある。


『オアシス』

5月10日(土)3:30
第1話(全16話/2023年)
出典 アジアドラマチックTV
https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011135/
番組紹介:1980年代の激動の韓国時代、光州事件を背景に、貧しい農家の息子イ・ドゥハク(チャン・ドンユン)、木材所の裕福な息子チェ・チョルウン(チョ・ヨンウ)と映画館の娘オ・ジョンシン(ソル・イナ)の三人の若者たちの友情、恋愛、そして運命を描いたヒューマンドラマ。貧しいながらも正義感が強いドゥハク、裕福で野心家のチョルウン、時代の先端をいくジョンシン。光州事件により、三人の人生は大きく狂わされてゆく。映画館は、若者たちの交流の場であり、抑圧された社会からの逃避場所でもあった。映画を通して、彼らは夢や希望を共有し、困難な時代を乗り越えようとする。友情と愛情の間で揺れ動く三人の複雑な人間関係、時代の波に翻弄されながらも、それぞれの道を模索する姿が胸を打つドラマ。主人公たちにとって「映画館」で映画を見るという連帯感や希望がこのドラマのポイントにも感じる。またドラマの劇中に流れる曲Jemmaの『let me go』やチョ・ヨンウが歌う『断念』は、その切なくも美しいメロディーと歌詞は、ドラマの世界観をより一層深め、登場人物たちの心情を繊細に表現している。『奇皇后』でタルタル将軍を演じたキム・ジハンがチョルウンと家族やドゥハクに関わる重要な人物オ・マノクを演じている。


『怪物』

5月10日(土)4:00
第1話・第2話(全16話/2021年)
出典 Dlife
https://www.dlife.jp/program/prgm_id/22584
番組紹介:ソウル郊外の静かで平和な町。ドンシク(シン・ハギュ)は、かつて有能な刑事だったが、20年前に妹が失踪した事件をきっかけに人生が一変、今はマニャン派出所の変わり者の巡査として過ごしていた。そんなマニャン派出所に、ソウル地方警察庁からエリート刑事ジュウォン(ヨ・ジング)が赴任してくる。ジュウォンは、警察庁長の父親を持つ完璧主義者で、マニャン派出所に左遷されたドンシクを冷淡な目で見ていた。ある日、20年前の事件と全く同じ手口の殺人事件が発生する。過去の悪夢が蘇る中、ドンシクとジュウォンは共に捜査を進めることになるが、お互いの捜査方法や過去に対する考え方の違いから対立することも少なくない。しかし、事件を追ううちに、二人は町に深く根付いた秘密、そして事件に関わるかもしれない複雑な人間関係に気づき始める。被害者と加害者、そして事件に関わる全ての人物が、疑心暗鬼の中でそれぞれの「怪物」としての顔を覗かせてくる。シン・ハギュンヨ・ジングをはじめ、チェ・デフンキム・シンロクカン・ミナなど他の主演者の熱演にも注目してほしい作品。長期間にわたる取材と構想を経て描きあげたキム・スジンの脚本は、第57回百想芸術大賞で脚本賞を受賞。また同作品賞、最優秀演技賞にシン・ハギュンも受賞している。2025年7月に、WOWOWで日本版リメイク板放送が決定された。


『デウンを掴め!(原題)』1、2話先行放送

5月10日(土)17:20
第1話・第2話(全120話/2025年)
出典 KBS World
https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1742
番組紹介:かつて貧しい幼馴染として絆を育んだ3人の男性――ハン・ムチョル(ソン・チャンミン)、キム・デシク(ソヌ・ジェドク)、チェ・ギュテ(パク・サンミョン)。数十年後、彼らはそれぞれ異なる人生を歩んで再会する。再会した3人は、昔の友情と現在の格差や価値観の違いに直面します。
そして「幸運(大運/デウン)」をつかむべく、それぞれの家族も巻き込みながら、人生の再スタートに挑んでいく、王道の韓国ホームドラマ。


『太陽を抱く月』

5月10日(土)18:00
第1話・第2話(全20話/2012年)
出典 アジアドラマチックTV
https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011181/
番組紹介:架空の朝鮮王朝時代を舞台に、若き王と記憶を失った巫女の切ない愛を描いた、チョン・ウングォル氏の同名ベストセラー小説をドラマ化した作品。太陽のように温かい皇太子イ・フォン(子供時代/ヨ・ジング)と、太陽を優しく見守る月のような少女ホ・ヨヌ(子供時代/キム・ユジョン)は、運命に導かれるように恋に落ちるが、婚礼を目前にヨヌは原因不明の病にかかり命を落としてしまう。8年後、王となったフォン(キム・スヒョン)は、未だヨヌを忘れられずにいた。だが、死んだはずのヨヌ(ハン・ガイン)は過去の記憶を失うも巫女として生きていた。そんな二人が出会うことで運命の歯車が回りだす。フォンを演じたキム・スヒョンとフォンの異母兄ヤンミョン君を演じたチョン・イルのヨヌをを思う涙の演技に魅了された人も多い。それから、このドラマの目玉は、今も活躍に目を瞠る俳優たちの子役時代の演技。ヨ・ジングキム・ユジョンをはじめとして、ヤンミョン君の少年時代のイ・テリ、ヨヌの兄ヨムにイム・シワン、後のフォンの妻になるボギョンにキム・ソヒョン、ミナ公主(後にヨムの妻)にチン・ジヒなど彼らの熱演を再度見直してみたくなる。あと、ヒョンソン尚膳内官役のチョン・ウンピョの愛らしい演技も楽しんでほしい。『太陽を抱く月』は、韓国での最高視聴率42.2%を記録し、アジアを中心に海外でも大ヒットした。また、この作品がきっかけに時代劇が若年層にも広く受け入れられるようになり、若手俳優を起用した『雲が描いた月明かり』、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』などの、ロマンス時代劇が数多く制作されるようになった。


