2025年9月、気になるBS・CS放送の第1回放送ドラマ番組を集めてみたよ。
個人的に気になる韓国ドラマ・中国ドラマや韓国映画作品をピックアップしました。
今月は、昔の名作から最新の話題作まで幅広く紹介。韓国ドラマ初心者でも、
長年の韓ドラファンも、まだ観ていない作品が「なぜ多くの人に愛されているのか」がわかるかも。
気になる作品があったら、ぜひチェックして録画予約をお忘れなく!
あなたのお気に入りの作品と出会えますように。
Part2:9月13日(土)~30日(火) Part1は、コチラ
- 『ゴー・バック夫婦』
- 『朝鮮心医ユ・セプン』
- 『鬼宮』
- 『シルバーベルが鳴ったら』
- 『鉄の王 キム・スロ』
- 『タリミ・ファミリー』
- 『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』(中国ドラマ)
- 『黄金の仮面~復讐のシンデレラ~』
- 『ミセン -未生-』
- 『欠点ある恋人たち』
- 『なぜオ・スジェなのか』
- 『奇皇后 〜ふたつの愛 涙の誓い〜』
- 『女王の家』
- 『ホ食堂~時空を超えた恋のシェフ』
- 『マンホール~不思議な国のピル~』
- 『太陽を抱く月』
- 『暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団』
- 『熱血司祭』
- 『かくれんぼ』
- 『ボーイフレンド』
- ◉ここからはオススメ韓国映画
- 『#彼女が死んだ 』(2024年)
- 『それだけが、僕の世界』(2018年)
- 『ビューティー・インサイド』(2015年)
『ゴー・バック夫婦』
9月13日(土)11:00
第1話(全10話/2017年)
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011215/
番組紹介:1999年、韓国大学の合コンで一目惚れしたチェ・バンド(ソン・ホジュン)とマ・ジンジュ(チャン・ナラ)は、卒業と同時に結婚。しかし、時は流れ2017年、38歳になった二人は喧嘩の絶えない毎日を送っていた。バンドは製薬会社の営業社員として働き、ジンジュは2歳の息子の育児と家事に追われる生活。お互いに不満やストレスが溜まり、バンドの浮気疑惑が持ち上がり、二人は離婚を決意する。ところが、離婚した翌朝、目覚めると二人は1999年の20歳の頃にタイムスリップしていたのだった…。2017年のKBS演技大賞でチャン・ナラとソン・ホジュンがベストカップル賞を受賞した二人の自然な演技にも共感と好感が持てる。チャン・ギヨンは、『ゴー・バック夫婦』でジンジュに想いを寄せる先輩役で注目を集めた後、『私のおじさん』などで演技の幅を広げ、2018年のAPAN STAR AWARDSで新人賞を受賞した。東方神起のユンホもカメオ出演している。
『朝鮮心医ユ・セプン』
9月13日(土)11:00
第1話~第10話(全22話/2022年)
フジテレビTWO https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200095.html
番組紹介:過去に王を治療する際に起きたある事件により、鍼を打てなくなったトラウマを抱える天才鍼医ユ・セヨプ(キム・ミンギュ)。王の死をめぐって、危険から逃れるために王宮を出たセヨプは、変わり者の医師ケ・ジハン(キム・サンギョン)が営むケス医院で出会う人々との交流を通して、心の傷を癒しながら、王と父の死の謎を解いていく。。姑のいじめにより心を病み、自殺を図る最初の患者となるソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)は、後にセヨプの助手となり、徐々にセプンの心の支えとなり、事件にも協力していくプロファイラー的な一面を見せるシーンも面白い。ジハン先生をはじめとするケス医院に務める人々、セプンの忠実な使用人マンボク(アン・チャンファン)、料理上手で声が大きく、ケス医院で家事全般を担当するナム・へデク(ヨン・ボラ)、ケス医院の一員でジハンの娘 イップン(キム・スアン)、サヴァン症候群を持つ薬剤倉庫を担当する少年チャングン(ハン・チャンミン)、そして息子「プン」を呼び続ける医院の家族としての存在感を放つ認知症の高齢女性ハルマン(チョン・グクヒャン)らもドラマを盛り上げている。(シーズン2でも引き続き登場)「ユ・セプン」という名前の由来はドラマを見てのお楽しみ。
『鬼宮』
9月13日(土)20:00