『先輩、その口紅を塗らないで』

5月10日(土)21:3014日(水)3:50
第1話・第2話(全16話/2021年)
出典 テレ朝チャンネル1
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/drama/1108/
番組紹介:原作は、NAVER(韓国において国民的なポータルサイト)の人気ウェブ小説。コスメブランド「クラール」のマーケティングチームに入社したチェ・ヒョンスン(ロウン(SF9))は、先輩のユン・ソンア(ウォン・ジナ)に片思いをしてしまう。ヒョンスンは、ソンアに口紅をプレゼントするが、ソンアはなかなか使ってくれず、ソンアがチーム長のイ・ジェシン(イ・ヒョヌク)と交際していることを知ってショックを受ける。しかし、ジェシンが別の女性と結婚する予定であることを知ったヒョンスンは、ソンアに真実を伝え、「先輩、その口紅塗らないで」と自分の気持ちを打ち明ける。ドラマ『偶然見つけたハル』で注目を集め、人気が急上昇したロウンは、このドラマでの演技が評価され、「国民の年下男子」と呼ばれるようになり、俳優としての地位を確立した。


『トッコ リワインド~復讐の毒鼓~』

5月10日(土)20:0016日(金)11:50
第1話・第2話(全4話/2019年)
出典 KNTV
https://kntv.jp/program/kn250506/
番組紹介:人気WEB漫画『復讐の毒鼓』の前日譚を描いたアクションドラマ。校内暴力が蔓延する高校を舞台に、喧嘩最強の男カン・ヒョク(セフン/カン・フ一人二役)、不良グループから抜けたいジョンイル(チョ・ビョンギュ)、相撲部のエース テジン(アン・ボヒョン)、そして兄を殺されたヒョンソン(カン・ミナ)が登場する。ある日、大会で優勝したテジンに事件が起き、ヒョクとジョンイルとテジンは不良グループを倒そうと手を組むが、グループのトップには最強の男ガンフン(キム・ヒジン)が立ちはだかる。EXOのセフンがドラマ初主演で、喧嘩に強いが心は温かい双子の弟(カン・ヒョク)と、成績優秀な兄(カン・フ)という対照的なキャラクターを熱演している。「トッコ」は毒の太鼓という意味で、トッコ(独孤)という意味もある。主人公カン・ヒョクの異名(強く孤独な存在というイメージ)。「リワインド」は、巻き戻しの意味で、原作『毒鼓』の前日譚(過去の物語)を描いているため、「巻き戻し」を意味するタイトルになっている。


『王の顔』第1話先行放送

5月11日(日)5:0012日(月)11:30(通常放送)
第1話(全23話/2014年)
出典 アジアドラマチックTV
https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011208/
番組紹介:光海君(クァンヘグン/ソ・イングク)、後に朝鮮の第15代王となる人物だが、彼は、庶子(側室の子)という出自のため、王位継承を巡り常に危うい立場に置かれていた。父である宣祖(ソンジョ/イ・ソンジェ)は、息子たちの中で「誰が王にふさわしいのか」を、観相(人の顔立ちから運命や適性を読み解く術)で判断しようとした。光海君の顔には「王の相」があるとされたが、それを知った父・宣祖は、彼の存在を恐れ、遠ざけようとする。そんな光海君の運命を変えるのが、キム・ガヒ(チョ・ユニ)。彼女は、朝鮮最高の観相師であるペク・キョン(イ・スンジェ)の弟子で、女性ながら優れた観相の力を持つ人物。彼女は、幼いころに家族を権力争いで失った悲しい過去を抱えつつ、観相の技を磨き、権力の裏側で生きていた。ガヒの存在は、光海君にとって希望の光となると同時に、危険の種ともなった。「王の相」を持つ者は王になる宿命にあると信じられており、宣祖をはじめとする権力者たちは、その相を持つ者が現れることを恐れ、特に、野心家の観相師キム・ドチ(シン・ソンロク)は、自身の野望のために相貌学を利用し、光海君やガヒを陥れようと画策する。光海君は、兄弟たちとの熾烈な王位争いに巻き込まれ、何度も命の危機にさらされ、そのたびに、キム・ガヒは、彼の顔に現れる「運命の兆し」を読み、警告を与えたり、時には助け舟を出したりする。しかし、観相の結果が常に「運命」を決めるわけではなく、光海君は「自分の力で運命を切り開くべきだ」という強い信念を持つようになる。ソ・イングクは、時代劇初主演でこの年のKBS演技大賞で新人賞を受賞し、またキム・ドチ役のシン・ソンロクは、KBS演技大賞の助演男優賞を受賞する。