第1話・第2話(全16話/2025年)
KNTV https://kntv.jp/program/kn250901/
番組紹介:霊媒の運命を拒む巫女ヨリ(キム・ジヨン)と、彼女の初恋の相手ユン・ガプ(ユク・ソンジェ)の体に宿る邪神カン・チョリ(ユク・ソンジェ)が、王家に恨みを抱く八尺鬼(パルチョッキ)と対峙し、肉体と魂が絡み合う、王宮内で繰り広げられる霊的な恐怖と政治的陰謀を描いたファンタジーロマンス時代劇。『ゴールデンスプーン』で印象的な演技を披露したユク・ソンジェが、今回は、初の時代劇で善人と悪神の二役に挑戦し、相反するキャラクターを見事に演じ分けている。
『シルバーベルが鳴ったら』
9月14日(日)15:30
第1話~第4話(全4話/2024年)
KNTV https://kntv.jp/program/kn250705/
番組紹介:番組紹介:60代の姉妹が、それぞれの人生と愛を再発見する心温まる黄昏ロマンス。姉のスヒャン(イェ・スジョン)は、長年連れ添ってきた夫(アン・ソクファン)が認知症を患い、現実と記憶の狭間をさまよう中、妻として、そして「かつて恋された女性」として、彼を支え続けている。スヒャンの夫は、認知症が進行しており、もはや彼女のこともはっきりとは認識できなかったが、なぜか毎日午後2時になると、20代の若者のように「初恋の彼女」に戻ったスヒャンへ告白を始めるのだった。そんな夫の記憶の残像と向き合ううちに、スヒャンもまた、「かつての自分」「愛された記憶」「もう一度愛されること」について心を揺らし始める。一方、妹のクムヨン(ソン・オクスク)は、長年の結婚生活の中で心を閉ざし、夫を亡くした後は恋愛にも距離を置いて生きていた。しかしある日、シニア向けのマッチングアプリで思いがけず出会った一人の男性(パク・サンウォン)に、少しずつ心を開いていく。彼女にとって恋愛は、もう必要ないものだったが、心の奥底には、もう一度自分を見つめてほしい、愛されたいという静かな願いが残っていた。失われた記憶の中でも、誰かを想う心は鳴り響いているし、人生のどのタイミングでも、誰かと出会い直すことはできるという「静かな希望と再生の予感」が「シルバーベル」というタイトルに込められている作品。
『鉄の王 キム・スロ』
9月15日(月)12:00・22:00
第1話(全32話/2010年)
LaLaTV https://www.discoveryjapan.jp/lalatv/kim_suro/
番組紹介:伽耶(カヤ)建国神話に登場する伝説の人物であり、金官伽耶の初代王であるキム・スロ(金首露)の半生を描いた歴史大作。鉄の技術が栄える狗耶国で、次期王位を巡る争いが始まり、狗耶国は、九つの部族が連合して治めている国家であり、その最高権力者であるアロクンは、実子であるイジンアシを次の王にしようと画策していた。主人公のキム・スロ(チソン)は、幼い頃に両親と離れ離れになり、出生の秘密を知らないまま、鍛冶の技術を習得して成長する。彼は卓越した能力を持ち、民衆からも慕われるが、その正体は狗耶国の王位継承者だった。やがて、キム・スロは自身の出生の秘密を知り、王位継承を巡る争いに巻き込まれていく。彼には、異母兄弟でありながら敵対するイジンアシ(コ・ジュウォン)、そして王位を狙うソク・タレ(イ・ピルモ)やシンギグァン(ユ・オソン)といった強力なライバルたちが立ちはだかる。しかし、キム・スロは、その卓越した指導力とカリスマ性で多くの民衆を味方につけ、ライバルたちを打ち破り、鉄の技術を武器に「金官伽耶(クムグァンカヤ)」という新しい国家を建国しする。一般にあまり知られていない伽耶(朝鮮半島南部に紀元後1世紀頃から6世紀中頃にかけて存在した、いくつかの小さな国々(小国家群)の総称)という古代国家の建国神話についてに焦点を当てていて、歴史ロマンを堪能できるドラマ。2010年 MBC演技大賞でチソンは、優秀男優賞を受賞。
『タリミ・ファミリー』
9月16日(火)8:30
第1話(全36話/2024年)
WOWWOWプライム https://www.wowow.co.jp/detail/204273
番組紹介:『タリミ・ファミリー』は、クリーニング店を営む家族と、大企業の御曹司が繰り広げるロマンティックなファミリードラマ。クリーニング店「清廉クリーニング店」の末娘イ・ダリム/タリミ(クム・セロク)は、視力を失いつつある病を抱えていて、病を治すためには高額な手術が必要だが、経済的に困難な状況にあった。一方、大企業チスングループの御曹司ソ・ガンジュ(キム・ジョンヒョン)は、傲慢な性格で、見栄っ張りな一面も持っている。彼は8年前に、大学で同じクラスだったダリムと忘れられない出来事を経験していた。ダリムとガンジュは偶然再会するが、ガンジュは過去の出来事に対する罪悪感から、ダリムを突き放すような態度を取ってしまう。この再会をきっかけに、二人の複雑な関係が再び動き出す。そして、クリーニング店の家族が、とある場所で多額の現金が隠されているのを発見したことから、物語はさらに波乱の展開を迎える。このお金を巡って、ガンジュの家族とダリムの家族の間で様々な出来事が起こり、彼らの人生が交錯していく。2024年KBS演技大賞で作品賞、脚本家賞など最多の9冠に輝いた。最優秀男優賞にキム・ジョンヒョン、優秀女優賞、人気賞、ベストカップル賞にクム・セロク、最優秀女優賞をパク・ジヨン(ダリムの母)、優秀男優賞をシン・ヒョンジュン(ガンジュの継父)、助演男優賞をチェ・テジュン(清廉クリーニング屋のアルバイト)が受賞している。タリミは韓国語で「アイロン」を意味し、ドラマの原題は「タリミ・ペミルリ」(アイロン・ファミリー)。イ・ダリムのタリミは、アイロンを意味する「タリミ」にかけている。
『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』(中国ドラマ)
9月16日(火)13:00
第1話(全70話/2018年)
WOWWOWプラス https://www.wowowplus.jp/feature/story-of-yanxi-palace/
番組紹介:清朝・乾隆帝の時代。主人公 魏瓔珞(ウー・ジンイェン) は、仕立ての腕を頼りに紫禁城へ宮女として入宮する。しかし彼女の本当の目的は、同じく宮女として使えていた姉、魏瓔寧の死の真相を探り、仇を討つことだった。聡明で機転が利き、誰にも媚びない強い性格の瓔珞。後宮という権力と嫉妬が渦巻く世界で、数々の策略や陰謀に立ち向かいながら成長していき、やがて、皇后の傅恒(シュー・カイ)への淡い恋心と、皇帝・乾隆帝(愛新覚羅弘暦/ニエ・ユエン)との出会いの狭間で揺れ動いていく。持ち前の知恵と勇気で敵を打ち破り、後宮での地位を高めていき、やがて皇帝にとってなくてはならない存在となる。理路整然とした脚本とスピード感のある展開、見やすさが際立つこのドラマは、女性版半沢直樹として評価されることも。また、冷酷な皇帝が、知恵と強さを持つ瓔珞に惹かれていく過程も大きな見どころのひとつ。配信開始直後から爆発的ヒットし、多くの国で版権を取得。中国版エミー賞とも言われる国劇盛典で4冠を達成する。
『黄金の仮面~復讐のシンデレラ~』
9月16日(火)20:45
第1話(全100話/2022年)
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011255/
番組紹介:韓国屈指の財閥であるSAグループの御曹司と結婚したユ・スヨン(チャ・イェリョン)が、夫の不倫相手であり、夫の愛人でもあるホン・ジンア(コン・ダイン)によって財産と息子を奪われ、絶望のどん底に落ちてしまうところから物語が始まる。絶望と復讐の炎を燃やすスヨンは、自分を陥れたSAグループの家族に復讐を誓い、壮絶な戦いを繰り広げていく復讐劇。主人公を苦しめる悪女や、一癖も二癖もある登場人物たちが物語を盛り上げている。特に、チャ・ファヨン(SAグループ会長でスヨンの元姑)とコ・ミスク(スヨンの恋人カン・ドンハの母)の激しい対立は、主人公の復讐劇と並行して描かれる、もう一つの大きな見どころ。
『ミセン -未生-』
9月17日(水)12:30
第1話(全20話/2014年)
日テレプラス https://www.nitteleplus.com/program/misen/
番組紹介:番組紹介:幼い頃から囲碁に打ち込んできたチャン・グレ(イム・シワン)は、父の死をきっかけにプロ棋士の道を諦めざるを得なくなり、大学にも行けず、社会経験も乏しいグレは、コネ入社で大手総合商社「ワン・インターナショナル」の営業3課に配属される。高卒でコネ入社のグレは、社内で冷遇されながらも、囲碁で培った洞察力と粘り強さを武器に、少しづつ着実に仕事をこなしていく。グレは、上司のオ・サンシク課長(イ・ソンミン)や同僚のアン・ヨンイ(カン・ソラ)、チャン・ベッキ(カン・ハヌル)ら同僚と共に、様々な困難を乗り越えながら成長していくヒューマンドラマ。当時、『ミセン』が巻き起こした社会現象は、「ミセンシンドローム」と呼ばれ、特に多くのサラリーマンが、主人公チャン・グレやその同僚たちの姿に共感し、熱狂的な支持を送った。ケーブルテレビでの放送にもかかわらず、高視聴率を記録し、韓国ドラマ史に残る傑作として評価され、イ・ソンミン(グレの上司)は、本作で「第51回百想芸術大賞」テレビ部門男性最優秀演技賞を受賞するなど、数々の賞を受賞した。また、このドラマは、日韓のトップクリエイター陣と日本のスタッフによってオリジナルミュージカル化され、日本でも上演された。