『悪人伝記』

5月13日(火)1:00
第1話(全10話/2024年)
出典 WOWOWプライム
https://www.wowow.co.jp/detail/200150
番組紹介:ペク・チュンドク(シン・ハギュン)は、長年、組織犯罪や麻薬捜査に命を懸けてきたベテラン刑事。警察内部でも信頼される存在だったが、ある日、偶発的に犯罪に手を染めてしまう事件が起こってしまう。この出来事がきっかけとなり、ペクは自身の正義感と現実との間で苦しみ始める。事件の隠蔽に関わる中で、彼は巨大な犯罪組織や警察内部の腐敗、さらには検察の闇とも対峙していくことになっていく。次第にペクは「正義を守る側」から「悪に手を染めてでも生き残る側」へと変わっていくのだった。表向きは刑事としての顔を保ちながら、裏では犯罪組織と手を組み、権力の座に近づいていく。その過程で、若手刑事ソ・ミンギ(シン・ジェハ)はペクの異変に気づき、尊敬していた上司が変わっていくことに苦悩する。一方、野心家の検事チョン・イムサン(キム・ヨングァン)は、ペクの裏の顔を暴こうと狙うが、自身もまた政治的な権力争いに巻き込まれていくのだった。ペク・チュンドクが、悪に堕ちながらもどこか人間らしさを失わない姿が、視聴者の心を引き込む作品。このドラマは、韓国国内で実際に起きた警察と麻薬組織の癒着事件や、権力腐敗のスキャンダル(2019年ごろに韓国で大きな波紋を呼んだ「バーニングサン事件」芸能界と警察の癒着、麻薬流通、性的暴行事件)から着想を得たとされている。


『熱血弁護士 パク・テヨン~飛べ、小川の竜~』

5月13日(火)2:20
第1話(全20話/2020年)
出典 フジテレビTWO
https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200033.html
番組紹介:パク・テヨン(クォン・サンウ)は、高卒でありながら弁護士となり、ホームレスであっても依頼人を信じて冤罪を勝ち取る熱血弁護士。彼は裁判で勝訴したことで一躍時の人となり、世間から注目を浴びるが、お金がない依頼人ばかりがやって来て、相談料も稼げない状況に陥ってしまう。そんな中、記者のパク・サムス(ペ・ソンウ/チョン・ウソン)とミンギョン(アン・シハ)と出会い、三人で冤罪事件の再審の調査を始める。彼らは完全なる冤罪であることを証明し、真犯人を見つけ出すために奮闘する。クォン・サンウの正義感溢れる演技は、熱血弁護士パク・テヨンのキャラクターにまさにピッタリ。このドラマは、実際に記者でもあるパク・サンギュが自身の経験した実話を基に脚本を執筆し、主人公のパク・テヨンは、冤罪事件の再審で無罪を勝ち取った弁護士パク・ジュニョンがモデルとなっている。記者役パク・サムスは、ペ・ソンウの飲酒運転による降板を受けてドラマの後半部分(第17話から)でパク・サムス役がチョン・ウソンに変更された。(ペ・ソンウの記者役は、ハマっていただけに残念ですね。なお、2020年の降板以降、現在は役者を復帰しています)


『輝くウォーターメロン』

5月13日(火)15:2014日(水)22:15
第1話(全16話/2023年)
出典 ホームドラマチャンネル
https://www.homedrama-ch.com/series/17784
番組紹介:主人公のハ・ウンギョル(リョウン)は、耳の聞こえない両親と兄(CODA=Children of Deaf Adults)を持つの少年。彼は音楽に魅了され、家族に内緒でバンド活動を始めるが、父親に反対されてしまう。ギターを手放そうと楽器店を訪れたウンギョルは、店を出た瞬間、1995年にタイムスリップしてしまう。そこで彼は高校生の父親、ハ・イチャン(チェ・ヒョヌク)と出会い、若き日の父が音楽を夢見ていたことを知り、バンド「ウォーターメロンシュガー」を結成することになる。しかし、母親になる人物と思われる女性(ユン・チョンア)とイチャンの関係がなかなかうまくいかず、自分が生まれる未来、「両親は本当に運命の相手なのか?」と悩むウンギョル。家族愛や自己発見、夢の大切さに気づいていくドラマ。1990年代のレトロな雰囲気が話題となり、iKONのジュネが演じるバンドボーカル役も注目を集めた。…..なんとなく、韓国版『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にも感じる。


『悪の花』

5月14日(水)13:40
第1話・第2話(全16話・2020年)
出典 テレ朝チャンネル
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/drama/1093/
番組紹介:完璧な夫と父を装う男ペク・ヒソン(イ・ジュンギ)が、隠された過去を持つ連続殺人犯かもしれないという不安をもつ刑事でもある妻チャ・ジウォン(ムン・チェウオン)が真相を追うミステリードラマ。
冷淡で感情が欠けているような夫の性格をイ・ジュンギが巧みに演じている。ヒソンの幼馴染の記者キム・ムジン(ソ・ヒョヌ)が、密かに思っているヒソンの姉ト・ヘス(チャン・ヒジン/赤い袖先の王妃キム役)とのシーンなど、彼の存在もこのドラマに深みを出している。何度も再訪される人気作。