『欠点ある恋人たち』
9月18日(木)6:15
第1話(全16話/2019年)
衛星劇場 https://www.eigeki.com/series/13001
番組紹介:過去の恋愛で傷ついた経験から、イケメン男性に対して警戒心を持つジュ・ソヨン(オ・ヨンソ)は、真面目で努力家ですが、恋愛に不器用。財閥の御曹司で、外見や地位は完璧だが、過去にソヨンに振られたことから心に傷を抱えていた。そんな彼は、過敏性腸症候群という身体的な問題も持ち、恋愛や人間関係に不器用。15年ぶりに再会した二人は、最初はぎこちない関係だったが。ガンウは復讐心やプライドからソヨンに接し、ソヨンもまた男性全般への警戒心から距離を置く。対立や誤解が多い二人だが、お互いの過去や心の傷を理解するにつれて、恋愛感情が芽生えていく。最終的には、不器用ながらもお互いを支え合う関係へと発展していくラブストーリー。
『なぜオ・スジェなのか』
9月20日(土)11:00
第1話~第7話(全16話/2022年)
フジテレビTWO https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200079.html
番組紹介:オ・スジェ(ソ・ヒョンジン)は、高卒あがりのTKローファームの弁護士。若くして代表弁護士の座を掴みかけるが、ある事件に巻き込まれ、ロースクールに左遷されることになる。事件の真相を追い求める傍ら、ロースクールで教鞭をとるスジェは、過去に家庭教師をしていた青年コン・チャン(ファン・イニョプ)と再会する。(コン・チャンは、異母妹を殺したという冤罪で少年院にいた時、国選弁護人としてきたオ・スジェと出会った。)コン・チャンは、スジェに好意を抱いており、彼女を支えようとするが、オ・スジェが関わった過去の事件には、裏に隠された真実があったことが明らかになっていく。
『奇皇后 〜ふたつの愛 涙の誓い〜』
9月22日(月)15:30
第1話(全51話/2013年)
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011167/
番組紹介:高麗の貢女から元の皇后へと上り詰めた実在の女性、奇皇后(ハ・ジウォン)の波乱万丈な生涯を描いた歴史大作。チ・チャンウク演じる、軟弱さと狂気を併せ持つタファン皇帝、チョン・グクファン演じるタファンの正室タナシルリの父・ヨンチョル丞相、キム・ジョンヒョン演じるヨンチョルの長男タンギセ、キム・ヨンホ演じるペガン武将など、強烈なキャラクターたちが繰り広げる二転三転の権力闘争は圧巻。特に、ハ・ジウォン演じる奇皇后、ペク・ジニ演じるタナシルリ、キム・ソヒョン演じる皇太后ら、女優たちの熱演や華麗な衣装は必見。個人的には、タルタル将軍を演じたキム・ジハンの低音ボイスに魅了された。一度見始めたら最後まで目が離せない、まさに傑作の時代劇ドラマである。奇皇后は実在の人物だが、ドラマにはフィクションの要素も多く含まれており、放送当時は史実との違いについて議論も起こった。しかし、豪華エンターテインメント作品として楽しめるドラマであることは間違いない
『女王の家』
9月22日(月)22:00・27日(土)19:50
第1話・第2話(全16話/2021年)
KBS World https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1768
番組紹介:裕福で才色兼備な専業主婦ソンジュ(ソン・ユナ)は、家族に尽くし、タウンハウスの女王として周囲から羨望の眼差しを受けていたが、夫ミョンソプ(イ・ソンジェ)の不倫が発覚し、完璧な家庭が崩壊の危機に瀕する。不倫相手のミラ(チョン・ソミン)は、ソンジュに亡き妹を重ねて近づき、次第にソンジュの座を奪おうと画策する。ソンジュは、ミラにアドバイスを与えるなど、彼女を支援する立場を取るが、事態は予想外の展開を迎えることになる。そして、ソンジュの異母弟ジョンウォン(チャンソン/2PM)は、海外から帰国し、家族の問題に巻き込まれていき、彼の登場が、物語に新たな波乱をもたらすことになる。韓国ケーブル局チャンネルAのドラマ史上、最高視聴率を記録した話題作で、特に、ソン・ユナとチョン・ソミンの演技が高く評価された。
『ホ食堂~時空を超えた恋のシェフ』
9月22日(月)23:00・28日(日)6:00
第1話・第2話(全10話/2025年)
衛星劇場 https://www.eigeki.com/series/18485
番組紹介:朝鮮時代、自由な思想を持つ天才文人ホ・ギュン(シウミン)は、仲間の冤罪を知り、島流し先からの脱走を決意する。しかし、追っ手から逃げる途中、なんと現代ソウルへタイムスリップしてしまう。現代の世界に戸惑いながらも、彼の目に映ったのは平等な社会で、馬より速い車が走り、どの家にも冷蔵庫があり、食べ物があふれる地上の楽園だった。混乱の中で出会ったのは、看板もない定食屋を営む現実主義者のボン・ウンシル(チュ・ソジョン)。彼女の元で料理人として働くことになったホ・ギュンは、現代文化に驚きつつも徐々に順応していく。二人の間に芽生える特別な感情とともに、朝鮮時代の食材と現代の料理法を組み合わせたユニークな料理が生まれ、物語は予測不能の展開へ。シウミンの演技が光るユーモアと心温まるファンタジー・ラブコメディ。
『マンホール~不思議な国のピル~』
9月24日(水)19:00
第1話(全16話/2017年)
KBS World https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1186
番組紹介:公務員試験浪人3年目の28歳、ボン・ピル(ジェジュン)は、長年片思いしてきた幼馴染のカン・スジン(ユイ)が1週間後に結婚することを知り、絶望してしまう。そんな中、道端のマンホールに吸い込まれ、過去の高校時代にタイムスリップ。そこでスジンに迫っていた男とのケンカに勝利し、現在に戻ると、前科持ちのチンピラに変わっていた。ピルは、過去と現在を行き来しながらスジンとの結婚を目指して奮闘するファンタジー・ラブコメディ。ピルがタイムスリップするたびに、陸上部の高校生からチンピラ、軍人、医師、警察官など様々な役柄を演じ分けるジェジュンの演技が見どころ。過去と現在を行き来することで、ピルの成長やスジンとの関係の変化とコメディ要素と感動的なシーンが絶妙に組み合わたところもドラマを飽きさせない魅力となっている。
『太陽を抱く月』
9月26日(金)14:30
第1話(全20話/2012年)
チャンネル銀河 https://www.ch-ginga.jp/detail/taiyo/
番組紹介:番組紹介:架空の朝鮮王朝時代を舞台に、若き王と記憶を失った巫女の切ない愛を描いた、チョン・ウングォルの同名ベストセラー小説をドラマ化した作品。太陽のように温かい皇太子イ・フォン(子供時代/ヨ・ジング)と、太陽を優しく見守る月のような少女ホ・ヨヌ(子供時代/キム・ユジョン)は、運命に導かれるように恋に落ちるが、婚礼を目前にヨヌは原因不明の病にかかり命を落としてしまう。8年後、王となったフォン(キム・スヒョン)は、未だヨヌを忘れられずにいた。だが、死んだはずのヨヌ(ハン・ガイン)は過去の記憶を失うも巫女として生きていた。そんな二人が出会うことで運命の歯車が回りだす。フォンを演じたキム・スヒョンとフォンの異母兄ヤンミョン君を演じたチョン・イルのヨヌをを思う涙の演技に魅了された人も多い。それから、このドラマの目玉は、今も活躍に目を瞠る俳優たちの子役時代の演技。ヨ・ジング、キム・ユジョンをはじめとして、ヤンミョン君の少年時代のイ・テリ、ヨヌの兄ヨムにイム・シワン、後のフォンの妻になるボギョンにキム・ソヒョン、ミナ公主(後にヨムの妻)にチン・ジヒなど彼らの熱演を再度見直してみたくなる。また、ヒョンソン尚膳内官役のチョン・ウンピョの愛らしい演技も楽しんでほしい。『太陽を抱く月』は、韓国での最高視聴率42.2%を記録し、アジアを中心に海外でも大ヒットした。また、この作品がきっかけに時代劇が若年層にも広く受け入れられるようになり、若手俳優を起用した『雲が描いた月明かり』、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』などの、ロマンス時代劇が数多く制作されるようになった。
『暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団』
9月30日(火)10:55
第1話(全21話/2020年)
BSテレ東 https://www.bs-tvtokyo.co.jp/amenosa/