『美男<イケメン>ですね』

5月14日(水)16:00
第1話(全16話/2009年)
出典 日テレプラス
https://www.nitteleplus.com/program/ikemen/
番組紹介:シスターになるため修道院で修行していたコ・ミニョ(パク・シネ)は、双子の兄ミナムの代役として大人気イケメンバンド「A.N.JELL」に加入する。兄ミナムが目の整形手術に失敗し、バンドに合流できなくなったため、ミニョが男装して兄の代わりを務めることに。ミニョは、男装がばれないように、クセのあるバンドメンバーたちと共に過ごす日々を送る。リーダーのファン・テギョン(チャン・グンソク)、ギタリストのカン・シヌ(ジョン・ヨンファ)、ドラマーのジェルミ(イ・ホンギ)との関係が次第に深まり、恋愛や友情が芽生えていく。チャン・グンソクは、このファン・テギョン役でアジアを中心として大人気を呼び、ドラマは、日本や台湾などでリメイクされた。


『風と雲と雨』ノーカット版

5月15日(木)21:30
第1話(全21話/2020年)
出典 チャンネル銀河
https://www.ch-ginga.jp/detail/kazekumoame/
番組紹介: チェ・チョンジュン(パク・シフ)は、鋭い観察力で、人の生死や未来を見通す能力を持つ観相師。彼は、父を陥れた権力への復讐心を胸に、宮廷へと足を踏み入れる。そして、彼のもう一つの願いは、子どもの頃に出会い約束しあった、王族の血を引き、未来の王の母となる運命を持つ女性 イ・ボンリョン(コ・ソンヒ)との再会だった。一方、静かに朝廷の陰で動くのが、興宣大院君/イ・ハクグ(チョン・グァンリョル)。彼は二男の命福(ミョンボク)/後の高宗(パク・サンフン)を王にするため、チョンジュンの力を借りながら、策略を巡らせる。彼の冷静沈着な姿と、政権を狙う執念は、まさに「動かずして時代を動かす者、キングメーカー」の姿を現す。興宣大院君の息子高宗とミン・ジャヨン/後の明成皇后(パク・ジョンヨン)の結婚など、歴史上の人物を含め、チョンジュンとボンリョンの二人の数奇な運命と、王位継承争いや隠された家族の秘密が、ストーリーをより深くしている壮大な歴史ドラマ。


『キム課長とソ理事』

5月16日(金)3:30
第1話(全20話/2017年)
出典 TBSチャンネル1
https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d3279/
番組紹介:天才的な会計スキルを持つが、どこか憎めないキム・ソンニョン(ナムグン・ミン)は、元々ヤクザの会計士として働いていた。大手企業TQグループが、新しく経理部長を募集していることを知り、TQなら大きな額をピンハネできると考え、応募する。TQグループの理事であり、会社の利益のためには手段を選ばない冷徹で野心家なソ理事(ジュノ/2PM)は、最初はキム課長の行動に対立しながらも彼の型破りな行動に翻弄されていく。
ナムグン・ミンが演じる「会社のためでも、正義のためでもなく、自分自身の利益のため」とする彼の考え方が、会社や人々のためへと変化していく様子が面白い。キム課長と初めての悪役で人気を博したジュノのソ理事とのブロマンス(男同士の友情)は必見。企業の不正や腐敗に立ち向かう姿を描き、現代社会を風刺している痛快オフィス・コメディドラマ。韓国で高視聴率を記録し、ナムグン・ミンジュノは演技力が評価され、人気俳優としての地位を確立した。『雲で描いた月明かり』で孝明(ヒョミョン)世子の妹役/明温公主(ミョンウン)のチョン・ヘソンがこのドラマでもコミカルな地検潜入捜査官役で出演している。


『三食ごはん 漁村編2』

5月16日(金)10:0018:00
第1話(全10話/2015年)
出典 LaLaTV
https://www.lala.tv/programs/three_meals_fish2/
番組紹介:夏の晩才島、おなじみの三人とゲストを交えての自給自足バラエティ番組。
キャスト:チャ・スンウォン『ある日~真実のベール』『華政』『奈落のマイホーム』・ユ・ヘジン『破墓 /パミョ』『ベテラン』『LUCK-KEY/ラッキー』『タチャ』・ソン・ホジュン『私の恋したテリウス 〜A Love Mission〜』『ステラ SEOUL MISSION』
ゲスト:パク・ヒョンシクイ・ジヌクユン・ゲサン