番組紹介:本来の職務である弘文館の役人としては優秀ながら、賭博好きで不真面目な日々を送っていたソン・イギョム(キム・ミョンス)は、その賭博が原因で暗行御史(秘密裏に地方を巡察し、不正を暴く王直属の秘密捜査官)の任務に就くことになってしまう。イギョムは、不正を暴くために派遣された暗行御史が次々と消息を絶っているという危険な状況の中、茶母(タモ)として潜入捜査をするホン・ダイン(クォン・ナラ)、そしてイギョムの忠実な使用人パク・チュンサム(イ・イギョン)と共に、暗行御史団を結成し、悪徳役人の不正を暴き、民衆の冤罪を晴らすために奮闘する。一見コミカルで軽い雰囲気で始まる彼らの旅は、次第に巨大な陰謀へと巻き込まれていく。イギョム、ダイン、チュンサムの三人の個性が際立っており、時にぶつかり合いながらも、事件を解決していく過程での息の合ったコミカルなチームワークが見どころ。『仮面の王 イ・ソン』で、貧しい水売りから王の影武者へと変貌する「イソン」という難しい役柄を演じ、絶賛されたキム・ミョンスが、初のコメディ時代劇に挑戦したドラマは、韓国で、同時間帯の視聴率1位(14.0%)を獲得した。2020 KBS演技大賞ミニシリーズ部門 優秀賞を、キム・ミョンス、クォン・ナラらが受賞している。
3. 作品や出演者のエピソード、受賞したも
『熱血司祭』
9月30日(火)13:30
第1話(全20話/2019年)
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011211/
番組紹介:元国家情報院の要員という異色の経歴を持つカトリック司祭キム・ヘイル(キム・ナムギル)。彼は、正義感が非常に強く、しかし「激昂癖(短気)」という聖職者らしからぬ性格が災いし、いつも問題を起こしてしまう。そんな彼が赴任したのは、韓国のある地方都市クムガ地区の聖堂。ある日、尊敬する年配神父イ・ヨンジュン(チョン・ドンファン)が不審な死を遂げる。警察は事故として処理しようとするが、ヘイルは事件の背後に権力の腐敗があると直感。怒りに燃えるヘイルは、自ら事件の真相を暴こうと動き出す。調査を進めるうちに明らかになる街を牛耳る巨大な癒着ネットワーク。腐敗した検察、賄賂にまみれた警察官たち、巨大建設会社と地元の政治家たちや宗教関係者など、韓国ドラマあるあるの悪の寄合所的な展開をあえてデフォルメして面白く見せるところが、まさにこのドラマの巧さ。当初は敵対していた人物たちが、ヘイルの熱血ぶりと不屈の精神に感化され、少しずつ協力者者となっていく。中でも、型破りな美人検事パク・ギョンソン(イ・ハニ)や良心を捨てきれない警察官ク・デヨン(キム・ソンギュン)とヘイルの掛け合いは絶妙なテンポが笑いを誘う。世間体にとらわれず、思ったことをズバッと言う強いキャラクターや社会の腐敗をコメディタッチで痛快にぶった斬るこのドラマは、『ワン・ザ・ウーマン』が好きな人には超オススメな作品。『熱血司祭』は、韓国国内で高い視聴率を記録し、SBS演技大賞では、キム・ナムギルとイ・ハニが最優秀演技賞を受賞した。出演しているユニークなキャラクターたちの演技は、もちろんだが、キム・ソンギュンのク刑事とウム・ムンソク演じるチョルボムの部下チャン・リョン部長の悪役キャラは一際面白い。
『かくれんぼ』
9月30日(火)15:20
第1話(全24話/2018年)
ホームドラマチャンネル https://www.homedrama-ch.com/series/18204
番組紹介:大手化粧品会社 メークパシフィックの会社創業者の孫娘 ハ・スア は、生まれつき体が弱く「短命」と言われていた。そこで祖母ナ・ヘグム(チョン・ヘソン)は、孤児院にいた ミン・チェリン を連れてきて「身代わり」にし、スアの厄を移すという儀式を行う。その結果、スアは実の家族から遠ざけられ、チェリンが財閥家の「孫娘」として育てられることになる。大人になった チェリン(イ・ユリ) は、養父の会社の専務として辣腕を振るう女性に成長するも、養母から冷たくされ、常に「偽物」として扱われるつらい人生を送ってきた。一方、本当の孫娘 スア(ハ・ヨンジュ/オム・ヒョンギョン) は、平凡な家庭に育ち、会社の訪問販売員として働いていた。チェリンは、会社存続のため、テサン財閥の御曹司 ムン・ジェサン(キム・ヨンミン) と政略結婚する。そして、チェリンと深く関わっていくのが、財閥会長ムン・テサン(ユン・ジュサン)の信頼厚い秘書 チャ・ウニョク(ソン・チャンウィ)。彼は本来なら彼女と敵対する立場だったが、もともとテサングループに復讐心があり、チェリンの内面の孤独や強さを知り、次第に彼女を支える存在になる。しかし、彼はスアの婚約者でもあった。権力争い、身分の逆転、愛と嫉妬が複雑に絡み合うサスペンスメロドラマ。屈辱や陰謀の中で必死に自分の居場所を守ろうとするチェリンの姿が見どころのこの作品で、イ・ユリは、2018 MBC演技大賞・最優秀演技賞を受賞。
『ボーイフレンド』
9月30日(火)21:00
第1話(全16話/2018年)
TBSチャンネル1 https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d3166/
番組紹介:政治家の娘として生まれ、一度も自分の人生を自由に生きることができなかったチャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)。財閥の御曹司と政略結婚するも離婚し、今は冷酷な人間関係の中でホテル経営者として生きていた。一方、キューバに卒業旅行で訪れたキム・ジニョク(パク・ボゴム)は、普通の家庭に育ち、小さな幸せを大切にする純粋で素直な青年。ホテル事業の視察のためキューバに訪れたスヒョンは、運転手のミスで道に迷い、美しい夕焼けを眺めるための一時を過ごす。そこで彼女は、カメラを構えるジニョクと偶然に出会い、二人で観光を楽しむことになる。言葉は通じなくても、心を通わせる二人。しかし、その夜、二人は別々の道を歩むことになる。数ヶ月後、スヒョンが経営するホテルに、新入社員として入社してきたのは、あの時の青年ジニョクだった。身分も生き方も全く違う二人の再会。最初は上司と部下として距離を置いていた二人だったが、再び惹かれ合い、徐々に愛を育んでいく。しかし、スヒョンは元夫や元義母、そして周囲の人間から、この恋愛を徹底的に邪魔され、二人の間には、身分の違いや会社の立場、そして世間の目が大きな壁として立ちはだかるのだった。財閥の娘と普通の青年という、恋愛ドラマの王道である「身分違いの恋」古いテーマを、SNSによるプライバシーの侵害や、世間の好奇の目にさらされる様子によって現代的な視点で描かれ、現代社会の「監視」や「誹謗中傷」といった問題点も反映している。ソン・ヘギョは、このドラマで『太陽の末裔』以来、約2年ぶりのドラマ復帰作となった。『雲が描いた月明かり』で大ブレイクしたパク・ボゴムの、次なる主演作として大きな期待が寄せられたこの作品で、落ち着いた大人の演技に挑戦している。多くのドラマアワードでノミネートされたこの作品でパク・ボゴムは、「ソウルドラマアワード2019」で韓流ドラマ男性演技者賞を受賞。
◉ここからはオススメ韓国映画
『#彼女が死んだ 』(2024年)
9月12日(火)21:00・22日(月)15:10
WOWOWシネマ https://www.skyperfectv.co.jp/program/detail/?uid=i34111227
番組紹介:不動産仲介業者のク・ジョンノク(ピョン・ヨハン)は、他人の家にこっそり入り込み、そこに住む人の日常を盗撮してはSNSにアップロードするという、奇妙な趣味を持ってた。彼は、自身の行為を「観察」と称し、そのスリルを楽しんでいた。ある日、ジョンノクは、SNSで多くのフォロワーを持つインフルエンサー、ハン・ソラ(シン・ヘソン)の家に忍び込む。彼女は、華やかなSNSのイメージとは裏腹に、ゴミだらけの部屋で暮らし、平気で嘘をつく、表裏のある人物だった。ジョンノクは、そんな彼女の二面性を「面白がって」観察し、動画をアップロードしていた。しかし、いつものようにソラの家を訪れると、彼女が死んでいるのを発見してしまう。ジョンノクは、自分の行動がバレることを恐れ、死体をそのままに、その場から逃げ去るのだった。警察の捜査が始まり、ソラの死因は他殺と断定され、、ジョンノクは、ソラの殺害容疑者として追い詰められていく。さらに、ソラを殺した犯人と名乗る人物から脅迫メールが届き、彼はパニックに陥る。ジョンノクは、自分の潔白を証明し、真犯人を見つけるために、ソラの足取りをたどり始める。しかし、彼が知っているソラは、ほんの一面でしかなく、彼女の死の裏には、想像もつかないような秘密が隠されていた。誰もが利用するSNSをテーマに、観察、盗撮、嘘、そして死という要素を掛け合わせた、斬新なサスペンスドラマ。誰もが被害者になりうる、SNSの危険性や匿名性の怖さをリアルに描き出している。シリアスなサスペンスでありながら、ブラックユーモアも随所に散りばめられ、主人公の奇妙な行動や、緊迫した状況下で思わず笑ってしまうようなシーンもあり、単なる恐怖映画とは一味違う、独特の雰囲気を醸し出している。『哲仁王后』で演技力とコメディセンスが発揮したシン・ヘソンは、この作品で、またもこれまでのイメージとは違う、ミステリアスで二面性を持つ役柄を、盗撮癖を持つ変わり者の主人公を演じるピョン・ヨハンとともに怪演している。