『警察授業(原題)』

5月16日(金)12:10
第1話・第2話
出典 KBS World
番組紹介:Part1へ


『太陽の末裔 Love Under The Sun』

5月16日(金)11:30
第1話(全16話/2016年)
出典 アジアドラマチックTV
https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011179/
番組紹介:2016年に韓国で放送され、最高視聴率41.6%を記録し、韓国ドラマ史に残る大ヒットドラマ。脚本は、『パリの恋人』、『シークレット・ガーデン』や『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』などを手掛けたキム・ウンスク。ロケ地であるギリシャの風景(場面設定はウルクという架空の紛争地帯)の美しさがドラマの登場人物の感情をあらわすのに役立っている。女性を惹きつける魅力的な男性ユ・シジン(ソン・ジュンギ)のストレートな愛情表現は韓ドラ史に残る名場面として語りつがれている。ソン・ヘギョ演じるカン・モヨンも、医師としての使命感と、女性としての感情の間で葛藤する姿が魅力的だ。また、ソ・デヨン(チン・グ)とユン・ミョンジュ(キム・ジウォン)の切ないラブストーリーも見どころ。GUMMYの『You Are My Everything』をはじめとするOSTも大ヒットした。


『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』

5月16日(金)20:00
第1話・第2話(全16話/2024年)
出典 KNTV
番組紹介:ユ・ソナ(チャン・ナラ)は、過去に離婚経験がある女性弁護士。常にクライアントの利益を最大化し、最も有利な結果を導くことを目指している。ユ・ソナと共に働くイ・ジウ(ナム・ジヒョン)は、物事をストレートに考え、感情を込めて問題に向き合い正義を貫こうとする新人弁護士。二人が互いの人間関係や夫婦間のトラブルを解決していくリーガルドラマ。脚本を担当したのは、現役の離婚専門弁護士であるチェ・ユナ。13年間で3,000件以上の離婚相談を手掛けており、その豊富な経験をもとに本作の脚本を執筆した。主演のチャン・ナラはデビュー23年目にして初SBS演技大賞の大賞を受賞し、共演のナム・ジヒョンは最優秀演技賞を受賞している。


◉ここからはオススメ韓国映画

『罪深き少年たち』(2022)

5月7日(水)10:40
出典 WOWOWシネマ
https://www.wowow.co.jp/detail/203367
番組紹介:1999年、韓国・全羅北道参礼(サムレ)のウリスーパーマーケットで強盗殺人事件が発生する。警察は近隣に住む三人の少年を容疑者として逮捕し、事件は解決したかのように見えた。​しかし翌年、かつて「狂犬」と呼ばれた敏腕刑事ファン・ジュンチョル(ソル・ギョング)のもとに、事件の真犯人に関する情報が寄せられる。​再捜査を進める中で、彼は当時の捜査記録に多くの不審点を発見し、警察や検察の闇に迫ってく。​1999年に実際に起きた「参礼(サムレ)ナラスーパー事件」を基に、冤罪の恐ろしさと司法制度の問題点を描いている問題作。ソル・ギョングは、​16年後のやつれたファン・ジュンチョルを演じるため一週間の断食を行った。また、​ジュンチョルの元部下ジョンギュ役のホ・ソンテは、ソル・ギョングの強い推薦で出演が決定した。


『あいつの声』(2007年)

5月7日(水)12:50
出典 WOWOWシネマ
https://www.wowow.co.jp/detail/204164
番組紹介:ソウルに住む人気ニュースキャスターのハン・ギョンベ(ソル・ギョング)とその妻オ・ジソン(キム・ナムジュ)の9歳の息子サンウが誘拐され、犯人から1億ウォンの身代金を要求する脅迫電話がかかってくる。​警察に通報すれば子供の命はないと脅され、夫婦は苦悩の中で決断を迫られる。​犯人は巧妙に警察の捜査網をかいくぐり、44日間にわたって脅迫電話を続けた。​唯一の手がかりは、電話越しに聞こえる犯人の声だけ。​この声を通じて、夫婦は絶望と怒りの中で犯人を追い詰めようとする。この映画は、​1991年に起きた「イ・ヒョンホ君誘拐殺害事件」を基に、犯人が逮捕されないまま2006年に時効を迎えた未解決事件(誘拐された少年は遺体となって発見された)の恐怖と悲しみを描いている。誘拐犯の「声」のみで出演しているカン・ドンウォンは、実際の事件の脅迫電話の音声を何度も聴き、口調やリズムを再現することで、リアリティを追求した。​彼は自らが登場しないシーンでも現場に足を運び、他の俳優たちの演技をサポートするために、脅迫電話のセリフをその場で演じるなど、作品への深い関与を見せた。


『トラブルシューター 解決士』(2010年)

5月7日(水)15:00
出典 WOWOWシネマ
https://www.wowow.co.jp/detail/204165/-/01
番組紹介:元エリート警察官だったカン・テシク(ソル・ギョング)は、今は私立探偵として働いている。​ある日、浮気調査の依頼を受けてホテルの一室に踏み込むと、そこには女性の死体が。​同時に警察が現場に押し寄せ、テシクは殺人容疑で指名手配されてしまう。​謎の男からの電話に導かれ、無実を証明するため奔走するテシク。​やがて、事件の背後には政治家や弁護士を巻き込んだ巨大な陰謀が隠されていることが明らかになる。​​カーチェイスや肉弾戦など、リアルで迫力あるアクションが見どころ。脚本は『ベテラン』、『ベテラン2』、『密輸』、『モガディシュ 脱出までの14日間』を手掛けたリュ・スンワン。監督のクォン・ヒョクチェは、リュ・スンワン監督のもとで助監督を務めた経験があり、本作が監督デビュー作になる。


『熱血男児』(2006年)

5月7日(水)16:50
出典 WOWOWシネマ
https://www.wowow.co.jp/detail/204166
番組紹介:ジェムン(ソル・ギョング)は、少年院時代からの仲間ミンジェ(リュ・スンリョン)と共にヤクザの世界で生きてきた。​ある日、組織からの命令である人物を殺害する任務を受けるが、誤って無関係の人物を殺してしまい、その報復としてミンジェが命を落としてしまう。​ジェムンは復讐を誓い、弟分のチグク(チョ・ハンソン)と共に、ミンジェを殺したデシクを探しに全羅南道の筏橋(ポルギョ)へ向かう。​デシクの母チョムシム(ナ・ムニ)が営む食堂に出入りするうちに、ジェムンは彼女に母親のような情を感じ始め、復讐と情愛の間で葛藤するようになる。冷酷なヤクザが、復讐の標的の母親との交流を通じて人間らしさを取り戻していく過程が描かれたこの作品は、​復讐劇でありながら、家族愛もテーマになっている。映画の試写会でソル・ギョングは、「映画を見た後、帰りに母親に電話一本してくださいよ」と観客に語りかけた。​この言葉は、映画のテーマである母親との絆や情を象徴している。


『ただ悪より救いたまえ』(2020年)

5月8日(木)2:15
出典 ザ・シネマ
https://www.thecinema.jp/program/06907
番組紹介:引退を決意した韓国の元国家情報院工作員であり、現在は殺し屋として活動しているインナム(ファン・ジョンミン)が、最後の仕事として日本のヤクザのコレエダ(豊原功補)を殺害する。しかし、その後、コレエダの義兄弟である暗殺者レイ(イ・ジョンジェ)に追われることになる。レイはインナムが関わった人物を次々と殺し、最終的にはインナムの元恋人を殺害し、彼の娘を誘拐してしまう。インナムは、その時に初めて知った自分の娘を救うため、タイへ向かうが、レイもまたタイでの直接対決を目指して追い詰めていく。『イカゲーム』で世界的に注目を浴びた後の出演作となるイ・ジョンジェ、その狂気じみたレイ役の演技が高く評価された作品。ファン・ジョンミンとの共演は、『新しき世界』以来7年ぶり。アクションだけでなく、人間ドラマとしても深みのある作品。


『人質 韓国トップスター誘拐事件』(2021年)

5月8日(木)13:3013日(火)0:15
出典 ムービプラス
https://www.movieplus.jp/lineup/detail/?film_id=CS-0000000200805822-000
番組紹介:韓国の今や乗りに乗ってる俳優ファン・ジョンミンが、“ファン・ジョンミン役”で主演を務めた、前代未聞のリアル・サスペンス・アクション映画。韓国の国民的俳優ファン・ジョンミンは、新作映画の記者会見からの帰り道、突然拉致され、見知らぬ場所に監禁される。犯人グループは、ジョンミンに身代金を要求するが、ジョンミンは、持ち前の演技力と機転で、犯人グループを欺き、脱出を試みるが、犯人グループもまた、狡猾で残忍な手口でジョンミンを追い詰め、ジョンミンは、極限状態の中で、生き残りをかけた戦いを強いられる。


『力道山』(2004年)

5月8日(木)16:40
出典 WOWOWシネマ
https://www.wowow.co.jp/detail/019726/-/02
番組紹介:在日韓国人でありながら日本の国民的英雄となったプロレスラー・力道山(金信洛)の波乱に満ちた生涯を描いた伝記ドラマ。1945年、朝鮮半島の貧困から脱し、相撲取りを目指して単身日本に渡った金信洛(ソル・ギョング)。​厳しい稽古と差別を乗り越え、関脇まで昇進するが、民族の壁(在日韓国人への差別)に阻まれ横綱にはなれなかった。​失意の中でプロレスと出会い、アメリカでの修行を経て、日本にプロレスを持ち込む。​テレビ中継での試合は敗戦後の日本人に勇気を与え、彼は国民的英雄となるが、名声の裏で、「日本の英雄」になったが、「日本人」にはなれない─このアイデンティティのギャップが、彼を苦しめ続けた。ソル・ギョングは、役作りのため、体重を5ヶ月で28キロ増やし、流暢な日本語を習得。95%のセリフを日本語で演じた。プロレスシーンは、実際のプロレスラー(船木誠勝、秋山準、橋本真也、武藤敬司など)が出演し、迫力ある試合シーンを再現した。力道山の妻綾役に中谷美紀、力道山の付き人役に山本太郎が演じている。また、韓国映画公開日(2004年)12月15日は、力道山の命日に合わせて公開された。


『ソウルの春』<吹替版>(2023年)