『それだけが、僕の世界』(2018年)
9月12日(火)22:30・28日(日)2:40
アジアドラマチックTV https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011250/
番組紹介:ボクシングの元東洋チャンピオンだったキム・ジョハ(イ・ビョンホン)は、かつての栄光を失い、今は行くあてもない日々を送っていた。ある日、偶然再会した母親のインスク(ユン・ヨジョン)に、長年離れて暮らしていた実家へと連れ戻される。そこにいたのはジョハの知らなかった弟、重度のサヴァン症候群であり、天才的なピアノの才能を持つ弟のオ・ジンテ(パク・ジョンミン)だった。幼い頃から離れて暮らしていたため、ジョハは弟の存在を知らなかったが、ジンテもまた兄の存在を知らずにいた。最初は弟の奇行に戸惑い、反発するジョハだったが、次第に弟の純粋さに触れ、少しずつ心を通わせていく。一方で、母親のインスクは、病気で余命宣告を受けており、自分の死後、障害を持つ息子ジンテを一人残してしまうことを心配していた。弟は、互いにぶつかり合いながらも、不器用な愛情を育み、そして、ジョハは、ジンテのピアノの才能を世に広めるため、奮闘する。それは、単なる弟のためだけでなく、ジョハ自身の人生を取り戻すための闘いでもあった。単なる兄弟愛だけでなく、母親の深い愛情や、家族の再生を描いた物語でもあり、母の病気という切ない設定が涙を誘う。母親役を演じたユン・ヨジョンは、この作品について「家族の愛は、とても不器用で、いつも言葉にできないものだ。この映画は、そんな不器用な愛を美しく描いている」とコメントしている。劇中、ジョハとジンテが互いにふざけ合うシーンの多くは、イ・ビョンホンとパク・ジョンミンのアドリブによって生まれたそうで、二人の息の合った演技も必見。また、映画のクライマックスで披露されるピアノ演奏は、物語を感動的に彩り、強く印象に残る。この作品の役作りのため、ピアノ演奏シーンに、3ヶ月間にわたり猛特訓を行ったパク・ジョンミンは、2024年12月に、自身のYouTubeチャンネルで、2025年は俳優活動を休止し、休養と出版社運営に集中したいと語っている。俳優業以外にも、監督や脚本家としても活動するパク・ジョンミン。今後は、俳優業とは別の分野での活躍も期待されている。
『ビューティー・インサイド』(2015年)
9月15日(月)0:20
フジテレビTWO https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200049.html
番組紹介:主人公ウジン(20人以上の俳優が演じている)は、毎朝目覚めると年齢・性別・国籍に関係なく、毎日違う姿になってしまう青年。女、子供、外国人、誰にでもなってしまう彼は、家具デザイナーとして在宅で仕事をし、人との接触を避けながら生きてきた。そんな彼がある日、家具店で働く女性イス(ハン・ヒョジュ)に恋をしてしまう。外見が変わることを隠しながらも彼女に近づき、やがて彼女に真実を打ち明けることに…。果たして、イスは“中身は同じでも外見が変わり続けるウジン”を愛することができるのか?ウジン役には合計123 ?人の俳優(パク・ソジュン、チョン・ウヒ、イ・ドンウク、ソ・ガンジュン、キム・サンホ他)が出演。誰が次に現れるのかを観る楽しみでもあり、ウジンを演じる多彩な俳優たちの自然な演技のバトンリレーが見どころ。撮影はCGを多用せず、実際に俳優たちが一人の人物をリレー形式で演じたことから、「演出の妙」とも称された。日本の女優上野樹里が特別出演している。本作は、2012年に制作されたアメリカのソーシャルドラマ「The Beauty Inside」(IntelとToshibaのコラボ)を原作としているが、韓国版はよりロマンティックな要素とヒューマンドラマが強調されている。また、2018年に放送された韓国ドラマ『ビューティー・インサイド(The Beauty Inside)』は、映画のリメイクではなく、インスパイアされた別作品として
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