5月9日(日)17:30
出典 WOWOWプライム
https://www.skyperfectv.co.jp/program/detail/?uid=i33242027
番組紹介Part1へ


『観相師』(2013年)

5月9日(日)22:00
出典 KBS World
https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=974
番組紹介:没落した両班の息子であるキム・ネギョン(ソン・ガンホ)は、人の顔を見るだけで性格や運命を言い当てる天才的な観相師。彼の評判を聞いた王の側近であるキム・ジョンソ(ペク・ユンシク)に観相の腕を認められたネギョンは、宮廷で重用されるようになるが、王の弟である首陽大君(スヤンテグン/イ・ジョンジェ)の顔に反逆の相を見抜いたことから、宮廷内の権力闘争に巻き込まれていく。ネギョンは、自分の能力を使って歴史の流れを変えようとするが、運命は思いもよらない方向へと進んでいく。韓国で観客動員数900万人を超える大ヒットを記録し、大鐘賞最優秀作品賞、衣装賞、監督賞ハン・ジェリム、主演男優賞ソン・ガンホ、助演男優賞チョ・ジョンソク、青龍映画賞助演男優賞イ・ジョンジェなど、第50回百想芸術大賞映画部門 助演男優賞イ・ジョンジェなど、数々の映画賞を受賞した作品。


『警官の血』(2022年)

5月10日(土)10:30
出典 アジアドラマチックTV
https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011205/
番組紹介:この映画は、パク・サンヨルによる同名小説が原作。若き警察官チェ・ミンジェ(チェ・ウシク)が、父親も警察官だったという「血の宿命」を背負いながら、警察内部での不正や腐敗に立ち向かう姿を描いている。ミンジェは、捜査の過程でカン・ユン(チョ・ジヌン)という実力者刑事のチームに潜入するが、次第にカン刑事の裏の顔と、父の死の真相に迫っていくことになる。この映画の中でカン・ユンがミンジェに投げかける言葉で、「正義だけで、この街は守れない。」というセリフがあるが、このセリフの中にある彼らの心情の対比こそが二人の警官の「血」を象徴するもの。「勝利」でも「敗北」でもないラストの二人の表情は、「正義」を問うだけではなく、汚れながらも守り続けることの尊さを表している。撮影現場では、二人が本番以外でも役作りのために、ほとんど言葉を交わさず、距離を保つことでリアルな緊張感を維持したというエピソードがある。


『ベイビー・ブローカー』(2022年)

5月13日(火)18:40
出典 WOWOWシネマ
https://www.wowow.co.jp/detail/185784/-/01
番組紹介:舞台は韓国。クリーニング店を営むサンヒョン(ソン・ガンホ)は、表向きは善良な市民。しかし、実は教会の「ベイビーボックス」(赤ちゃんポスト)に捨てられた赤ん坊を非公式に仲介(ブローカー)し、子どもを欲しがる夫婦に売るという裏の顔を持っている。彼と組んでいるのが施設出身の青年ドンス(カン・ドンウォン)。ある日、若い母親ソヨン(イ・ジウン=IU)が自分の捨てた赤ん坊が売られると知り、二人のブローカーと共に買い手を探す「旅」に出ることに。また、児童売買と彼らの動向を追う女性刑事スジン(ペ・ドゥナ)と部下イ刑事(イ・ジュヨン)も密かに追跡を続ける。やがて、旅の中でバラバラだった彼らの間に、かけがえのない絆が芽生えていくが、しかし、その行く末は決して甘くはなく、厳しい現実が待ち受けていた。是枝監督らしく、社会の底辺で生きる者たちが次第に家族のような絆を育んでいく姿が丁寧に描かれ、『万引き家族』にも通じるテーマがこの作品にもある。本作は日本人の是枝監督が、韓国スタッフ・俳優と完全韓国語で制作した珍しい国際合作。是枝監督は「韓国の俳優のエネルギーに圧倒された」と語っているが、わかる気がする。ソン・ガンホは、本作で韓国俳優として初のカンヌ映画祭・主演男優賞に輝いた。


『スピリットウォーカー』(2021年)

5月14日(水)4:00
出典 ザ・シネマ
https://www.thecinema.jp/program/06849
番組紹介:記憶を失った男が12時間ごとに他人の体に乗り移るという、斬新な設定の韓国製SFアクション映画。交通事故で記憶を失った男(ユン・ゲサン)が、12時間ごとに他人の体に乗り移るという奇妙な現象に遭遇する。鏡に映る自分の顔も名前も別人。自分が何者なのか、なぜこのようなことが起こるのか、真実を求めて奔走する彼は、次第に巨大な陰謀に巻き込まれていく。斬新な設定とアクションシーンが評価され、『トランスフォーマー』シリーズなどを手掛けたプロデューサー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラにより、ハリウッドでのリメイクが決定されている。


『オールド・ボーイ』4Kリマスター版<R15+相当>(2003年)

5月15日(水)1:45
出典 ザ・シネマ
https://www.thecinema.jp/program/06917
番組紹介:平凡なサラリーマン、オ・デス(チェ・ミンシク)は、ある日突然誘拐され、理由も告げられぬまま15年間も監禁される。そして、監禁された最中、テレビを通じて、妻が殺され、自分が容疑者にされていることを知る。
突然解放されたデスは、復讐を誓い、監禁の背後にいた男を探し始める。やがて、若く美しい寿司職人ミド(カン・ヘジョン)と出会い、彼女の助けを得ながら、真相に迫っていくのだが、復讐の果てに待っていたのは、想像を絶する「仕組まれた運命」だった…。物語は単なる復讐劇のように進むが、ラストで明かされる「ウジンの復讐の動機」と「デスの運命」が、あまりに衝撃的で、世界中の映画ファンにトラウマ級のインパクトを与えた。デス役のチェ・ミンシクは、実際に20kg近く減量し、アクションシーンもノースタントで挑み、タコを飲みこむシーンは撮影中4匹も食べたそうだ。また。この映画の核心を象徴している黒幕であるイ・ウジン役のユ・ジテの悲しみと怒りが入り混じった表情、とりわけラスト近くのあの静かな涙と微笑みは、忘れられない印象がある。当時まだ若手俳優だったユ・ジテカン・ヘジョンと同じく、この作品で一気に評価が高まった。第57回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、審査員長のクエンティン・タランティーノが絶賛し、世界の注目を浴びました作品。2013年にはスパイク・リー監督がハリウッド版リメイクが制作されたが、オリジナルの衝撃度を超えることはできなかったと言われている。


『お嬢さん』(2016年)

5月15日(水)3:45
出典 ムービープラス
https://www.movieplus.jp/lineup/detail/?film_id=CS-0000000200803811-000
番組紹介:イギリスの小説家サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を原作に、パク・チャヌク監督が舞台を日本統治下の朝鮮半島に移して映画化。1930年代の日本統治下の朝鮮半島。莫大な財産を相続した美しい日本人のお嬢様、秀子(キム・ミニ)のもとに、新しいメイドとしてスッキがやっくる(キム・テリ)。しかし、スッキは詐欺師である伯爵(ハ・ジョンウ)の計画で送り込まれたスパイだった。伯爵は秀子と結婚し、財産を奪うことを企んでいた。スッキは秀子の信頼を得て計画を進めようとするが、二人の間に予想外の感情が芽生え始める。秀子もまた、スッキに惹かれ、二人は次第に禁断の愛に落ちていく。やがて、それぞれの思惑が複雑に絡み合い、物語は予測不能な展開を見せていく官能サスペンス。パク・チャヌクの映像美と豪華な邸宅の部屋に飾られる美術品や装飾物などもチェックしたい作品。


●『別れる決心』(2022年)

5月15日(水)16:00
出典 ムービープラス
https://www.movieplus.jp/lineup/detail/?film_id=CS-0000000200805755-000
番組紹介:山頂から転落死した男性の事件を追う刑事チャン・ヘジュン(パク・ヘイル)は、被害者の妻であるソン・ソレ(タン・ウェイ)と出会います。取り調べを進める中で、ヘジュンはソレに対して疑念と共に惹かれる感情を抱き始め、ソレもまたヘジュンに特別な想いを抱くようになります。事件が解決したかに見えたその時、二人の間には新たな疑惑と感情が交錯し、予測できない展開が待ち受けている。 この映画のラストはタイトルにあるような、彼女の心理とパク・チャヌク監督の映像美がマッチした素晴らしい演出で、一度観たら、再度みたくなること間違いない作品。謎めいた魅力を持つソレを演じたタン・ウェイは、この映画でもその魅力を好演している。韓国では公開後、脚本集がベストセラーとなり、劇中のセリフがSNSで流行するなど、社会現象を巻き起こした。BTSのメンバーRMも本作を複数回鑑賞し、その魅力をSNSで報告している。第75回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、アカデミー賞®国際長編映画賞部門の韓国代表に選出されるなど、国際的にも高く評価されている。


『恋愛の抜けたロマンス』(2021年)

5月16日(金)22:00
出典 KBS World
https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1735
番組紹介:デートアプリを通じて出会った男女が、お互いに本音を隠しながらも惹かれ合っていく様子を描いた恋愛映画。恋愛には興味がないけれど、寂しさを感じているジャヨン(チョン・ジョンソ)と、仕事も恋愛も上手くいかず、傷心のウリ(ソン・ソック)。そんな二人がデートアプリで出会い、お互いの名前や目的、本音を隠したまま、デートを重ねていく。次第に惹かれあっていく二人だが、それぞれが抱える過去や秘密が、二人の関係に複雑な影を落としていく。恋愛に不器用ながらも女性に惹かれていく男性と、過去の恋愛で深く傷ついた経験から、恋愛に対して不信感を持っている女性、『バーニング 劇場版』のチョン・ジョンソと、『私の解放日誌』のソン・ソックという、実力派俳優二人の演技が、従来のものとは一味違う現代的な恋愛を描いた作品。


※放送日時、及び内容は編成の都合により、予告なく変更になる場合があります。放送内容は2025年4月現在のものです。ブログ記事内の放送日時、誤字脱字、および役名・俳優名の誤りにつきましては、随時確認・修正を行っております。何卒ご了承ください。